キンバリーのお料理一人でやっちゃうぞ!!
2003年11月15日(土)
Kimberly「キンバリーの!!」
謎のタヌキ「お料理一人で!!」
Kimberly&謎のタヌキ「やっちゃうぞー!!」
(オーディエンス拍手)
<面積事項>
今日の日記には、少し刺激の強い表現が含まれます。読者の皆様の精神衛生に関しては細心の注意を払っている次第ではございますが、万一、読者の皆様が今後食事をとられる際に不快な思いをされることがありましても、こちらとしては責任を負いかねますので、恐れ入りますがご了承の方のみ読み進めていただくようお願い申し上げます。
Kimberly「今日もKimberlyが一人でお料理を作る時間がやってきたね。君、誰?」
謎のタヌキ「僕は、Kimberlyお兄さんのお料理をお手伝いするイカすタヌキ、ボッキー君さ。よろしくね。」
Kimberly「そうかあ、ぶっちゃけいらねえんだけどよろしくたのむよ、ボッキー君!!」
ボッキー「さあ、早速だけど、今日は何を作るの?」
Kimberly「カレーさ。さあ、ボッキー君、カレーを作るには何が必要かな?」
ボッキー「そうだなあ・・・お肉!!」
Kimberly「そうだねえ。さすが、ボッキー君。今日は、カレー用のお肉を2パックも買ってきたのさ。すごいだろ。」
ボッキー「すごいー!!」
Kimberly「さあ、ボッキー君、カレーにお肉は必要だねえ。でも、お肉ばっかり食べてると、太って豚になって、今度は自分がカレーに入れられる番になっちゃうよ。」
ボッキー「きゃー、怖いー!!」
Kimberly「そう、怖いねえ。だから、他に何が必要かい?」
ボッキー「うん、そうだなあ・・・にんじん!!」
Kimberly「おう、で、他は?面倒くさいから全部まとめて言ってくれ。」
ボッキー「たまねぎ、じゃがいも、マッシュルーム(以下お好みにより)」
Kimberly「そうさ。でも、ボッキー君、何か大切なものをひとつ忘れていないかい?」
ボッキー「大切なもの?うーん、何だろう・・・。」
Kimberly「カレーを作るにはカレー粉がなきゃカレーはできないだろう?」
(オーディエンス爆笑)
ボッキー「そっかあ、ボッキーうっかり。」
Kimberly「ボッキー君、うっかりしてちゃあだめじゃないか、このdumbass。」
Kimberly「さあ、ボッキー君、最初は具材を煮れる状態にするところから始まるね。ボッキー君、おなべで煮れるようにするには、具材をどうしたらいいかい?」
ボッキー「野菜を一口サイズに切る。そして、お肉はあらかじめ炒める。」
Kimberly「そうだね。今日は、僕がお肉を炒めるから、君が野菜を切ってくれ。」
ボッキー「わかったよ、まかせといて!!」
(作業を始める)
Kimberly「ボッキー君、気をつけるんだよ。包丁で指を切らないようにね。」
ボッキー「わかってるよ、お兄さん。僕は器用なタヌキなのさ。」
Kimberly「いやあ、油断は禁物さ。僕が小学生だったころ、調理実習の時間にお豆腐を手の上で切る実習があったんだ。手の上で包丁を乗せるということで、皆のあいだに戦慄が走ったんだけど、クラスメートのRobert Palmscars(仮名)は果敢に豆腐を手の上にのせ、包丁で切り始めたんだ。皆、固唾をのんで、しばらくその様子を見ていると、彼の手の上で切り刻まれた豆腐の切れ目がすこしずつ赤く染まっていくんだよ。そして、ルービックキューブのように一口サイズの豆腐が詰まれた彼の手の上で、豆腐は赤と白の見事なコントラストを生み出したのさ。彼はなぜか、歯をくいしばっていたよ。そのあと、彼は保健室さ。」
(オーディエンス爆笑)
ボッキー「僕は、そんな失敗しないよ。ほら、できた。」
Kimberly「お見事!!他の具材も頼んだよ。ボッキー君。」
ボッキー「まかせといて!!お兄さんも早くお肉炒めなよ。」
Kimberly「もちろんだとも。」
ボッキー「Kimberlyお兄さん、うまくできてる?」
Kimberly「やあ、ボッキー君、Kimberlyうっかりしちゃったよ。」
ボッキー「どうしたの?」
Kimberly「炒めたお肉は炒めたあとお鍋で煮るんだから、お鍋の中で炒めようとしたんだけど、お鍋が薄すぎて、お肉がぼろぼろに底にこびりついちゃったよ。」
