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2006年3月


ナッシング

「CUBE」「カンパニー・マン」の
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品。(2003年、カナダ・日本)
キャストも「CUBE」とおんなじ人が出てましたね。
真っ白で何もない世界。
さすが奇抜なアイデアと画面構成で楽しませてくれますが、
後半は真っ白な世界に目も慣れてきて
だんだん画面が物足りなくなってきて、飽きてしまいます。
後半に、もう一ひねり欲しかったです。
やはり長編映画では1つのアイデアだけで
ストーリーを持続させるのは難しいですね〜。

↓★ネタバレ〜★↓

あの展開ならいずれ二人が喧嘩するのはみえみえですし
喧嘩しあえばお互い消しあうのは読めましたね。
あとエンドクレジットの後のオマケの意味が解りません。


モンスター

"モンスター"と呼ばれたアメリカ犯罪史上初の女性連続殺人犯
アイリーン・ウォーノスの真実。(2003年、アメリカ・ドイツ)
とは言っても謎解きをする警官やFBIを描いた作品ではなく、
あくまでアイリーンと、彼女と同性愛関係にあったセルビーとの出来事を軸に描く。
やはり見所はこの作品でアカデミー主演女優賞をとった
アイリーン役のシャーリーズ・セロンですね。
美人な彼女が13キロもの体重増加をし醜い姿をさらけ出す。
美しく撮られることしか頭にないヘタッピーな女優とは異なり
彼女の女優魂と作品への意気込みを感じることができます。


笑の大学

天才脚本家三谷幸喜作の舞台劇の映画版。(2004年、日本)
三谷幸喜作の舞台はいくつか観ましたが
残念なことに、この作品は観てません。
メインキャストは役所広司と稲垣吾郎のみで
舞台のほとんどが警視庁の取調室。
密室劇でやはり舞台向きの題材ですね。
とは言っても、三谷さんの脚本は相変わらず面白いし、
役所広司のコミカルな演技も素晴らしい。
こんな演技も出来たとは・・・。
ずばりオススメ作品です。
やはり重要なのは脚本ですね。
舞台が密室で演者が二人だけだったとしても
これだけの面白いものが作れるとは・・・まいりました。


コンスタンティン

キアヌ・リーブスが悪魔祓いのエージェントをかっこよく演じる
「エクソシスト」のスケールを大きくしたようなCGアクション映画。
原作はアメコミの「ヘルブレイザー」。
エンドロールの後にオマケシーンがあるのでお見逃しなく!(2005年、アメリカ)
映像的には好みで
さほど期待してなかったぶん楽しめました。

↓★ネタバレリーブス★↓

悪魔にとりつかれベッドに縛り付けられた少女
オープニングのこの画はまさに「エクソシスト」。
最後、主人公の行動はどこか他力本願な気がしましたね。
悪党(アモン)の親父(サタン)を呼び出して叱ってもらうなんて・・・。
大天使ガブリエル役の女優さん、どこかで観たことあるなぁと思ったら〜
「ナルニア」で白い魔女役のティルダ・スウィントンでした。


ナショナル・トレジャー

ニコラス・ケイジ主演のアクションアドベンチャー(2004年、アメリカ)
ジョン・ヴォイトが出てきた時には
「トゥームレイダー」かよ!と思いましたが・・・。
(ジョン・ヴォイトはアンジェリーナ・ジョリーのパパで
トゥームレイダーではパパ役で出演してました。)
ハーヴェイ・カイテルも出演してましたね。
決してつまらない訳でもなく
面白過ぎる訳でもなく〜
ふつーに楽しめる作品でした。
「冒険もの」で長年いがみ合ってた父子が
宝探しで絆を取り戻すというあらすじは
「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」の
ハリソン・フォードとショーン・コネリーを連想させますね。


SAW

話題のサイコサスペンス映画。(2004年、アメリカ)
低予算・短期間でよくぞここまで作り上げたなぁ〜と。
でも、真犯人が解った瞬間「何じゃこりゃ!!」でしたね。

↓★ネタバレキラー★↓

確かに真犯人は精神異常者ですね。
←(パッケージの真ん中の人)←あんな状態で
6時間以上も微動だにせず二人を監視していたんですからねぇ。
ご苦労様でした。
それとも最後に都合よく目覚めたのでしょうか?
そして鎖に繋がれた二人にタイミングよく電流を
流していたのはザップなのか?真犯人なのか?
よく解りません。
誰か教えてください!!


巴里の女性

すれ違いが生んだ恋の悲劇と悲しい結末。
製作・脚本・監督チャールズ・チャップリン(1923年、アメリカ)
主演のエドナ・パーヴィアンス
短編時代のチャップリンのほとんどの作品で
相手役を演じた女優さんで
チャップリンとは結婚せず、生涯独身を徹した。
チャップリンは演出に専念し”放浪紳士”は登場しません。
やはり完全主義者のチャップリン。
同じ時代の他の映画と比べても圧倒的に完成度が高い。
映像作家チャップリン若き日の野心作と言えます。


ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

「指輪物語」に並ぶイギリスの名作ファンタジー小説の映画版。(2005年、アメリカ)
映画の売りの視覚効果などは
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのWETAと
「スターウォーズ」シリーズのILMなどで
とにかく豪華。
「シュレック」シリーズのアンドリュー・アダムソン監督
初の実写長編映画。
ドリームワークスの「シュレック1・2」では
アンチディズニー的な演出が目立ったアダムソン監督が
ディズニーのもとで正統派ファンタジー大作シリーズを
手掛けることになるとは意外でしたねぇ。
大人から子どもまで楽しめる娯楽映画としては
好く出来ていると思いますが、
序章的な感じですね。
「第2章:カスピアン王子のつのぶえ」
期待です・・・。