弓道審査(初段)
審査:2006年11月12日
(結婚2年目 冬)

憧れで始めちゃった弓道ですが、
せっかくなら精一杯頑張ってみようかなー、と。


■審査情報■
■全日本弓道連盟により認定される審査で、級位・段位・称号があります。

■弓道審査を受ける為には全日本弓道連盟の会員になる必要があり、各地区の弓道連盟に入会することになります。

   ※ 私は市内の弓道場で行われていた弓道教室に参加してたので、
     そこで入会手続きをしてもらいました。
■審査レベル■
級位は五級 〜 一級、段位は初段 〜 十段、そして称号は錬士・教士・範士の三種類。

級位と段位は熟練度に従って規定があり、とりあえず今回私の審査に関連するものは以下の通りです。

  【五級】 弓道修練の初歩的段階にある者
  【四級】 秩序のある指導を受けており、弓矢の扱い方に進歩があると
        認められる者
  【三級】 射の基本動作及び弓矢の扱いが整い秩序のある指導の下に
        修練を経たと認められる者
  【二級】 修練の程度が三級に比して進歩していると認められる者
  【一級】 射の体型 ( 射型 ) 及び体配が概ね適正であると認められる者
  【初段】 射型・体配及び射の運行共に型にかない、矢所の乱れぬ程度
        に達した者

級位は飛び級OKで、段位は初段より一段階ずつしか昇進できません。
が、「 一級 」 とか 「 初段 」 という風に狙いを定めた受審方法とは別に、「 無指定 」 という便利な受審制度があり、今回の私はコレ。
五級 〜 初段のうち、自分の熟練度に合った段級が貰えます。

また、称号は技能だけではなく、指導者としての実力や人格・教養・功績なども必要で、五段以上の段位を持つことが最低条件となっています。
■審査方法■ 【無指定】
   実技 : 一手 ( 2本 ) 行射
   学科 : 基本的には論文形式で、一般問題と射技問題から出題

四段以下の場合、行射においては審査員過半数の得票があり、学科は60点以上の者が合格とされますが、無指定では成績に応じて五級 〜 初段が与えられます。 ( もちろん五級に達していない場合は不合格ってことだけど、まぁ実際にはありえないでしょう )
2006年当時

◆はじめに
まずは私が弓道を始めた経緯を少し。

昔から 『 道 』 の付くスポーツってやってみたいなぁ〜 っていう漠然としたアコガレがあったので、大学では弓道サークルに入る気満々でおりました。
が、当時授業や実験に追われていた私は、満足にサークル活動に参加する時間が無いことが分かり、泣く泣く諦めたという過去があるのですよ。
籍だけ置いて空いた時間だけ参加することもできただろうけどさ、中途半間にはしたくなかったんだよねー。

それに加え、希望に燃える若人(?)としては
「 大学に入ったらコレをやっておきたい! 」
っていうことが他にも沢山あったのです。

    ・車の免許を取りたい (社会人として最低限これだけは必要!)
    ・アルバイトをしてみたい (お金の為ではなく、社会経験として)
    ・英会話を習いたい (海外旅行にも行きたいし、将来の為に)
    ・就職に有利なワープロの資格を取りたい
                  (パソコンじゃなくてワープロってとこが時代を感じますケド・・・涙)


もちろん 「 弓道サークルに入りたい 」 っていうのも大学に入ってやってみたいことの1つだったわけですが、それはあくまで趣味の範囲のこと。
それ以外は 『 将来の為・社会人になった時の為 』 っていうはっきりした目的だったので、大学時代はコチラを優先しました。

その結果、それなりに充実した大学生活が送れたし、弓道サークルに入れなかったのは仕方が無いことだと納得しておりました。

その後は仕事が忙しくて習い事どころじゃない生活が続き、挙句の果てに入院。そして転職。
さらに1年後には結婚&引越し。
毎日の生活に精一杯だったので、はっきり言って弓道のきの字さえ忘れちゃってましたが、新しい生活にも慣れ、仕事にも体調にもゆとりができてきた頃、偶然初心者向けの弓道教室の案内を見つけたのですよ。
しかも20回コースで¥3,000。 安っ!

