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ゆきさきの父の作品
MS-06Fsx
”BLADE”





| 機体解説 この機体の生い立ちは、先の2機とは多少異なる。 MS−07グフを設計する際に、 「まずどれだけ軽量化できるのか?」を、 MS−06Fsをベースに試してみた、それがMS−06Fsxである。 外観はノーマルのザクと変わらぬように、それでいて装甲の軽量化、材質の変更などによって、 実にノーマルのザクに対して70パーセントまで軽量な機体に仕上がった。 この実験結果をもとに、固定武装や、地上戦に適した装備を施す事によって、 YMS−07プロトタイプグフが生まれるのである。 この機体の実験機としての任務は更に続く、 軽量化されれば、こんどは”空”を目指す、 この機体で実験されたのは、推力部門である。 バックパックを大型・高出力化し、姿勢制御用のスタビライザーブレードを装着する事によって、 ほんのわずかの間(それこそジャンプ程度)ではあるが、 空中機動能力を与えられた。 ただやはり”飛んだ”ではなく”跳んだ”レベルには違いなく、 飛行試験型の実験は後のグフベースのものに移行する事になったのである。 ここでお蔵入りするはずだったMS−06Fsxを戦場に導いたのは、 キャサリン・カーチス大尉である。 それまでの乗機はMS−07Bグフだったのだが、 ”グフより軽い”機体を求めていた彼女にとってはまさに格好の機体だったというわけである。 この機体が彼女の元に渡った経緯についてはまた別の話・・・ |

キャサリン・カーチス大尉
| 製作記事 コンセプトは、”飛べなさそうだけど、多少空中機動はできそうかな”というザク、 前回出展した、”RX−78withG−リフター”と、空中戦をやらせたかったわけです(笑)。 で、なんでグフでなく、ザクでなくてはならないかという理由を設定するために、 ”グフ飛行試験型”の前の機体というのを考えてみました。 ですから、この機体だけベースがJ型でもS型でなく、比較的古めのFs型なのです。 で、脚部はほぼノーマルな外観(膝カバーのみ、ディザートザクのものに交換)で、 背部バックパックのみを大型化、 これは1/100MGザクのバックパックのカバーをかぶせ、 大型のブースター、小ぶりのプロペラントタンク、 レビゲルフからスタビライザーブレードを装着してます。 いかにもバランス悪そうですが、この機体コンセプトの反省を糧に、 グフ飛行試験型が製作されたというのもアリかな?とか。 でもって、使いこなせれば地上戦に特化した機体という、 都合の良い解釈もしてます。 ちなみに両肩をスパイクアーマーにしたのは、グフを意識したというよりもむしろ、 軽いっぽさを表現したかった(G−リフターのときにノーマルのシールドを採用しなかったのと同じですね)のと、 パイロットの性格を表現したかったのです。 そして、後者のためにはスパイクは必須でした(笑)。 実験機段階ではスパイクアーマーそのものがオミットされていたかもしれませんね。 武装については”動き易さ”と軽さを最優先に、 固定兵装はグフカスタムより三連ランチャーを流用、 右手には同じくグフカスタムのサーベルを握らせました。 そして腰には吸着地雷(と解釈)を3発ぶらさげました。 さて、ガンダムに勝てるかな? |

| [奇襲?] 「おっ、コンドルさんのお出ましだ」 小高い丘の上、 MS−06J改”ロング・ボウ”の肩に装備されたセンサーユニットが映し出したのは、 連邦のMSだった、”ロング・ボウ”のパイロットは、その不鮮明な画像を2機のザクに転送する。 「やっぱりあの白いのと同じ機体がベースになってるみたいだね、こわいこわい」 「ヒューッ、キレイな機体じゃないか、腕がなるねぇ」 二人のパイロットの反応からは、緊張感は感じられない、 まぁ、いつものことだ。 ヘタな偽装を施された格納庫から、そのMSが全貌をあらわす。 RX−78系の機体、いや、グレーに塗装されたRX−78そのものだが、 背中には、奇妙な形の大型ランドセルが装着されており、 その折たたまれた巨大な翼がゆっくりと展開する。 「本気でMSを飛ばせる気なんだね。ま、ウチの機体よりだいぶ軽・・・えっ?」 「おっ、おい」 「あーもうじれったいねぇ、行くよ!」 モノアイが鈍いピンクの光をはなち、 飾り角を装着した隊長機MS−06Fsx”ブレード”がその姿をさらけ出した。 「アイツはあたしの獲物♪ザコは任せたよ!」 タイミング少し遅れて、もう2体のザクも立ち上がった。 「ま、キャサリンにしてはガマンしたほうだな、ザイル、大きい熱源反応はもう三つだ。」 「了解!GMだよね?」 返答を待たずして、キャサリンの駆るブレードのあとを追いダッシュする、 ザイルのMS−06J改RSC”ハンマー”。 ただし、その武装量の違いからか、スピードは遠く”ブレード”に及ばない。 ”ハンマー”を走らせながら、コクピット内のザイルは、 火器管制システムの設定を開始した。 「ったく、作戦もへったくれもねぇなぁ」 一機取り残された形となった”ロング・ボウ”のパイロット、エイルは、 機体を移動させつつ増設のスコープを左眼にあてた。 およそザクには似つかわしくない長大なライフルと、左肩のセンサーユニットが連動してターゲットを探す。 格納庫から出てきた2機のジム、その片方が犠牲になった、 無慈悲な銃弾が正確にジムのジェネレーターを貫き、爆発。 その轟音が戦闘開始の合図になった。 ほぼ同様のタイミングで、”ハンマー”の各部に装備されたミサイルが発射される、 まさに掃討、ジム一機、そして数台の戦闘車両が同時に被弾、 火柱が数箇所であがった。 パチンと、指を鳴らす音、 「キャサリン、ジム一機そっちに行ったからね!」 ・・・返事はない。 キャサリンのターゲット、通称”コンドル”は、ビームライフルの銃口を”ブレード”に向ける。 眼前のディスプレイに、その拡大画像が表示される、瞬間、ビームライフルが発光、 ”ブレード”は、およそザクとは思えない反応速度で、体をかわした。 「あたらないねぇ!」 ”ブレード”は左腕に装備された三連ロケット砲を構える、 しかし、その”コンドル”の前にジムが立ちふさがり、マシンガンを放つ。 「ちっ!」 左腕を下ろし、再び走り始める、絶妙なリズムで体を左右にかわしながら、 ジムとの距離を縮め、腰のサーベルを抜いた。 「邪魔なんだよ!」 まさに一刀両断だった、ジムが上半身と下半身真っ二つになり、その上半身が地上に落下、爆発。 爆風から姿をあらわす”ブレード”、その切っ先は”コンドル”に向けられていた。 「わたしは3時間も待ったんだからねぇ、相手してもらうよ!」 コンドルは、ビームライフルを腰に納め、ビームサーベルを抜いた、 そしてスモールシールドを構え”ブレード”との距離を縮め始めた。 「上等!」 2機のMSが激突しようとしていた・・・ ・・・続く・・・のか?(苦笑) |
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