早池峰山 (2001/7/28)
計画:
早池峰山についに行ってきました。
今回は、横田さんの車ですべての交通を満たしてしまいました。
埼玉県南部の岩槻から、岩手県の中心部・花巻まで徹夜で運転してすぐに登山だというのだから、kenさんがいうように超人といっても言い過ぎではないでしょう。
とにかく、MAYさん、kenさん、お座敷は横田さんの車に便乗して早池峰のふもと、岳(だけ)温泉までつれていってもらったのです。
写真集1岳からは岩手県交通の中型バスに乗り換え。ここから先は1車線の林道なので、一般車通行止めになっているのです。 5時過ぎには解除してたようです。
徹夜運転で目にクマのできた横田さんに、30分ほど車上で仮眠をとってもらってから、8:38発、小田越(おだごえ)行きのバス(片道¥400)でぐんぐん高度を稼ぎます。20分ほどかかっって林道最高地点の小田越(1、200m)。
前回同様、ガスがかかっています。どうもここは太平洋からの風が立ち上ってきて、雲になる壁の役割を果たしてるようです。標高600Mほどの岳ではカラリと晴れていたのに、また10年前と同じくガスの中で撤退となってしまうのでしょうか?
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山中では排泄行為は大も小もまかりならん、ということで、携帯トイレ(\250)を買っていきます。登山口でボランティアの人たちから買い込みます。最後のトイレは、ここ小田越山荘になります。
すでに下山してくるグループがあり、その人たちに聞くと、上は晴れているとのこと。眺望を期待して、ガスの中、滑りやすい木道を歩き出します。
いわゆるkenさんのゆるゆるした日和見ペース。夜行で固まったからだをほぐしながら、花の名前などだべりながらゆっくり進みます。下が湿っぽいのでスパッツをつけるためさっそく立ち止まる。 たくさんのパーティに追い抜かれていきます。15分も歩くと樹林帯は切れて、大きな岩の上を飛び歩く斜面となった。
この歩きにくい岩の道は10年前の記憶が残っている。しかも、霧で岩の表面が濡れており、とても滑りやすい。慎重に3点支持で登ろう。
こんな天気だが、ハイカーは多い。どんどん追い抜かれる。我々は写真を撮ったりしながらゆるゆる登る。1号目と書かれた立派な銘板の表示があった。さらに、黄色くて丸い鉄板に書かれた50番台の数字の標識もある。これは100番が頂上ということなのか?
巨石の道を過ぎると、ガレぎみの坂となる。両わきにロープがはられていて、その間からはみ出してはいけないのだ。
曇りがちの空のまま頂上までいくのかと思っていたら、東の空の雲が切れ始めた。標高1、400mほどでもう雲の上に出てしまったのだろうか?南側には1600mあまりの薬師岳が対面しており、その稜線が見えかくれしている。
もしかしてこれから晴れるのか? と思わせながら雲はまた稜線を覆ってしまう。 ぼくたちは足元の砂利を見ながら、ときに背後の雲を振り返りつつ登り続けた。
知らない間にすっかり雲海の上に出てしまったようだ。 足元を冷たい霧が流れていく。いよいよ薬師岳を見下ろすようになって、今登ってきた急坂が雲の中に隠れてしまう。すっかり森林限界を越えて高山植物の世界となった。
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ところで、今回もデジカメでいろいろ撮りまくったわけだが、間近で撮った小さな花たちがことごとくピンボケになってしまってショックを受けている。
横田さんの334万画素のやつがうらやましかった。高精彩なカメラはレンズも大きくなるので、ポケットに放り込んでおくというわけにはいかないが、ここぞというときは高精彩でズームの効くカメラがほしいとおもった。おりしも、デジカメ界は百花繚乱の時期である。
帰京後、店を物色してみたら、コダックの手のひらサイズの210万画素のやつか、横田さんがもっていた性能重視の334万画素(レンズがでっぱっている)のやつがいいように思えた。同じ画素数でも、レンズが大きいほうが有利なのだろうな。