こりゃーやってみるしかないでしょう♪
思い掛けないタイミングの良さに、思わず飛びついてしまいました。

いきなり始めようと思っても、『 道 』 と付くからには哲学的・宗教的 ( 神道や禅など ) な要素もあるということだし、なかなか気軽には足を踏み込めない世界だもんね。
特に弓道は、場所は限られているし、特別な道具も必要だし、きちんと指導してくれる人がいないと始められないし。

そしていそいそと通い始めたのが、私が弓道を始めたキッカケであります。


正直言って今更弓道が始められるとは思ってもみなかたし、病気が発病した後は歩くことさえ苦しい状態の時もあったので、ほんと、すべての条件やタイミングがピッタリ合ったという感じ。

こういう時って、今の状況を素直に 『 幸せだなぁ 』 って感じられて、結構嬉しかったり、する。

◆稽古  期間:約半年
さてその弓道教室。

20回の講習で、はしょりながらも射法や体配の基礎を習うのですが、その年の参加者はなんと 2名のみ。
ほぼマンツーマン状態で、有り難くもみっちりと教えていただきました。
今考えると・・・2名とも一応真面目に取り組んではいたけど、 そろって超〜マイペースな性格 だったので、良い生徒だったかどうかは分かりませんが(笑)。
とりあえず的前で弓が引けるようにまではして下さいました。良かった良かった。

講習後は、ヒヨッコながら週3回の一般練習にお邪魔して稽古を続けました。
弓道衣を買って着方を覚えた頃には市民大会に参加し、合宿に参加し。
気が付けば半年が経ちました。


・・・でもねぇ。
週3回の稽古は欠かさず参加していたんだけど、ちっとも上達した実感がありません。
ほんと、習得する事よりも謎が深まる事の方がずっと多いんだもの〜!

やっぱり弓道は奥が深い。
お前は底なし沼か!ってくらい深い。
ま、それが面白いところなんだけどさ。



さてそんな折。
いつも弓道場で指導していただいている方達から、
「 そろそろ弓道審査を受けたらどうか 」
ってな話が出始めました。

私、的にはちーっとも中らないんだけど(汗)、なんとか射型は少しずつ身に付いてきていたらしく、審査を受ける程度には上達できた、らしい。
実感は全く無かったりするんだけど。
射型はマズくないのなら、 なぜ的にかすりもしないんだ 、って感じもするんだけど。


そういえば。
私、昔むかーし、幼稚園 〜 小学生の中学年にかけてスイミングスクールに通っていたんですが、その時にも 『 型 』 だけは良かったのだ。
正しい腕の使い方、指先・首の角度。
みんなのお手本として、前に出されて実演 ( 細かい動きが分かるよう、水中ではなく空中で ) させられたこともありました。

水泳で型が良いということは、無駄な動きが無く、つまり速く泳ぐことができるということ。
・・・のハズなんだけど。

型だけは先生方に絶賛されながら、なぜかスピードは全くもって上がる気配が無いという (爆)。
50mクロールで50秒以内という壁がちっとも越えられず、他のみんなにどんどん追い抜かれてましたからね。
あぁ情けない。

なんだか今回の弓道も、これと同じ気がするぞ・・・ (-_-;)



はっきり言って自信なんて全く無かったけど、例えばあと3ヶ月準備期間があれば自信が持てるのかと言われれば、そんな訳でもないのよね。
多分いつまで待っても不安は取り除けないだろう。

それにもし本当に無謀な挑戦ならば、先生方も勧めたりしないだろうから、受審しても恥ずかしくない程度には上達したのだという風に前向きに考えておこう。うん。

◆審査前日 三段以下講習会
審査前日、ラッキーにもいつもの弓道場で三段以下講習会が開かれました。
参加人数は27名。
その中で一番のヒヨッコだった私は、立ち方・弓矢の持ち方・歩き方・礼の仕方・射の手順や間合い・目線や呼吸法・・・すべてにおいて片っ端から注意を受け、 皆様の 『 悪い例 』 としての役割を立派に務め上げることとなりました。 ・・・しくしく。

