RAYシリーズ
きもちいいよ、ロックオンレーザー!

タイトーから発売された、レイフォース、レイストーム、レイクライシスの3部作。
私は、レイフォース(レイヤーセクション)のためにセガサターンを買い、
レイストームのためにプレイステーションを買った。

ロックオンレーザーについて
このシリーズが、シューティングゲーム界にもたらした最大の功績は、
ロックオンレーザーというシステム。
それまで、縦スクロールシューティングゲームにおいては、通常の水平方向への攻撃と、
背景である地上攻撃を使い分けているものは多数あった。
たいていの場合は、自機の正面にサイトが設置され、その範囲をボムで破壊するという、
ゼビウス以来の古典的な方法であった。
それを、一歩どころか二歩くらい前進させたのが、ロックオンレーザー、サイトに触れたものがロックオンされ、
レーザーを発射することによって、対象物を破壊できる。
特徴は、それを複数ロックオンし、1ボタンで同時に破壊できる点。
それによって得られる効果は、主に以下の3つ。

1、連続ロックによって、得点が倍増するため、ハイスコア狙いの攻略がたのしめる。
  (最後にロックした敵のスコアによって、得点も変わるため、ロックする順番なども考えたり・・・)

2、多くの敵キャラが、自機よりも低高度(こちらからの攻撃可能)から、水平線上に上昇するため、
  危機回避という意味ももつ。(この辺の映像的な演出も秀逸)

3、単純に、見た目がキレイ→カッコいい
  これは大切な要素、ためてためて、レーザー打ち込んで、あちこちで同時に爆発の花火、
  レーザーが敵めがけて縮小されつつ飛んでいくのが美しい。
  個人的には一番最初のいわゆる”冷や麦レーザー”が一番すきかな?

RAYシリーズは、↑のような新しいシステムをゲーム性・演出の双方で存分に生かした点で、
名シリーズとなれたと思う。

筆者がこれ並みに新しい!と感じることができたシステムは、ザンダーフォースXの、
フリーレンジレーザーくらいかな?
音楽について
このシリーズの音楽は一貫してZUNTATAのTAMAYOさん(女性)が担当しており、
その点でもシリーズとしての統一感がある。
レイフォースで基本骨格は出来上がっており、レイストームはその正常進化、さらにPS版では、
すべてをアレンジした”NEU TANZ MIX”を用意し(どちらか選べるように設定されている)、
なおかつエンディング曲をボーカルアレンジ(CERAMIC HEART、ライブではご本人が熱唱、PAOZのはちょっとね)。
3作目のレイクライシスでは、レイフォース→レイストームの流れをくつがえし、
1ゲームを、継ぎ目のない一曲の曲として成立させるという、大技をやってのけている。
(プレイをはじめて、”生命の風が吹く場所”が流れ始めたらラッキー!)
ゲームそのものも、レイフォース→レイストームとなって、レイクライシスはレイフォース以前らしいから、おもしろい。
シューティングゲームには、ノリのいい音楽も不可欠だが、彼女によるサウンドも、
RAYシリーズを名作と呼ばせるのに一役かっている。


作品別レビュー

RAYFORCE(含むレイヤーセクション)
記念すべき1作目。
まず初っ端の戦艦&ザコをどういう順番でロックオンするか?から、ハイスコアへの拘りが始まる。
完全2Dシューティングでありながら、高さという概念に対するこだわりはすさまじく、また、
スクロールスピードの調節によって、緊張感を高めるという手法も存分に生かされている。
ラストステージや、ステージ5のハイウェイ上空、ステージ3の大気圏突入など。
緊急回避ボムがないというストイックさも、この作品にはちょうどいいかも。
ちなみにレイヤーセクションとは、セガサターンに移植された際につけられた名称。
何でも、同時期に”レイフォース”という名前のソフトハウスがあったらしく、こうなったらしい。
今は何してるんだろうね?そのレイフォース。
RAYSTORM
初めてポリゴンであることに意味をもたせた2Dシューティングゲームと思う。
前作レイフォースでの、あの高低差へのこだわりがあってこそ、レイストームの成功があるといってもいい。
開発当時からコンシューマ移植は前提だったらしく、横画面の、斜め見下ろしタイプ。
かつてのシルフィード(メガCD版)を思わせる宇宙面、透明感ある海面、書き込まれた都市面、スピード感ある
川下り面(そのさきが滝!)、など、見せ場は多い。ラスボスの巨大さも圧倒的。
特筆すべきはそのプレイステーション版!先述の通り、BGMも2種類から選べるのもファン感涙だが、
なんとゲームモードも2種類、忠実な移植の”アーケードモード”と、バランスを調整しなおした”エクストラモード”
エクストラモードは、単なるバランス調整にとどまらず、ザコキャラの追加、ボス破壊エフェクトの変更なども施されており、
ボスキャラのカラー変更などもされている、特に、ステージ6のボス、
通称”巨大Zガンダム(実際MG Zガンダムのプラモ片手にポリゴンでの変形が検討されたという)”が、
赤系統の色から、グレー一色に変更されてるのは確信犯的。Zplusやん!うれしいけど。
隠れ自機の”R−GRAY0”も灰色、何で?
これくらい作りこまれたコンシューマーSHTはめったにないぞ、今なら2500円以下で手に入る。
プレステユーザーは買って損なし!
RAYCRISIS
これはかなりマニアック!好きだけど、↑のように、みんなにはすすめない。
アーケードゲームとしては珍しく、一度ネームエントリーすれば、ゲームデータが保存され、次回プレイに反映される。
もう一つの特徴は、”浸食率”敵を打ちもらすとどんどん浸食率が上がっていき、比例して難易度もUP、
この時点で初心者を突き放しているが、この一線を越えると、攻略は非常に楽しくなる。しかし基本的難易度は高く、
大竹のSayTaitoで相当やったが、結局バッドエンドしか拝めず、真のラスボスとのご対面は、プレステ版に持ち越し。
一見レイストームからさして進化して無いようにも見えるが、あちこちで小技がひかっている。
ボスとご対面の演出などは、ザンダーフォースXの影響受けてるような感じがするのは、かん違い?
繰り返しプレイすることによって、スキルの上達を確かに感じることができ、はじめは「なんやそれ!!」だった、
真ボスも、ノーミスで倒せるようになった。
そこからさきにも、ハイスコアへの工夫という楽しみが残されているのが、このRAYシリーズの奥深い所だと思う
プレイステーションは、忠実移植のアーケードモードと、全エリアを順番に並べて普通のシューティング的にたのしめる、
エクストラモードの2種。エクストラモードで新BGMが用意されているあたりが、ZUNTATAファン泣かせ。
他にも隠れキャラあり、エクストラオプションあり、CGモードありと、
コンシューマーゲームとしてのサービスも充分なされている。
満足度は非常に高いのだが、唯一残念な点は、レイクライシスの特徴である”BGM流しっぱなし”が、ハードの制約上、
ステージ終了と共に途切れてしまう所。

上記3種で、一番プレイしやすい(ゲーム性&入手可能度両方で、)
のは、やはりレイストームかと、
ここまで読みすすめた人は、
買って損しないと思う、
ぜひ!





  













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