ボッキー「どれどれ?(一瞥)・・・本当だ。肉片がばらばらになっている。これが本当のばら肉。」
(オーディエンス爆笑)
Kimberly「うまいこと言うじゃないか!!しかも、これ、ばら肉じゃないし。」
ボッキー「でも、本当に固くこびりついちゃって取れないね。」
Kimberly「ああ、いつか見た夢のようだ・・・。」
ボッキー「夢って?」
Kimberly「いやあ、よく見る夢なんだけどね。ある囚人が公開処刑される夢なんだ。処刑場はなぜかコロシアムで、観客席は満員。観客が死を間近に見物したくて欲望を抑えきれず大歓声をあげる中、囚人が運ばれてくるのさ。囚人の目の前にはギロチンが重々しく構えている。そして、その向こうには巨大なシュレッダー。そして、その向こうには油をひいた巨大な鉄板が黒煙の炎によって熱されている。囚人がギロチンに縛り付けられると、場内の歓声はいよいよ最高潮になるんだ。そして、死刑執行の合図と同時にギロチンの糸が切られると、刃が容赦なく囚人の頭部を切断。激しい血しぶきをあげ・・・。」
ボッキー「血しぶき隊。」
(オーディエンス、ブーイング)
Kimberly「話にちゃちゃ入れんな。で、血しぶきをあげ切断された頭部が宙に舞う。ふと見ると、宙に舞ったのは頭部ではなく、身体の方であった。飛ばされた身体は、その後ろの巨大なシュレッダーに入り、さらなる血しぶきと肉片をとばしながら粉々になる。それを見て観客は大興奮し、歓声をあげる。そして、それが終わると、その肉片はその向こうの鉄板の上に移される。ジュワーッという音とともに黒煙はさらに激しくあがり、肉片はその鉄板にこびりついて取れなくなる。それをあたかも見物させるように、切断された真っ赤な頭部は、鉄板の斜め45度上あたりにつるされるんだ。そして、そのあと、観客全員がその囚人の肉片も頭部ももろとも美味しそうに食べるという夢なんだけどね。夢の中で、僕はVIP席で見物しているんだ。不思議とその場では怖いという気持ちは少しもない。しかし、目が覚めると、もう二度と眠りたくないと思ってしまうよ。」
ボッキー「いやあ、すごい夢だねえ。公開処刑で思い出したけど、かなり前、本屋で『SAPIO』を立ち読みしてたんだ。そしたら、二人の中国人がスタジアムみたいなところに看守のような人に連れられている至近距離の写真があって、そこに『中国○○省で公開処刑を受ける麻薬の売人』と書かれていたのを見たことがある。数分後には死ぬことが分かっている人の顔の表情を見た僕は、その夜眠ることができなかったよ。」
Kimberly「でも、僕が驚くのは、君が『SAPIO』を読むということだ。」
(オーディエンス爆笑)
Kimberly「さて、肉片の問題はどうにかこうにか片付いて、これから具材をぐつぐつ煮るんだよね。」
ボッキー「そうだよね。」
Kimberly「さあ、ここからが時間がかかるところなのさ。お肉やお野菜がお手ごろに柔らかく待つまではいばらの道さ。その間には、たくさんの紆余曲折があるんだけど、ボッキー君、君は着いてこれるかい?」
ボッキー「へっちゃらさ!!僕は、人生の酸いも甘いも経験したタヌキさ。紆余曲折なんかへっちゃらさ!!」
Kimberly「そうか、頼もしいじゃないか。」
紆余曲折の末・・・
Kimberly「やっとできた!!今日もKimberly、一人でお料理作ったぞ!!さあ、食べてみよう。おおいしーい!!本当においしいよ。ちょっと会場の皆さんも食べてみてください。」
(オーディエンスのコメント)
46歳主婦「こくがあって、おいしいわね。私もお料理に取り入れていきたいわ。」
17歳高校生「すっごくおいしいよ。」
69歳男性「いやあ、たまげたよ。この美味。体中が若返りそうさ。」
28歳銀行員「さすがだね。こんなにおいしいたぬき汁を食べたのは初めてだよ。」
Kimberly「さあ、とってもおいしくできあがったところで、そろそろお別れの時間がやってきました。皆さんとのお別れはつらいけど、また見てくださいね。それでは、皆さんご一緒に。キンバリーの、お料理一人で、やっちゃうぞー!!ありがとうございました。ごきげんよう!!」
Performed by Kimberly
Chang and ボッキー
Transcribed by koichi
kimuRa