今更射が修正できる訳ではないので、そちらは軽く調整する程度に留め ( 一日の指導で直るくらいなら、もうすでにやってるよっ )、体配 ( 弓道場への入場 〜 行射 〜 退場までの一連の流れ ) を中心に指導していただいたのですが、私にとってはそれ以上に大きな意味がありました。

それは、 評価されるという緊張感を体験できたこと。

普段練習を見ていただいている方々からは、 「 いつもの調子で引けば大丈夫 」 とは言われていたものの、審査員が見守る中、その 「 いつも 」 ができない というのが大問題なのである。

え!? え!? 私ってこんなに緊張するんだー!
って思うくらい、ガチガチに緊張しちゃいました。

だってね、腕が震えるだけならいざ知らず、弓をいっぱいいっぱいに引くと弦は胸に接し、矢は頬に接するんだけど、心臓がばくばくいってるもんだから、 その鼓動に合わせて弓矢が動くのが分かるのよ!

もう狙いを定めるとかいう状況じゃないの。
訳分かんないの。
講習会でさえこんな状態なのに、明日の本番はどうなっちゃうんだよー!
うわぁーん、どうしようどうしよう。



約5時間の講習後はさすがにぐったりで、その日はしっかり体を休めなきゃ、と思ってたんだけど・・・。
明日が不安でどきどきどき。

◆審査  2006年11月12日
ばっちりの睡眠不足で迎えた当日。

同じ弓道場で練習している先輩も参段の審査を受けることになっていたので、一緒に会場へ向かいました。
自分の審査が不安なのはもちろんですが、それ以上に困るのは、こういう場合の手順がさっぱり分からないこと。

どういう順番で行われるのか、どれくらいの時間がかかるのか、受付や合格発表はどのように行われるのか・・・。
そういったものが想像できなかったんですよね。
でも一緒に行った先輩が細かく教えてくれたので、とっても心強かったです。
よかったぁ〜。


あとラッキーだったのが、その審査会場は以前に弓道大会で来たことがある道場だったということ。
道場によって規模はまちまちなので、いつもの道場と広さや間合い ( 射手同士の間隔 ) が違うとやりにくいのよ。
色々な大会や審査に数多く参加している熟練者にとっては何でもないことなのでしょうが、私は自分の通っている弓道場しか知らないから、それだけで不安材料だったりするのです。
だって、広さが違うと歩数なんかも変わってくる訳だけど、それに臨機応変できないんだもの〜。
弓道は目線や顔の角度まで決められているから、いつもと違うからってきょろきょろして位置あわせできるわけじゃないし。

歩く時はアゴを引いて4m先の一点を見つめることになっているんですが、大体さ、どうしてそれで的の真正面の位置にピタリと停止できるってのさ。的は自分の左側、28mも離れたところにあるのに。
自分の通っている道場では、何度も失敗を繰り返すうちになんとなく距離感が掴めるようにはなったけど(←でもまだちょっと自信無いの。てへ♪)、初めての道場では無理よ、無理。
皆さん、 馬並みの視野 を持っておられるとしか思えないっす。

特にこの道場は、先輩方にも評判が悪かったりするんですが ( 綺麗だし広い道場なんだけど、位置あわせ等が難しくて違和感があるらしい )、私はいつもの道場以外で来たことがあるのはココだけなので、それだけでも安心できました。



まずは開会式。
今回は級位〜四段までの審査が行われたのですが、受審者数はいつもより多いらしく、合計296名でした。
想像していたよりずっと大人数で、待合室として準備された剣道場でも居場所に困るくらい。
高校生・大学生もかなりいるようです。