衝動買いはやめて、webで評価を調べてみることにしよう。
結局、大宮のさくらやでOLIMPUSのCAMEDIA
C-21T.commu という古いめの210万画素の四角いやつを買った。\24,800が13%引きですから\21,576。 これは携帯電話で写真データを送受信できる、というほとんど使い道のない機能がついている。詳しくは、パソコンのページで
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登山道上にはいくつかの奇岩があって名前がついている。
小田越えルートのほうにあったのは、御金蔵(ごきんぞう)というものだった。
千両箱をいくつも乱雑にひっくりかえしたような角ばった岩の固まりだ。
八合目には、5mほどの鎖場があってこれは避けられない。バランスの悪いぼくは、鎖場のあるルートは敬遠していたのだが、今回ばかりはこのルートしかなかった。(もう一本の「河原の坊からの登り」は長い上に急だということだったので)
この鎖場も淡々とこなして、いよいよ稜線が迫ってきた。
間近になってみると、避難小屋の屋根だとおもっていたのは平らな岩だった。双眼鏡が役にたつ山行はひさしぶり。
稜線につくと、剣ケ峰分岐というところで、右が剣ケ峰、左が我々の目指す山頂避難小屋だった。ここからはほぼアップダウンもなく、織田植場というお花畑が広がり、木道を歩くことになる。
JR山田線の門馬口(かどまぐち)からはるばる登ってきた道と合流し、途中、岩陰の花の写真を撮りながら、山頂に着いたのが12:30ころだった。
山頂はかなり広かったが、地元・川井中学の遠足やら、われわれのようなハイカーでごったがえしていた。山頂の標識をバックに記念撮影をして、昼食を広げられる場所を探して、岩の上に陣取る。岩手山や八幡平が遠望できるすばらしいところだった。
おにぎりやパンをいちどきに食べたら、もうれつに眠くなってきた。日に焼けすぎないように帽子を顔にかぶって、岩に吸い込まれるように寝てしまった。ひとりで徹夜運転してきた横田さんはほんとうに超人だと思う。
1時半ころまで昼寝した後、河原の坊への急な道を下ることにする。鶏頭山経由
岳へのくだりはコースタイムでも6時間以上かかる。コースタイムの3〜4割り増しで歩いている我々には無理な選択だ。
(途中です。 朝4時おきで書いてたけど、朝食食べたら、急に眠くなったのでちょっと寝ます。8/5)
もう9月2日になってしまいました。とにかくケリをつけておかないと、
次の山行にも差し支えるので書いてしまいましょう。
河原の坊への下りは往路の小田越コースより急でしたが、ゴールが眼下に見えているせいもあって
余裕をもって、一歩一歩踏み出していけました。一カ所鎖場があったけれど、エスケープもできます。
御座走りをすぎ、1,500m付近でカンバの樹林があらわれます。
水場もこの辺。冷たくていい水です。 国内では「わき水は、どんなにきれいに見えても
ナマで呑んではいけない」と思っているのですが、みなさんゴクゴクと飲み干しています。
ぼくも付和雷同して呑んでしまいます。奥多摩あたりのハイカー密度の高いエリアでも
かまわず呑んでしまっているんですけどね。まだひどい目に遭ったことがないだけで、
安全だとはまったくいえないはずです。
樹林帯に入って視界がなくなってからが長く、河原の坊バス停に着くまで16時半ころまでかかってしまいました。
横田さんのクルマを置いてある岳公園まで、バスで20分ほど下らねばなりません。
バス停にはすでに行列ができており、座って乗車は無理な様子。
次のバスを待つことにして、半日がまんしていたトイレ(小)にいってきます。
痛風はおしっこを我慢してはいけない病気なので、こういう行動はさけなければいけないんですが。
トイレがあるところに出てきてから、たてつづけに水分を補給しました。
次のバスは花巻駅行きの直通でした。今度のはすいていて、ちょうど席が埋まるくらいの乗客数で出発。
うつらうつらしながら林道を下り岳公園駐車場へ。17時をすぎていて、交通規制が解けているので
笠詰や河原の坊のキャンプ場へあがってくる自家用車とすれちがいます。
