大持山・小持山 (2001/3/20)

【日程】2000/03/20

【同行者】なし、単独

【交通】
行き:東飯能7:06-(西武秩父線)\390-西武秩父8:09-(秩父鉄道バス)\380?-8:4X茶平入口
帰り:名郷17:35-(国際興業バス)\790-18:20東飯能駅入口

【ルート】茶平入口8:50-(車道歩き)-9:20茶平-(ハイキング道、沢筋でLOST)-11:00三角点-(武士平を探すが見つからず、急斜面を登る)-12:30尾根に出る-14:05小持山(1,264m)14:25-15:00大持山(1,295m)15:10-16:00妻坂峠-16:50大鳩園キャンプ場-17:20名郷バス停

【装備】

ザック 35L,ザックカバー,ナイロンツェルト、
帽子(夏用、つば付き)、ゴム付き軍手(綿)x2双、
半袖Tシャツ(ダクロン)、シャツ(ダクロン,ウール55%/45%)、フリース、ブリーフ(ダクロン)
ジャージ下、ナイロンウインドブレーカ、靴下(アクリル)、ナイロントレッキングシューズ、ストック、サングラス

ヘッドライト(ナショナル単三*4)、デジカメ(FUJI DS-7)
無線機(icom 144Mhz/430Mhzホイップアンテナ 単三X3),予備電池  単三X8
ラジオ(FM/AM単四*2)、イヤホン、高度計付き腕時計(casio PRO-TREK)

メモ帳、ボールペン、無印アーミーナイフ
地図(昭文社エアリアマップ 「奥武蔵・秩父」)、ちり紙、古新聞1日分、タオル、ライター

コンロ(ユニフレーム)、コッヘル、500mlペットボトルx3

インスタントラーメンX1、冷や飯一合、バナナX4、プリンX1、板チョコX1
コンビニおにぎりX3、ミニういろうx3

【感想】
 日も長くなってきたので、少し行程を長くして大持山(1294m)、小持山(1269m)に行ってきました。登りでミスコースしたのと、腐った雪に足を取られて、コースタイムより2時間遅れになってしまい、後半は急ぎました。大持山から、6人のパーティと犬と一緒の行動だったので、精神的なプレッシャーはありませんでした。しかし、名郷のバス停についたときは疲れて頭痛がしてました。花粉にも攻められ呼吸困難になってました。

 それでも、もっと長い行程を試して見たくなりました。 考え事をしながら歩くには、
ちょっと退屈な縦走路が向いてますね。 ホールドを探しながら登らねばならない岩場はごめんです。

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 秩父鉄道バス、浦山大日堂行きの運転手さんは、昨年暮れに鳥首峠から降りてきたときに乗ったときと同じ人でした。あんまりおもしろくなさそうな顔をして運転してます。声をかけるのもはばかられ、茶平入り口まで乗客は僕一人でしたけれど、なんにもしゃべらずうつらうつらしながら行きました。 
ただ、このバス路線って使い道が大きいんですよね。 一日に五往復くらいしかしてないんですが、逆川林道のとりつきまで\800で行ってくれるんで利用しない手はありません。
 蕎麦粒山とか、三ツドッケに行くときも重宝しますね。

寄国土トンネルを抜けたところが茶代入口のバス停です。

今日の取り付き、茶平入り口バス停

バス停の脇から林道・茶平線が急登しはじめてます。コンクリの坂道をとぼとぼと登り始めます。


舗装の急坂を茶平まで登ります。

朝早くから茶平から林道を延伸する工事をしてる人が二人いました。荒くれた外見でしたが、丁寧にハイキング道を教えてくれました。なんか拍子抜けしてしまったけど、すでにぼくのほうが年上の年代になっていたせいもあるのかもしれません。

この橋を渡ってハイキング道に入ります

朽ちかけた作業小屋を横目に見ながらいくと、整備された幅の広い道が現れます。
軽トラがやっと渡れそうな橋。

しばらく、軽トラが走れそうな道が続きます

橋を渡ってしまうと、かえって道幅が広くなりました。

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ここからまた写真がないところで悪戦苦闘があったんですね。
林道を道なりに登っていったら、沢が行き止まりになって滝にたどりついてしまいました。
作業道に迷い込んでしまったんですね。少しもどって、方角的には右のほうだ、というんで雪のついてない斜面に取り付きました。 踏み跡とテープがあったんで、これであってると思い、
三点支持(というか岩と立ち木にしがみつきながら)で詰めていきました。

斜面が急なんで、歩数は少なくてもずんずん高度をあげていきます。
下を向くとこわいくらいの斜面。 がむしゃらにせめていくと、ずいぶん高度感が出てきました。ここで足場を失ったら、数十mこれ解落ちるなぁ、という感じ。 一歩一歩確保してるんで
写真を撮ろうと思えば撮れたんですが、 角度がつきすぎてて、フレームにおさめようとすると、下向きになってしまって高度感が出ないんでしょうね。(わかりますか?この書き方で)

頭上に樹林帯が現れたんですが、そこまでたどり着くホールドがない。
深呼吸して、出っ張ってる岩にかじりつきました。 こんなことまでしないといけないなんて。
ハイキングの限度を超えてると思うんですが。 

