2008年2月


ルワンダの涙

1994年に実際に起こった
ルワンダ虐殺を題材にした感動のドラマ。(2005年、イギリス・ドイツ)
2004年製作の「ホテル・ルワンダ」と設定が似ていて
そちらに注目が集まりこちらは地味な印象でしたが、
作品自体は決して悪くないと思います。
昨日までは友人だった人間が
今日は虐殺の仲間に加わっていて、自分の命を脅かす。
その衝撃は計り知れないが、それに至る背景や虐殺の恐怖があまり作品内で
描かれていないので、少し物足りない気もしました。


Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

世界中で大ブームを巻き起こした
イギリスのTVコメディシリーズ「Mr.ビーン」の
約十年ぶりの劇場版、第二弾。(2007年、イギリス)
主演にはお馴染み天才コメディアンローワン・アトキンソン
映画版は当たり前のことかも知れませんが、TVシリーズと違って
ストーリー性があり、撮り方も全然違いますね。
にしてもビーンはビーンで相変わらず
完成されたキャラクターで面白いですね。
共演のフランス人女優エマ・ドゥ・コーヌさんが非常に魅力的でした。


ユナイテッド93

2001年9月11日、アメリカのみならず世界中を震撼させた歴史的な大事件。
テロリストにハイジャックされた四機の内、三機は目的地に激突。
残る一機「ユナイテッド93」便は目的地に到着することなく墜落。
この作品は93便の中で起こった出来事と
当日、混乱する管制官や軍の様子を描いた実録ドラマです。(2006年、アメリカ)
アカデミー賞で監督賞・編集賞の二部門ノミネート。
実際に起こった事件をドキュメンタリータッチで
生々しく描いているので観ていて重たく圧し掛かってきます。
首都に墜落して沢山の犠牲者を出すまいと
自分たちの命を犠牲にしてまで
テロリスト達に立ち向かって行く乗務員・乗客の姿には心が痛みます。
DVD特典の遺族を追ったドキュメンタリーも必見です。
そしてこのようなことが二度と起こらないでほしいと切実に願います。


クィーン

ダイアナ元皇太子妃の突然の事故死という事態に直面し
苦悩するエリザベス女王と王室の姿。
マスコミが騒ぎ立て、事態の収拾に乗り出した
首相に就任したばかりのブレア首相の姿を描いた実録ドラマ。(2006年、イギリス・フランス・イタリア)
エリザベス女王を演じたヘレン・ミレン
米アカデミー賞、その他で主演女優賞を総なめし話題に。
確かに素晴らしい演技でしたが
作品自体にはあまり魅力を感じませんでした。
感じたのはダイアナ元皇太子妃の人気ってすごいなぁと。


かもめ食堂

フィンランド、ヘルシンキの日本食食堂を舞台にした
心温まるコメディドラマ。(2005年、日本)
監督・脚本は「めがね」「バーバー吉野」の荻上直子監督。
出演は小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ他と
個性派揃いで楽しいやりとりが展開されます。
食堂を舞台にした作品だけに
食べ物の描写が好く、食欲を誘います。
「めがね」もそうでしたが荻上監督作品の
独特の空気はとても心地良いものがあります。
映画にドンパチのみを求める方には
オススメ出来ません。


バベル

バベルの塔をモチーフに
世界各地で起こる不幸な出来事と、その不幸な連鎖を
豪華キャストで描いた
衝撃的なヒューマンドラマ。(2006年、アメリカ)
日本から出演した菊地凛子さんがアカデミー助演女優賞に
ノミネートされたことで日本でも話題に。
製作・監督は「21グラム」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
キャストにはブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
ガエル・ガルシア・ベルナル、アドリアナ・バラーザ
役所広司、二階堂智
などなど。
心を揺さぶられる映画です。
未見の方はぜひご鑑賞ください!!
日本人の描写など賛否分かれるところだとは思いますが・・・。
私はこの作品が大好きです。


スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

妻と娘を奪われた理髪師の復習を描いた
同名ミュージカルの映画版。(2007年、アメリカ)
監督は大好きなティム・バートン
主演がジョニー・デップ
最強コンビで二人は過去に「シザーハンズ」「エド・ウッド
スリーピー・ホロウ」「ティム・バートンのコープスブライド
チャーリーとチョコレート工場」などの
傑作を生み出しております。
観る前はミュージカルということで、少し抵抗がありましたが
始まった途端にバートン監督独特の映像美と
ジョニーの演技と歌声にやられてしまいました。
そして衝撃の結末へ・・・。
傑作ホラーミュージカルと言えます!