2007年9月


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

95年にTV放送され一大ブームを巻き起こした
「新世紀エヴァンゲリオン」を監督の
庵野秀明が自らREBUILD(再構築)した
新劇場版全四部作の第一弾。(2007年、日本)
前のエヴァは劇場版を含め全部観ましたが
それも昔の話で、内容はほとんど忘れてしまってたので
今回改めて楽しむことができました。
内容を憶えてる方でも違いを楽しむことが出来るハズです。
設定なども少し変わってるので今後の展開が楽しみです。


エレファント

グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~
ラストデイズ」の
ガス・ヴァン・サント
監督・脚本・編集を手掛け
カンヌ映画祭でパルム・ドールと監督賞の
二部門受賞という快挙を成し遂げた問題作。(2003年、アメリカ)
コロンバイン高校の銃乱射事件を題材に
高校生のリアルな日常を描いています。
キャスティングにはオーディションで普通の高校生を選び、多数起用。
そうです現実はこんなにも淡々としていて
退屈で、そしてドラマチックではないのです。
この作品はそういった”現実”を映像で表現しています。
と言う訳なので、ドラマ性を求める方にはオススメ出来ません。


トゥモロー・ワールド

P・D・ジェイムズ原作の「人類の子供たち」を
最新テクノロジーと驚異的な長回しで
映像化した近未来SFの意欲作。(2006年、アメリカ・イギリス)
主演はクライヴ・オーウェン
共演にはジュリアン・ムーア、マイケル・ケインなどの演技派。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を監督した
メキシコ出身のアルフォンソ・キュアロン
本作では監督・脚本・編集を担当。
アカデミー賞三部門ノミネート(脚色・撮影・編集)や
その他、各映画祭にて撮影賞や技技術賞など多数受賞。
それもそのはず!
作品中に何度も仕掛けられている
撮り直しが利かない数分間の長回しの緊迫感は圧巻です。
もちろんカメラワークも素晴らしく
その辺を意識して観ないと
この作品の素晴らしさに気がつかないかも・・・。
はい、ストーリーは説明不足で?な感じです。


息子のまなざし

ドキュメンタリータッチの撮影と長回しで綴り
リアリティを追求したダルデンヌ兄弟
製作・脚本・監督の究極の人間ドラマ。(2002年、ベルギー・フランス)
確かに音楽を一切使わず(頼らず)淡々と説明なく進むので
"映画=娯楽"でエンターテイメント性を求めている方には
厳しいかもしれませんが
主人公の心の葛藤を見事表現し、
この作品でカンヌ映画祭の男優賞を受賞した
オリヴィエ・グルメの演技は素晴らしいの一言です。