危険物取扱者(乙種第4類)
試験:2002年06月16日
(社会人4年 春)

畑違いの職場で、なぜ突然危険物なのか !?
う〜ん、なんでだろ(笑)
『気軽に手が届きそうだったから』 っていうのは不真面目ですか?


■資格情報■ 危険物の取扱作業の保安に関して必要な知識および技能を問う資格。
■資格レベル■ 甲種・乙種・丙種の3ランク。

  【甲種】 すべての種類の危険物を取り扱えるが、受験するには
        乙種免状を得た後、2年以上の実務経験が必要。
  【乙種】 取り扱うことができる危険物の種類により、第1類から
        題6類までの6つに区分されている。
  【丙種】 題4類のうち、指定された一部の危険物のみ取り扱うこ
        とができる。

私の受験したのは乙種第4類、いわゆる『乙4』
合格すると、引火性液体の取り扱いや立会いが認められるようになります。

ちなみに資料によると、2000年度の乙種合格率は38.5%だったらしい。
■試験方法■ 【乙種】
  5肢択一のマークシート式。2時間で35問。

    ・基礎的な物理学および化学
    ・危険物の性質並びにその火災予防と消火の方法
    ・危険物に関する法令

  について出題され、それぞれ60%以上正解することが必要。
2002年当時

◆通信教育申込み
以前勤めていた会社では、通信教育補助金という、なかなか嬉しい制度がありまして。
会社の指定する通信教育を優良な成績で終了すると、全額返金してくれるというものでした。

会社が指定する=つまり仕事に役立つと判断された講座の一覧から、各個人自由に選択して受講するのですが、色々な事業に手を出しているグループ会社だったため、様々な業種の社員に対応できるようバラエティに富んだ内容でした。

建設・車体整備・保険・サービス・調理・コンピュータ・運送・園芸などなど。


私の場合はサービス業に従事していたので、
『顧客満足度UP』
だとか、
『ホテル・レストラン接客とクレーム対応』
だとか、本当はそういうのを選ぶことを期待されていたんだろうけど。

ほとんど別業種用のを選択してました(笑)
だってそっちの方が面白そうなんだもの〜。



ま、この制度、実は社内では賛否両論でして。
半年に1度は受講しないと 「向上心なし」 という評価をされてしまうという、半ば強制的なものでした。
私は 「こりゃ〜ラッキーだわ♪」 ってな感じで喜々として取り組んでた口ですけどね。


で、その中の 『乙種第4類 危険物取扱者受験』 という講座に、ふと目が留まったんですな。

何か気軽に取得できる資格は無いかな〜って思ってたところだったので、渡りに舟とばかりに申込み。
もちろん優秀終了してタダで受講する気満々っすよ!

◆試験勉強  期間:約2ヶ月
元々この資格、化学の知識が必要だという事だけは知っていた。

高校で文系だった私は、理科は生物を選択。
化学は『理科1』 (今もそう呼ばれるのかは謎) のレベルで大学に入学しました。専攻は生物。

もちろん生物の勉強をするつもりだったのですが、自然界は様々な分野の事象が絡み合って成り立っている訳でして。

身の毛のよだつほど嫌いだった物理や、興味はあっても脳みそがさっぱり受け付けない化学地学も必須単位として組み込まれておりました。 ( ̄□ ̄;) がーん


個人的な好き嫌いはともかく・・・
一番の問題は、高校で物理・化学を勉強したことを前提として授業が進められていく事だ。
ああ、さっぱり分かんねぇ!!
(後に判明したことだが、それらの授業は高校で物理・化学を選択していた方々もほとんど不可だったという強烈な難しさだったらしい。何も知識の無い私には、難しさの度合いすら判断つかないよっ)



しかし単位はほしい。なんとか乗り切らなくてはなるまい。



ってことで、高校の時化学を専攻した友人に当時の教科書を借り、2年間で勉強する範囲を約1ヶ月で必死こいて習得したという経歴があるのです。
今となっては全く頭に残っていないのだが。


とりあえず頑張った甲斐あって単位も取得できたし、その時ちょっとだけ 『あ、化学って面白い、かも?』 と思ったのよ。
ほんのちょっとだけど。
髪の毛の先っちょくらいだけど。

で、今回の危険物取扱者も、その時の 『ちょっと面白い、かも?』 気分で自分自身に暗示をかけつつ勉強することにした。




まずは物質の性質について。

第4類危険物 ってのは、石油を代表とする引火性液体のことなんだけど、ベンゼンだのジエチルエーテルだのメチルアルコールだの、その名称と特性を丸暗記してしまえば事足りるのだが、私の場合いわゆる亀の甲羅のような構造式を理解した方がすんなり頭に入ってくるのです。
この辺は高校化学を勉強した時の知識が役に立ったかな。



あとは法令。

ガソリンスタンドの給油ホースの長さや洗車機との距離、壁の高さや事務所の入り口の段差まで、すべて利にかなった取り決めがあったのだ! と目から鱗な私。
製造所や地下タンクなど、あまり身近でない施設はなかなか想像できないのだけど、物質の比重・水溶性・発火点・沸点・引火点なんかが分かっていれば、結構予測がついたりもする。なぁるほど。


しかしまぁ、暗記が大の苦手である私の死にかけた脳みそ君は、そんなに都合良く働いてはくれないのだ。
しょーがないので、自分なりに表にまとめてみたり、新たに問題集を買ってみたり。

この先この資格を持っていて、何か役に立つのかしらん、という思いがよぎったりったりもするのだが・・・あえて無視で(汗)

◆試験日  2002年06月16日
試験は近所の大学構内で行われました。

例によって、ご丁寧にも太字 & 下線付きの強調文字で書かれた 『来場には車を使用しないでください』 っていう受験案内を無視して乗り込もうと思っていたのだが、相棒が会場まで送ってくれることになった。
終了したら連絡を入れる約束をして、会場内へ。

うーん、やっぱり男の人が多いな。

試験開始から30分で退出が認められるのですが、私はこういう場ではじっくり派なので (単に解答スピードが遅いだけとも言う。汗) ラスト近くまで残っている事が多い。
・・・のだが、予想外に早く終わってしまった。
しっかり見直しまでしたのに余裕ありすぎ!
あまりに時間が余りすぎるので、ページを飛ばしてしまったんじゃないかと何度も確認してしまったくらいですよ。

なんかこう、拍子抜けというか、何というか。

早々に解答用紙を提出して教室を出る。




どこかで時間を潰しているだろうと思っていた相棒君は、結局どこへも行かず、駐車場でお休みあそばしてたらしい。
まともに陽が当たってるのに暑くないのかしらん?



出題された問題のうち、迷ったのは数問だけ。
もし仮にそのすべてが間違っていたとしても、合格ラインは越えているはず。

楽勝だぜぃ。へっへっへ。

◆試験結果
約1ヶ月後、合格通知が届きました♪
これで私も危険物取り扱えちゃうってもんです。
扱う予定はないけど。


しかしちょっとした落とし穴がありました。

合格通知と一緒に届いた免状交付申請書。
これで改めて免状交付の申し込みをしなければ、正式な取扱者とは認められないというのだ。

受験料の3,400円とは別に、申請手数料2,800円かかるとな?
なーんか騙されたような気がするぞ!




そして後日。忘れた頃に免状が届きました。
運転免許証のようなカード型で、顔写真入り!

受験申込時に提出した写真だ。
その頃仕事が忙しかったので、会社帰りに制服のまま撮ったやつ(笑)
従って、私の免状はホテルの制服姿なのであります。