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2005年10月


コープス・ブライド

コープス・ブライドは死体の花嫁という意味です。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのティム・バートンが作った
キモかわいいキャラクター総出演で楽しい人形アニメ。
声の出演ジョニー・デップ ヘレナ・ボナム=カーター エミリー・ワトソン
クリストファー・リー(2005年、イギリス)
ストップモーション・アニメってほんと作るの大変ですよね。
多数のキャラクターの人形・建物のセットとか作るだけでも大変。
撮影では1,2秒のシーンを撮るのに丸一日掛かっちゃう。
長編一本作るのに何年要するか・・・
それを考えただけでも私は途方にくれてしまいます。
その生み出された映像はまさに芸術と言えるでしょう。


まだまだあぶない刑事

いつも通りのアブデカ(2005年、日本)
いつも通りのダンディタカヤマ
いつも通りのセクシーオオシタ
いつも通りの銃撃戦
いつも通りの大爆発
いつも通りのユーモア
いつも通りの出来映えで、それ以上ではないです。
なのでファンなら楽しめるでありましょう。


アトミック・カフェ

あのマイケル・ムーアが師と仰ぐ
ケヴィン・ラファティ監督他の
反米ドキュメンタリー映画の決定版!!(1982年、アメリカ)
この映画の映像すべてがニュース映像と
政府の広報フィルムのみで構成され、ナレーション等は一切使用されてない。
その素晴らしい編集マジックには度肝を抜かれた。
アメリカ軍が撮影した広島・長崎の貴重なフィルムから始まる。
冷戦下40年〜50年代の核攻撃の対する知識のない
アメリカ人の恐怖する映像は今見ると大変滑稽で
笑いがこみ上げてくる。
「さあ、もしピカッと閃光が走ったらどうする? そう、首を引っ込めて、頭を隠すんだ!」
「他国に対する恐怖に打勝つためには
自国が強くなれば良いのだ」という発想は
今のアメリカにも受け継がれているのではないでしょうか?
こんな世の中だからこそ、みなさんに
この作品を観て頂きたいと思ってます。


猟奇的な彼女

運命と偶然が交差する恋物語。(2001年、韓国)
コメディ映画として笑えるかは疑問でしたけど
噂通りの良い作品でした。
とにかくヒロインが魅力的で、そのおかげで
二時間観れたと言っても過言ではないです。
↓ネタバレ危険信号↓
猟奇的な彼女がお見合いをする晩
彼女から今すぐお見合い現場に来るようにと携帯電話で呼ばれる主人公の男。
渋々現場にやってくる男。
彼女が席を外している時に男はお見合い相手に彼女と付き合う上で大切なことを話し
主人公は、その場から立ち去る。
猟奇的な彼女が席に戻って来て主人公がいないことに気付き
お見合い相手からその話を聞く。
彼女は主人公の大切さを悟り、主人公を追かけて行く。
そして駅で行き違う二人。
構内アナウンスを使ってまで主人公を呼び出す彼女。
再会して抱き合う二人。
いや〜ロマンチックですね〜・・・んん? ちょっとまて!!
二人とも携帯電話を持っていた筈では?
それとも私が何か見落としたのでしょうか?
とにかく携帯の普及は恋愛ドラマを難しくしたと言えるのではないでしょうか?
今現在単純に待ち合わせで行き違いすることもない。
極端な例をあげてみましょう。
「転勤で引っ越す主人公(男)、引っ越しの日、主人公との思い出に耽るヒロイン。
そして、おもいきって主人公に告白しようと家に電話をかける。
しかし”この番号は現在使われておりません”の応答が。
主人公の家に走って向かうヒロイン。
家の中はからっぽ・・・すでに引っ越しは終わっていた。
愕然とするヒロイン、そこに忘れ物を取りに帰って来た主人公と遭遇。
泣きながら抱きついて告白
めでたしめでたし」
一昔前のドラマではありそうでした。
今現在こんなシュチエーションはほとんどありません。
ヒロインが主人公に逢いたいと思った瞬間、ヒロインは主人公の携帯に電話してるでしょう。
まさか、ここ数年のドラマ視聴率低迷の理由がこんなところに・・・あるかは解りませんけどね。
そんなことより最後の再会には驚きましたね。
二人にそんな接点があったなんて・・・・・・まいりました。


フリーダ

実在したメキシコ人女流画家
フリーダ・カーロの情熱的な人生を描く。(2002年、アメリカ)
フリーダ役にはサルマ・ハエック 共演にはアルフレッド・モリーナ
ジェフリー・ラッシュ エドワード・ノートン
アントニオ・バンデラス アシュレイ・ジャドなどの豪華キャスト。
フリーダは眉毛がつながってますが、
エキゾチックでとてもセクシーに見えました。
シュールなフリーダの絵画と実写の合成は見事。
事故、手術、流産などなど波乱万丈な人生。
それでも自分を貫き通した素敵な女性の物語。


ヴァン・ヘルシング

スティーヴン・ソマーズ監督(ハムナプトラシリーズ)
主演ヒュー・ジャックマン ケイト・ベッキンセール(2004年、アメリカ)
こーゆー娯楽作品は観てて楽しめるか、興奮できるか、だ。
ドラマ性を求めるのはなしとしよう。
そういう意味では序盤はまあまあ楽しめました。
しかし演出は過剰でこってり・・・
ストーリーが曖昧なのも手伝ってか、後半は徐々にクールダウン。
よかった点はハイド氏のキャラクターと
狼男の変身シーンが、ただ毛むくじゃらになるんじゃなくて
脱皮のように人間の皮が剥けるところ。


スクール・オブ・ロック

この作品は単なるコメディ映画ではない!
主演ジャック・ブラック 彼はこの役のために
生まれてきたと言ってもいいくらいの名演。(2003年、アメリカ)
決してロックの魂を強制してるのではない。
確かにきっかけは強制的だったが
子どもたちはそれを楽しんでいた(ラストで決定的に)
周りの大人たちや教育者たちにまやかされてはいけない
自分の進むべき路は自分自身で選ぶのだ。
それをこの映画ではロックで表現している。
↓少々ネタバレ注意↓
主人公は昔のバンド仲間のアパートに居候している。
たまりにたまった家賃は
いつかバンドで当てて返そうと目論んでいる。
一方、その昔のバンド仲間は彼女ができ、
彼女と幸せに暮らすために音楽も諦め就職し普通に働いている。
のっけから夢と現実、幸せと野望を対峙させた
すごい構成ではないか!?
ただ映画の中でクラシックを否定するような表現がいくつかあった。
作品の性質上しょうがないとは思うが・・・
それでもこの作品が秀作であることは間違いない。


キング・ソロモン

元祖アクションアドベンチャー映画とも言える有名な作品。(1937年、イギリス)
1950年に「キング・ソロモン」
1985年に「ロマンシング・アドベンチャー キング・ソロモンの秘宝」
として再映画化されている。
主人公の冒険家アラン・クォーターメインは「リーグ・オブ・レジェンド」で
ショーン・コネリーが演じていた役でもある。
30年代の映画的な技術とかをふまえて観れば
がんばっているなぁと思いますが
展開が多少強引な気がしました。
アドベンチャー映画のハラハラ感もあまりなかったし・・・
部族間の合戦シーンも大勢のエキストラを集めて
壮大なロケーションを行っているが
ど〜もアクション演出がしょぼい。
これでは壮大な合戦シーンも単なる叩き合いにしか見えない。
やはり繊細かつダイナミックな合戦が観れるのは
50年代に黒澤明監督が出てきてからなんですかね〜?