時間帯を選べば、ハイシーズンでもここまであがってこられるのですね。
食糧と水をじゅうぶんにもってあがってくればかなり快適に過ごせそうです。今後の課題ですね。
岳公園で山靴をスニーカに履き替え、横田さんに運転をお任せして、今夜の宿・繋(つなぎ)温泉へ移動です。
寝てしまって移動の間の記憶は断続的です。盛岡の市内を抜けたような。
そんな頼りない記憶でしたが、一ヶ月後にここにやってくる助けになりました。
繋温泉は、岳の山小屋に泊まるのと比べモノにならないほどの快適さ。
この晩は満室でした。 首尾良く予約してくださったMAYさんに感謝感謝です。
(「湖山荘」の料理などの写真はphotohighwayをごらんください。)
翌日は小岩井農場を見物したり、ぴょんぴょん舎の冷麺をいただいたりと
すっかり観光モードになりました。
帰路も横田さんに運転をお任せしてサービスエリア毎の餃子、串焼きなぞを
かじりながら21時すぎに帰ってきました。
フルに48時間楽しませていただきました。今回、ぼくは参加しただけで
なんのお役にもたてなかったです。いま書いてて再びそう思いました。
いずれは何かのお役にたちたいと思ったりもしますが、クルマをもってないので、
プランニングとかですかね? たんに行きたいところを勝手にいうだけですけど。
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一ヶ月後、安比高原にたんなる旅行に行くのですが、天候不良でなにもみえず、
八幡平も田沢湖にも行かず、知人の住む八戸まで足を伸ばしました。
八戸では昔のことを思いだしてしまい、ちょっと書きたい気がしますが、
ハイキングとは無関係なので別に場所を設けようと思います。(9/2)
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【同行者】日和見山の会(今回は会の行事ではないので、横田さんいわく「他人並山の会」
kenさん、MAYさん、横田さん、お座敷
【交通】
行き:東武野田線・岩槻駅 7/27(金)23:30
横田さんのくるま-(東北自動車道、国道4号)
-7/28 6時ころ 紫波 道の駅 (コンビニHot
Sparで朝食) 折壁峠経由 7:xx -岳公園駐車場
8:38 (岩手県交通 シャトルバス \400) - 9:1x 小田越
帰り: 7/28 河原の坊 (岩手県交通 路線バス・花巻駅行き \380)
岳公園駐車場
折壁峠、盛岡市内経由 繋温泉 泊
7/29 繋温泉 小岩井農場見学 盛岡市内 ぴょんぴょん舎で冷麺。
13:30 紫波インター (東北自動車道) 8:3x 岩槻インター
(国道16号など) 東武野田線 岩槻駅で解散
【コースタイム】
7/28 9:40 小田越(1,200m) -(小田越ルート)- 5合目 御金蔵 12:30
山頂(1,914m) 13:30
-(河原の坊ルート)- 打石、御座走り 16:30 河原の坊(1,050m)
【装備】
ザック 35L,ザックカバー,ナイロンツェルト(paine 250g)、
帽子(夏用、つば付き)、ゴム付き軍手(綿)x2双、
半袖Tシャツ(ダクロン)、シャツ(polyester
100%)、ジャージズボン(ナイロン)、ゴア合羽上下、
ロングスパッツ、ナイロン釣り用ベスト、靴下(アクリル)x2足、
革軽登山靴、サングラス、
ヘッドライト(Petzl tikka 単4*3)、デジカメ(FUJI DS-7),予備電池
単3X12
ラジオ(FM/AM単四*2)、高度計付き腕時計(casio PRO-TREK)、シルバコンパス
メモ帳、ボールペン、victorinox
アーミーナイフ, 地図(昭文社エアリアマップ 「早池峰・栗駒」
ちり紙、古新聞1日分、タオル、ライター、マッチ、折り畳みカサ
500mlペットボトルx1,1.5Lx1、
キューブチョコX80g、コンビニおにぎりX3、栗あんミニドーナツx150g
インスタントーコーヒーxフィルムケース1ケ分
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