2004/09/26更新

【JR長崎線(喜々津−浦上間)ガイド】
JR長崎線はJR鹿児島線の鳥栖と長崎を結ぶ路線で、喜々津−浦上間は旧線と新線に分かれており、特急列車や普通電車は新線を経由し、旧線には気動車による普通列車が運転されている。ここではその旧線をガイドしていきます。
新線と旧線が分かれる喜々津は2面3線で多良見町の中心部に駅があり、北側に喜々津シーサイドタウンが広がり、山側にも住宅地が広がっている。喜々津を出ると浦上線と呼ばれる新線が左にカーブして分かれていき、旧線(長与線もしくは長与廻り)は右にカーブして海沿いを走る。短いトンネルを抜けながら入り組んだ海岸に沿って走り、1面1線の東園に着く。大村湾を望ながらの道中は景色がよく、ローカル線の旅を存分に楽しめるが、長崎方面への速達性を考えると長与経由の旧線では時間がかかりすぎるので、新線建設となったようである。将来的にはさらに諫早から長崎まで長崎新幹線が建設される予定だが、新線は線形がよいので、狭軌高規格路線としてそのまま流用する可能性はある。2面2線の大草は大草フェリーターミナルへの最寄駅になっており、大村方面への連絡船が発着している。同駅を出ると左にカーブして内陸に入っていき山越え区間になる。松ノ頭峠を越えて長与町に入り1面1線の本川内に着く。同駅は当初スイッチバック駅だったが、2002年3月から通常の駅に変更され、棒線化されている。スイッチバックの跡は残っており往時を偲ぶことができる。峠から下って行き、長与の町が見えてきて、左手に長与ニュータウンを見て、右手に中尾城公園が見えると2面2線の長与に着く。駅舎は橋上化されており、長与町の中心として相応しい造りになっている。長崎市へのベッドタウンとして利用者も多く、長崎方面から同駅折り返しの列車も設定されている。高速化から取り残された旧線が生き残っているのも同町のおかげといっても過言ではないだろう。
長与を出ると町の中を走ってすぐに1面1線の高田に着く。長崎北陽台高校への最寄駅となっており、南側には青葉台団地もあり、さらにその南には少し離れているが、長崎商業高校や長崎シーボルト大学もあり、利用者は少なくない。川平有料道路と交差して左にカーブして行き、長与町と長崎市の境に1面1線の道ノ尾がある。このあたりまで来ると山の斜面に住宅が張り付いており、長崎市の郊外の住宅地という印象を受ける。道ノ尾を出るとさらに南下して行き、左手に長崎電気軌道の赤迫電停を見て、しばらく走って1面1線の西浦上に着く。同駅周辺はそれなりに市街地を形成しており、少し離れているが、長崎大学や三菱重工があり利用者は少なくない。しかし、長崎大学へは長崎電気軌道の方が便利だ。西浦上を出ると高架線を走り、右にカーブして、トンネルを抜けた新線が高架に上がってきて合流して複線高架となってしばらく長崎市内を南下して行く。左手に長崎電気軌道の浦上車庫を見て、浦上川を渡って、右手にビッグNスタジアム、平和公園を見ながら走る。平和公園の反対側には爆心地があり、原爆資料館などがある。高架から下りて2面2線の浦上に着く。平和公園などには少し遠いが、長崎市北部の観光への拠点駅にもなっていて、全ての特急が停車する主要駅になっている。駅の東側からは長崎電気軌道が発着していて、平和公園方面などへはここで乗り換えるのが便利だ。ここから先は新線と合流して複線で終点の長崎へ向かう。なお、旧線の列車は全て長崎発着となっている。
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