審査員の紹介や審査の説明があった後、お手本として先生方5名の射がありました。
さすがに熟練者だけあってすばらしい射型。
・・・なんですが、そんな先生方でも結構的に中らないのを見て、なんだか少し安心しちゃいました(笑)。
こんな人たちでも外すんだもの。
弓道を始めてたった半年の私が的から大外れしたとしても、ちっとも恥ずかしいことじゃないわよ。うん! ( ・・・と、緊張しないように自己暗示をかけてみる )



審査は受審区分 ( 級・段・無指定など ) 毎に行われるのですが、各個人の受審番号は当日発表になります。
私のように段級位を持たない無指定の場合、年齢の若い順にナンバーが振られるらしいのですが、実はその順番って結構大切だったりする。

というのも、実技審査は基本的に5人グループで行われるのですが、その内の何番目かで体配 ( 弓道場への入場 〜 行射 〜 退場までの一連の流れ ) の動きやタイミングが少し違ってくるのですよ。
「 礼に始まり礼に終わる 」 と言われる弓道ですからね。かなり厳密。
初心者にとっては、 動作を間違えたらどうしよう! ってな不安も結構大きいので、できればやりやすい立ち順で引きたいのだ。

こういう場合に一番嫌われるのは一番目 (『 大前:おおまえ 』 と呼ぶ ) だと思うんだけど ( ← 他とは違う動きがあるし、5人の先導役のような役割があるので失敗が目立つ。しかも審査員席の目の前だしね〜 )、私は昨日の講習会でこの大前ばっかり集中的に練習させられたので、その点はクリア。
ま、4人の講師の人に見守られながら、 あんなに片っ端から注意を受けたんだものねぇ。 (^_^;)

ただ、私は5番目 ( 5名グループじゃない時もあるから5番目とは限らないけど、とにかくそのグループのラストの人。『 落:おち 』 と呼ぶ ) の練習不足だったので、そっちの方が不安でした。
もちろん手順は頭に入ってるけどさ、緊張して頭が真っ白になっちゃったら困るしね。

で、貼り出された受審番号を確認し、どきどきしながら立ち順を数えていくと・・・嬉しいことに3的!(←5人中3番目ね)
はっきり言って、 一番楽だ(笑)。
ラッキーだぁ♪



実技は通常段位の低いものから順次行われるので、割と早く回ってきました。
審査前には的前での練習はできないので、控え室に用意された巻藁を1本だけ行いました。最終調整&準備運動って感じですか。

その最低限の準備運動だけで本番が始まり、知らない先生方に、たった1日、たった2本の射だけ見られて合否がか決められてしまう。これが審査なのです。
はぅ。




さて、いよいよ本番。
昨日の講習会では信じられないくらい緊張しちゃいましたが、今日はそれに比べたらずーっと落ち着いてできました。
何となくね、分かったのよ。昨日緊張しまくった原因。

私、普段の練習では、人に見られながら行射する方が安心できるんですよ。
悪い所や間違いがあれば教えてくれる、だから今は自分の思ったとおりに引いて大丈夫。っていう安心感。
私を少しでも上達させようとチェックしてくれているんだと思うと、自然とそういう気持ちになるもんね。
「 どうぞ私の悪い所をしっかり見ててください 」 ってな感じ。

しかし講習会では、初めてお会いした講師の方々に審査と同様のチェックしてもらったのですが、「 ここがダメ、あそこがダメ 」 って間違いや未熟な点をマイナスしながら採点していく方式のようだったので、 「 目を光らせて落とすためのチェックをしている 」 っていう印象を持ってしまったのね。
それでガチガチになってしまったんじゃないかと。

だけどさ、良く考えたら講師の方々は別に私達憎しで粗探ししている訳じゃないのよね。
本当は、少しでも多くの人が上達してほしいと思っているはずなのだ。
少しでも弓道界を発展させようと取り組んでいらっしゃる方々なのだもの。

今回の審査員の先生方も、多分同じ。
審査という名目上、間違いや未熟な点をマイナス評価していくということには変わりはないけど、私にとっては 「 どのような気持ちで見られているか 」 ってことが大切であって、悪い点をチェックされること自体を恐れているわけではないのだ。
それに気付いたら、一気に楽になりました。


