申し訳ございません!<BR> フレーム対応のブラウザで<BR> ご覧くだされ!!

2005年9月


メゾン・ド・ヒミコ

「私を迎えに来たのは、若くて美しい男。彼は父の恋人だった。」
これは波乱を予感させる素晴らしいキャッチコピーですね。
監督 犬童一心、主演オダギリジョー、柴咲コウ、音楽 細野晴臣
いや〜主役二人の演技が素晴らしいですね。
それに個性的な脇役も多く、それぞれが活きてます。
中でもルビイは最高じゃないですか。
観終わったあとにもいろいろと考えさせてくれる秀作です。(2005年、日本)
この際、どこかの娯楽映画ありがちな主人公の行動は全てが正しくて
悪役の行動は全てが悪い
「100%正義、100%悪」のような感覚は忘れましょう。
人間は生きるうえで様々な欲望を抱え
それが時に家族を傷つけ、周りの人に迷惑をかけ、
愛する人をも傷つけてしまうことがあるのです。
それでもひとは幸福を求める。
そして男女間の越えられない壁。
それでも親子の
仲間の
愛の
簡単に壊れるものではないと
この映画は訴えているように感じました。


ヴィレッジ

私のお気に入りのM・ナイト・シャマラン脚本・監督作品。(2004年、アメリカ)
確かに期待した分、
真実を知った時にがっくりするかもしれないが
相変わらずシャマラン監督のテクニックはずば抜けている。
この作品のテーマは愛と嫉妬なんです。
愛とは無償で相手に尽くすことなんだと語っているのです。
↓以下超ネタバレ注意報↓
やはりシャマラン作品の最大の魅力は
大どんでん返しでしょう。
と、言う訳でこの映画の巧みな構成を解説いたしましょう。
まず、序盤。
主人公はルシアス(ホアキン・フェニックス)なのかと思ってました。
「サイン」にも出てたしね。実際、序盤はルシアス中心に話が進む。
ルシアスは大好きな盲目の恋人の
目の病気を治す薬がほしいために村の掟を破り
外の世界へ旅立って行くのかと思った。
が、しかし物語の中盤、事態は急展開!
なんと二人の結婚が決まったとたん、
ルシアスは嫉妬したノア(エイドリアン・ブロディ)に刺されて重体!
この瞬間から物語の主人公は盲目の少女(ブライス・ダラス・ハワード)に。
そして、少女はルシアスを助けるために村を出て行くことになるのだが
ここでまた予想外の展開が。
村の年長者は村の外にいる怪物の正体を少女に明かすのだ。
観る側は少女が外の世界へ行く時に怪物の正体を明かしちゃっていいのか?
と一瞬思うのだが、それと同時に話の謎は怪物の正体から
村の存在の謎へとすりかわっていく。
ネットのとあるレビューで怪物の正体が村の年長者の
でっち上げで怪物の作り物もチープだから
勇気ある村の若者が斧かなんかで
立向かって倒せるんじゃないかと書き込みされていたのを読んだが
はたしてそうなのだろうか?
私はこう考える。
村の若者たちはみな、幼いころから親や年長者、
村の学校の先生から怪物の恐怖をたたき込まれていたに違いない。
実際、序盤にそんなシーンがあったし、みんな相当恐れていた。
本当に立向かおうとする者がいるだろうか?
案の定、少女に同行する若い男二人は途中で逃げ出してしまうし。
取り残された少女、怪物が出てくるわけないのに怯えてる。
そりゃそうだぁ、盲目なんだもの。
で、なぜか現れる怪物!!
そして明かされる怪物の正体と村の正体。
ガラス越しに現れるM・ナイト・シャマラン!
最後の最後までびっくりだ。
さっきの同じレビューでは
観終わったあとになんの謎も残らないから印象に残らない
とも書かれていたが、その投稿者に私は問いたい。
じゃあルシアスの生死は?
盲目の娘が感じ取ることができたルシアスの”色”は何色か?と。


チャーリーとチョコレート工場

ティム・バートン監督とジョニー・デップ
「シザーハンズ」「エド・ウッド」「スリーピー・ホロウ」以来
四度目のコラボレーション。(2005年、アメリカ・イギリス)
はっきり言ってバートン監督の「猿の惑星」のリメイク版を
劇場で観た時はがっかりしましたが
今回のリメイクは当りです。
バートン監督は今回「マーズアタック」的なわるのりでよかった。
ジョニーはジム・キャリーみたいな演技で
あらためて何でも出来る俳優だなぁと実感した。
ウンパ・ルンパ役の人
ほんと、ご苦労様でした。
1971年の「夢のチョコレート工場」は観たことがあるので
ストーリーは知っていましたが、
それでも充分楽しめました。
↓以下ネタバレ注意↓
「夢のチョコレート工場」との大きな違いは
工場長ウィリー・ウォンカ氏の少年時代が
断片的に描かれているところ。
ウィリー・ウォンカの父親役はなんと名優クリストファー・リー!
あの歯並びにそんな原因があったとは・・・。
それと制裁を受けた悪ガキどもの
その後が描かれている点。
バイオレットとティービーは
ある意味、再起不能じゃないですかぁ?