7)伊豆の鉱物産地 その7―静岡県河津町菖蒲沢海岸の自然金 Native Gold
of Shobusawa,Kawazu Town,Shizuoka Pref..
A.はじめに
菖蒲沢やんだでの採集を終えて,次に菖蒲沢海岸での自然金採集を行なった.
加藤ら(1983)などにも紹介されている有名な自然金産地である.悪天候のた
め余り時間が取れなかったが,結構な数の自然金が見つかった.
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| 図1 菖蒲沢自然金産地(2003;Y氏撮影提供) |
B.産地及び交通
<産地>
河津駅から南に約1.5kmに「亀の博物館」がある.その先が下り坂になっ
ていて,坂の途中を左に入って,坂道を下りていくと漁港に着く.ここはダイ
ビングスクールか何かの駐車場になっており,駐車料は一日1000円である.
産地は漁港の奥の海岸で,海岸転石の中の数cmから拳大くらいの大きさの石
英礫を探し,いわゆる銀黒の走っている黒色の脈の中から黄金色に輝く自然金
をルーペなどで探します.肉眼でも分かるものが採れればかなりの収穫となり
ます.
<交通>
最寄駅:伊豆急行線 河津駅 バス(「菖蒲沢」バス停)もあり.
C.採集鉱物
元素鉱物1種を採集した.
1)自然金 Native Gold
上記のように,海岸転石中の数cmから拳大くらいの大きさの石英礫に伴う銀
黒(輝銀鉱などを主とする硫化鉱物の脈)の中に点在する.大抵はルーペサイ
ズであるが,稀に肉眼的なものも産する.今回,Oさんが2〜3oはあろうか
という良品を採集した. なお自然金は黄鉄鉱(当地でも産出する)と色がよ
く似ており,間違いやすい
実は筆者も1oほどの肉眼で見える標本を採集したが,家に持って帰って見
たら,その自然金は跡形もなくなっていました.かなり落胆しました.
なおこの他にも,水晶,黄鉄鉱などが採集できる.
D.おわりに
日本の代表的な自然金産地で自力採集が出来てよかった.しかし一番の良品
がダメになってしまったのは大変残念である.また行きたいものである.
E.参考文献
加藤 昭ら(1983):鉱物採集の旅 東海地方をたずねて,(築地書館)
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