| JR予土線 | 2006/10/05更新 |
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| 窪川駅に停車中のキハ54系+トロッコの清流しまんと号 | 特急あしずりと並ぶ清流しまんと号/窪川 |
| 路線名 | 区 間 | 営業キロ | 駅 数 | 平均駅間距離 |
| JR予土線 | 窪川−宇和島 | 82.2km | 20 | 4.33km |
| 所要時分 | 表定速度 | 軌間線路/電気方式 | ||
| 127分 | 38.9km/h | 1067mm単線/非電化 | ||
| ※窪川−川奥信号所間は土佐くろしお鉄道中村線、北宇和島−宇和島間はJR予讃線 | ||||
【JR予土線ガイド】
JR予土線は土佐くろしお鉄道の若井とJR予讃線の北宇和島を結ぶ路線で、列車は全て窪川、宇和島へ直通している。土讃線と予讃線を結ぶ短絡路線になっているが、実際にはしまんとグリーンラインの愛称が付けられているように四万十川に沿って走る風光明媚なローカル路線となっている。若井−江川崎間は鉄建公団が建設した新しい路線で、江川崎−北宇和島間はかつては宇和島線と呼ばれていた。
実際の起点は若井だが、ここでは窪川から紹介していく事にする。窪川では土讃線とは離れた予土線専用の3番線から発着している。窪川を出ると土佐くろしお鉄道中村線を走る。四万十川に沿って南西方向を向いて走り、1面1線の若井となる。窪川−若井間は土佐くろしお鉄道中村線となっているが、若井から先も川奥信号所までしばらく単線のまま同じ線路を走る。若井トンネルを抜けて川奥信号所で、土佐くろしお鉄道中村線と分かれる。中村線が右側、予土線が左側の線路を走るが、分岐後ダブルクロスポイントがあり、ここで信号待ちをする時には行き違い設備として使用されている。川奥信号所を過ぎると中村線は右にカーブしてトンネルに入り、壮大なループ線を走り、丁度予土線の左下の谷底に姿を現わす。予土線はそれを見ながらトンネルに入り、中村線と分かれる。トンネルを抜けて1面1線の家地川となる同駅を出ると大正町に入って右手から四万十川が近づいてくる。しばらく四万十川と並行して走り、一旦離れて上宮トンネルに入り、再び四万十川が近づいてきて打井川となる。打井川を渡り、しばらく右手に四万十川の清流を眺めながらの道中となる。四万十の流れに沿うかのように走り、同川を渡って森崎トンネルを抜けると土佐大正となる。同駅は大正町の中心駅で、四万十高校などが駅の近くにある。大正町は四万十川の鮎や椎茸、栗の生産地として有名で、ヒノキなど林業も盛んな町となっている。ここから江川崎まで清流しまんと号はトロッコ車両を開放する。
土佐大正を出るとトロッコ車両を連結した清流しまんと号はノロノロと走るようになる。清流しまんと号は定期ダイヤのスジを置き換えて運行しており、清流しまんと号として運転するときには通常ダイヤよりかなり遅くなっている。四万十川の支流梼原川を渡ってさらに四万十川を渡って黒川トンネルに入る。トンネルを抜けると十和村に入って、蛇行する四万十川を2度渡って並行して走るようになる。若井−江川崎間は線形はそれほど良くないが、鉄建公団が建設した新しい路線だけに所々にコンクリートの高架橋などが見られ、線路もコンクリート枕木が採用されており、乗り心地は良い。橋げたが低く、川の水が増すと川の中に沈んでしまうことで有名な沈下橋を左手に見て、芽吹トンネルを抜けて三島渓流を渡って土佐昭和となる。大正、昭和と駅が並んでいることで有名な土佐昭和駅だが、昭和という地名はかつての昭和村の名残となっている。十川村と合併して現在の十和村となったが、今現在は窪川町、大正町との2町1村での合併が計画されている。土佐昭和からは左手に四万十川が並行し、大保木トンネルに入る。トンネルを抜けて左にカーブしてしばらく西向きに走り、十和村役場への最寄駅十川となる。駅の西側約1キロほどのところに十和温泉があるが、それ以外は特にめぼしいものはない。十和村も大正町同様キノコと四万十川の鮎が有名なところで、清流四万十川のこいのぼりの川渡しなどが有名な村である。四万十川沿いにはキャンプ場などが点在しており、清流四万十川を中心とした自然を満喫できるところでもある。