それと、あとは自信の持ち方。
臆病になると普段通りの射ができないので、本番では今の自分を信じることも必要だと思うのですが、私はどーーーしても、自分の射に自信が持てませんでした。
もぅ情けないくらい的中率が低いんだもん・・・。

自分のことは全く信じられないけど。
・・・でも、いつも指導してくださってる方達のことは、無条件で、信じられる。
その方達が 「 いつも通りなら大丈夫! 」 って言ってくれたんだから、その言葉を信じよう!と思ったの。
発想の転換をするだけで、案外簡単に気持ちが切り替わるもんですね。
ま、単に私が単細胞ってだけなのかもしれないけどさ(笑)。



そんな訳で、昨日とは比べ物にならないくらい落ち着いて入場。
体配も滞りなく・・・進められる予定だったんだけど(笑)、大前の人が手順をいくつか間違えてしまったようで。

先にも書いたように、大前は5人の先導役。
『 位置やタイミングは大前に揃える 』 っていう場面で間違えると、他の4人はどうして良いのか分からなくなっちゃうし、 『 前の人の動作を追い越してはいけない 』 っていう原則があるので、大前の人が動作を忘れると他の4人は動けない、ということになってしまうのだ。
間違えてるのを知らせようにも、審査中に声を掛けるなんて厳禁だし。

とりあえず自分は間違えずにできたけど、5人の息はバラバラで見苦しかったかも。 (^o^;
まぁ初段くらいまでは許してもらえるみたいでしたけどね。


そして肝心の行射です。
そういえば、この日は快晴で気持ち良いほどの青空が広がっていたのですが、すっごい強風。
袴はバタバタはためくし、突風に体が持っていかれそうになったりして大変でしたが、とにかく思いっきり引けたことに満足満足!
1本目は真下へ外し、2本目は伸び伸びやりすぎて(?)後ろ ( 的の左側 ) へ外しちゃいましたけど。
中らなかったのは残念だったけど、まぁ納得のいく外れ方だったし、緊張せずにいつも通り引けたので良しとしましょう♪

あ。そういえば。
懺悔しなければならないことがあったのだわ。

矢を放った後に弓を倒す ( 弓を持った拳を腰骨の辺りまで下ろす ) っていう動作があるんだけど。
慎重にやったつもりなんですが、前の人にぶつけてしまって、弓で頭を小突いてしまいました!
( ↑ この動作は顔を的に向けたまま行うので、前の人との距離感が分からず、たまーにやっちまうのです・・・ )
ごめんなさいっ!

参段以上の場合は的中が絶対条件ですが、無指定の場合、基本に忠実に引けていることが肝心で、大外れさえしなければ大丈夫なはず。
私は弓を引いてる途中で矢を落としてしまうことがあるので ( 『 失:しつ 』 と言い、この矢はやり直し不可。矢を放つこともできずに終わってしまうなんて悔しすぎる・・・ )、それが無かったのが一番ほっとしました。




その後は気楽に筆記試験。30分間で2問。
てっきり問題文が印刷された用紙が配られるかと思ったら、縦書きラインが入っただけの、とってもシンプルな用紙を渡されました。
問題文はその場で黒板に書かれ、自分の解答用紙に問題文も書き写さなくてはならないらしい。
なんかこう、とっても原始的な感じがするわ(笑)。

だって、事前に問題が漏れることを防ごうとか、そういう理由じゃないのは明らかなんだもの。
なんったって 『 この中から出題します 』 って事前に公表されちゃってますからね。
それだけ実技重視ってことなんだと思うけどさ。

その為、1週間位前から教本をチェックして暗記したり、論文形式の問題は前もって答えを準備していたので楽勝楽勝♪

ちなみに出された問題はこんな感じでした。

   (1)弓道をやって良かったと思う点を書きなさい
          これは本人の気持ちの問題で、正解が決まっているわけではないので、
          とんでもないことを書かない限りOKなんじゃないかと。


