クラシックの音楽会
2003年9月5日(金)
大阪芸大の知人が音楽学科全体の定期演奏会に出演するということで、チケットを無料でいただいていた。
無料だから貰った。当たり前や、んなもん金払うか、あんだら、ぼけぇ!!失敬。
まあ、無料で貰っていたので、その定期演奏会に行ってきた。
やはり、生の迫力や音圧には圧倒された。
大阪芸大の演奏は、ピッチを外してなくて、ストレスなく聴けた。
まあ、そんなことは当たり前のことで、敢えて言うのは失礼なのかもしれんが、
大昔に見たプロの交響楽団以外は、中学生や高校生のピッチを外したオケや管楽器しか聴いていない僕にとって、
大阪芸大生の演奏は、ストレスを感じずに聞けた。
また、ロックやポップス側の僕にとって、クラシックは音楽のために各楽器がひたすら歯車にならなくてはいけなく、
個を出す事は許されないジャンルであったが、結構華のあるプレイをしている人もいてかっこよかった。
また、クラシックと言うと誰でも知っているベタなスタンダードばかりやるのかと思っていたら、
印象派から現代音楽までがほとんどで、打楽器のみの曲なんか、とてもすごかった。
ティンパニ、シロフォン、グロッケン、トライアングル、ミュートをかけてないスネアとミッドとロウのタムのセット(何て言うかわからん)
などで、4人編成だった。延々ドカドカやっていたが、そのダイナミクスの表情のうねりには圧倒されたし、
シロフォンやグロッケンのフレーズも前衛的で素晴らしかった。
あと、4人がどうやって合わせていたのかわからない。
聴いた感じでは、もうむちゃくちゃでどこが拍なのかさっぱりわからなかったからだ。
やはり、皆さん、相当のやり手だ。それに、曲自体はすごく70年代のプログレッシブな感じに聞こえて、
イマジネーションが触発されたぞ。
その後も、普段見れないような演奏が見られたのだが、とりはなんと言っても大編成の金管オーケストラ。
とにかく、人数も多けりゃ、音圧もすごい。曲自体は対して興味も持てなかったが、
舞台を客席から見ながら、妙な違和感を感じた。
一番後ろに置かれているティンパニの後ろにティンパニ奏者がいるのだが、
彼がまったく演奏していないのだ。センター分けの小柄な人で、
大オーケストラの向こうでちょこんと立っているのだが、まったく、ティンパニを叩かないのだ。
しかも、彼の立っている位置と、僕の座ってる場所は、位置的に向かい合っていて、
僕は彼とずっと目が合っているのだ。そんな彼は、ティンパニの後ろに立っているのに、
ティンパニを全然叩かない。
「さては、トラブったな・・・。」
僕は、内心にやりとする。しかし、おかしなことに彼は焦る様子もなく、じっと立っている。
演奏会が終わって、知人にメールを送った。
「おつかれさまです。生クラシックを見たのは久々なんで、刺激を受けました。
また、あったら呼んでください。
ところで、最後のオーケストラのティンパニ奏者が全然演奏できてなかったのが惜しいですな。」
しばらくして、返信が来た。
「遠い所来てくれてありがとうございました。次回も、お誘いします。
確か、最後のオーケストラにティンパニ奏者はいなかった様に思うのですが・・・。」
Written by Kimberly Chang
Translated by koichi kimuRa