十和を出ると一旦四万十川と離れて走り、同川を渡って西土佐村に入る。右手に四万十川の流れを見ながら走り、半家沈下橋を見て、四万十川を渡り1面1線の半家となる。難読駅名で有名な駅だが、駅周辺には何もない。左手に四万十川を見ながら走り、長生沈下橋を見てしばらく南下して行き、四万十川とその支流広見川の合流地点を見て、広見川を渡り1面2線の江川崎となる。駅の南東方向に西土佐町の中心部があり、村役場や小中学校、村民グランド、カヌー館などの施設がある。江川崎はかつての宇和島線の終点で、ここまでが鉄建公団によって造られた新しい路線で、ここから先は国鉄宇和島線、宇和島鉄道により開業した古い路線で、元が軽便鉄道のため線路規格が非常に低いところもある。清流しまんと号のトロッコは同駅までで、ここから北宇和島までは通常ダイヤで運転される。
江川崎を出ると右手に広見川が並行するが、これまでの道中と違い、荒れたか細い線路を走り、木々に邪魔されて清流を眺めての道中という感じではなくなる。右に左に曲がりくねりながら走り、北に進路を取ったところで西ヶ方となる。さらに広見川に沿って北上していき、県境を越えて愛媛県松野町に入る。蛇行する広見川に沿って走り真土となる。広見川を渡って国道381号線と交差して2面2線の吉野生となる。ここから先北宇和島までは軽便鉄道として開通した路線となる。同駅を出ると再び広見川を渡って、松野町の中心部に入っていき、1面1線の松丸となる。同駅は松野町の中心駅で、町役場にも近く、駅周辺には松野町の観光スポットとなっている虹の森公園や俳人芝不器男の生家を保存した芝不器男記念館などの施設がある。この他駅からかなり離れているが、南のほうには国立公園滑床渓谷があり、四万十川の源流となっている渓谷美を楽しむことができる。また、駅構内にはまつの温泉ぽっぽ温泉が併設されており、入浴は有料だが、足湯は無料で開放されている。
松丸を出ると国道381号線と交差して広見町に入る。出目は南愛媛病院への最寄駅で、同駅を出ると右手に広見町役場を見て、奈良川を渡って近永となる。同駅は北宇和高校への最寄駅で、宇和島から同駅までの区間列車の設定もある主要駅である。
近永を出ると右手に三間川を見ながら北西方向を向いて走り深田となる。三間町に入って、このあたりの予土線としては珍しい直線区間を走り、大内となる。大内から左にカーブして二名となる。このあたりは駅間距離が短い。二名からしばらく西を向いて真っ直ぐ走り、三間町の中心地が見えてくると2面2線の伊予宮野下となる。駅周辺には町役場など町の施設が集結している。三間町は山間の盆地の中に町があり、狭い盆地に水田地帯が広がっている。
伊予宮野下を出ると1キロ弱で1面1線の務田となる。このあたりは三間の盆地の中にあるが、ここから次の北宇和島までの間は6キロほど峠越えとなる。宇和島市に入り峠越えの様相が顕著になり、山を下って行く様がわかる。このあたりは軽便鉄道で開業しているためカーブがきつく、急勾配とともに予土線の気動車を苦しめる。30km/h〜40km/hという超低速で山を下っていき、眼下に平地が見えてきてもさらに下り、右手に予讃線の線路が見えて、それと合流すると終点の北宇和島となる。北宇和島は1面2線で、列車はここから先予讃線に乗り入れて宇和島まで運転されているので、北宇和島に折り返し設備等はない。
| 窪川 | 若井 | 家地川 | 打井川 | 土佐大正 | 土佐昭和 | 十川 | 半家 | 江川崎 | 西ヶ方 | 真土 | 吉野生 | 松丸 | 出目 | 近永 | 深田 | 大内 | 二名 | 伊予宮野下 | 務田 | 北宇和島 | 宇和島 | |
| 普 通 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
| JR予土線ダイヤ 2006年3月18日改正現在 | ||||
| 時間帯 | 種別 | 運転区間 | 下り | 上り |
| 終日ダイヤ | 普通 | 窪川−宇和島 | 7本 | 6本 |
| 窪川−江川崎 | 0本 | 1本 | ||
| 江川崎−宇和島 | 1本 | 2本 | ||
| 近永−宇和島 | 4本 | 5本 | ||
| 合計本数 | 12本 | 14本 | ||
since2004/07/26
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