   (2)漢字の読みを書きなさい
          弓道に関する専門用語を10問。
          確かに弓道には難しい漢字を使う用語が沢山ありますが、弓道経験者なら
          必ず知っていると思われる、普段から使う頻度の高いものばかりでした。
          漢字の書き取りだったら難しいだろうけどね〜。


早々に解答できてしまうのですが、途中退席ができないので、終了時間までボ〜っとしてました。
でも一緒の会場で審査を受けていた参段の方々は、かなり必死になって記入していたみたい。
段が上がるにつれて難しくなるんだろうなぁ。


しかしそれより何より、 こんなに沢山の人数の解答用紙に目を通し、点数をつけなければならない審査員の先生方が一番大変そうよねぇ・・・。

◆審査結果
結果は当日発表されます。
が、全員の審査が終わるまで待たなければならないので ( 帰りが遅くなっちゃうので、高校生だけは先に発表されるようですが )、一緒に行った先輩とおしゃべりしながら過ごしました。
長い待ち時間だったけど、そのおかげで弓道を続ける上での女性の悩みなど、色々お話できて良かったです。

家庭を持つ女性が自分の時間を作るのは、本当に難しいですよね。環境が許さない場合がほとんど。
私は夫婦2人だけだから良いけど、妊娠・出産 〜 子供の手が離れるまでは完全に子供中心になるし、親の介護などに追われてる人は日々の生活だけで目一杯だもんね。
女性の弓道人口もだんだん増えてきてるらしいけど、私が通っている道場でも毎日欠かさず練習に来ているのは、ほとんどが男性。
子供が既に社会人になり、親の介護生活も終了して見送ってしまったという女性が1人いて、その方だけは練習時間が取れてるみたいだけど、そうなるまで待つしかないんでしょうか。
しかしそんな環境の中、みなさん必死になって練習時間を捻出しているようで、たまにしか練習に出られなくても、時間を惜しんで一所懸命に練習しているようです。
私の生活環境もこの先どのように変わっていくか分かりませんが、なんとか少しでも続けられるように頑張ろう!って改めて思ったのでした。



そしていよいよ!発表の時刻になりました。
張り紙の前に群がる受審者。

先程まで真剣な表情で静かに審査を受けていたのが嘘のように、きゃぁきゃぁわあわあと大騒ぎでした。
落ち着きと平常心を尊ぶ弓道人がこんなんで良いんだろうか(笑)。

そんな雰囲気に圧倒されちゃった私は、少し騒ぎが納まった頃を見計らって、人垣の後ろから覗き込みました。
とりあえず5級より下ということは無いハズなので 『 落ちる 』 ということが無いのは分かってますが、問題はどの段級になるか。

そして結果は・・・。



やったぁ、 初段だぁ♪   わーい! ヽ(^▽^@)ノ
( ↑ ・・・と、静かに心の中で叫ぶに留めました。笑 )



そうそう。
合格すると浮かれちゃって忘れがちですが、合格者はその場で登録料を支払うことになっています。
払い忘れて帰ってしまうと、合格が無効になってしまうらしい。

ちなみに初段は¥3,000。 高っ!
登録料が幾らなのか事前に調べていなかったから、びっくりしちゃったよ。
しかも段位が上がるにつれて審査料も登録料も鰻上りだよぉ・・・。 ((((;゚Д゚))) ガクガクブルブル




賞状は後日弓道場に届き、講師の方から受け取りました。
弓人としてのレベルはまだまだだし、正直言って 「 こんなんで初段もらっちゃって良いんすか・・・? 」 ってな感じもするんですけど (^_^;)
今までの頑張りは無駄じゃなかったんだぞ、この調子で続ければ良いんだぞ、続けて良いんだぞ、 っていう確認ができたような気分。ほっとしました。

今でも失敗ばかりを繰り返しているへたっぴぃですが、初段に相応しい射がいつもできるよう、一歩づつ進んでいかなければ。
奥が深くて、進むどころか悩んで泥沼にはまっちゃうこともあるけど、それが弓道の面白い所だと思って気長に頑張ろうっ!