なんとか、手の力で岩の上まで登り、もう一呼吸。 ここからは普通の山道です。
のはずなんですが、踏み跡がはっきりしません。 武士平はスキップして、もう小持山に近いところまで来ているんだろうか? 三角点があって、高度計は1050mを示しています。
時間的には、お昼でそろそろ小持山に着いてほしいころなんですが、
小持山は1200m以上あるはずなんで、急斜面で時間をとりすぎたと思いました。

踏み跡は尾根には出ず、巻きながらずっと平行に進んでいきます。杉の葉が厚くて歩きづらいので、尾根に近づいたところで強引に尾根に出てしまいました。 

尾根に出てみると、武甲山の姿が木立から覗けました。ようやくルートに戻ってこれたというわけです。
木立の間から武甲山を眺める

余裕が出てきたのでパノラマ写真を撮ってみました。だぶってるところが多いですね。
もうちょっと大胆にパンしたほうが幅広い写真が撮れますね。 それと、もうちょっと解像度がほしい。 しかし、カメラを新調するほどの飢餓感ではないな。 だって、レタッチという手があるんだもの。

埼玉と東京の境目の尾根
あしもとはずっと、こんな雪が続きます。これはクラストしてるほうですが、斜面になるとかなり潜る。今回も、防水のないトレッキング靴で来てしまったので、大持山に着くころには靴の中がずぶずぶになってました。 そんなに冷たいとは感じなかったけど、危険なことですね、これは。 次回から重登山靴でこようと思います。

足下は雪です

ようやく着きました。小持山です。二時になってしまいました。手早くラーメンライスでエネルギー補給。行動食にもかなり手をつけてしまってますから、この先のことを考えると、ラーメンも食べておかねばなりません。

大持山のほうからきたおじさんと挨拶。鳥首峠を登ってきたそうな。もっともメジャーなコース、武甲山経由、生川(うぶかわ)へ下るそうです。生川から横瀬までの二時間の車道歩きが長いんですよね。

大持山はもう、目の前に見えてますが、コースタイムでは四〇分かかることになってる。

小持山。すでにそうとうばててます

大持山へ向かう尾根道。気持ちよさそうな道ですが、雪の上を歩かねばならないところがあります。一カ所、岩にかじりついたところがありましたが、下ってみたら、巻き道が横についてました。 落ち着いてルートを探さないといけませんね。 時間が押してきたんで、焦りが生じてたんでしょう。

小持山と大持山の間の尾根


北側の山並み


よく踏まれた雪の道

えーと、この組写真は、岩にかじりついたあたりで撮ったのかなぁ?
かなり高度感があったんで撮ったんですけど、どうも再現できてませんね。あの感じが。

けっこう高度感あるんですが、伝わらないですね

小持山とよく似た構図ですが、日が傾いてきてて色がオレンジがかってますね。
もう四時過ぎです。 妻坂峠を下った、舗装の林道に出るまでは山道ですから、
日がもつか不安になってくるころでした。

すると、小持山のほうから八人ほどのパーティがやってきました。これは心強い。
犬も一匹連れています。 犬のほうが元気がいいので、先にこちらに追いつきました。

そうしたら、「この犬、あなたが連れてきたの?」と聞かれてしまいました。
首輪に発信器が付いていて、電話番号も書いてある。飼い主の姿は見えません。
迷い犬でしょうか?

大持山。もう、日が暮れかかってますよ〜

妻坂峠への尾根道。かなりずぼずぼ潜ります。

妻坂峠へ下る尾根の始まり

大持山と妻坂峠への尾根。大持山はけっこういい形ですね。

大持山と妻坂峠

時間がおしているので、大持山には五分といませんでした。
眺望があるのは、この「大持山分岐」。前方は白岩、名郷方面のはずですが、かすんでいて見渡せませんね。

大持山分岐(妻坂峠と鳥首峠への分岐)

妻坂尾根を下ってる途中で前方を一枚とりました。とても穏やかな尾根です。
時間があれば、ゆっくり歩きたい道ですね。

妻坂峠への尾根

とても広い尾根。 しかし、この先が急なので四輪はもちろん登ってこれません。

妻坂尾根の広い道、これで1080mほどある。

妻坂峠にて。落ち着きのない犬なんで、そっぽを向いてしまった。
一緒に歩いてきたパーティは生川へ下っていきました。 犬が寂しそうにしています。
横瀬から西武電車に乗るつもりなんでしょうけれど、生川で車を呼ばないかぎり、
生川から二時間くらい歩かねばなりません。
ぼくは、名郷からバスに乗るつもりであと、一時間ほどの道を選んだわけです。
バスの接続がよければいいけど。

妻坂峠、大持山から一緒についてきた犬

人なつこい犬なんだけれど、何日山の中にいたのか、かなり犬臭い。軍手で喉元をなでてやったら、ひどく臭いがついてしまって、その軍手は捨てることにしました。 つかずはなれず妻坂峠からの樹林帯の葛折りを下っていきます。

発信器をつけている

黙々と下る。しかし、名栗側に降りてしまっていいのかな? 電話が通じるところに出たら、飼い主に電話してやらなくっちゃ。

無心に山道を下る

二〇年ほど前、この道を自転車で走ったんですよね。この道は変わりませんね。
常に踏まれてるからでしょうね。

妻坂峠、樹林帯の穏やかな道

ついに林道に出ました。 これで、日が暮れても大丈夫。
舗装の道を下っていたら、急にこの犬が鳴き出して、山へ戻っていってしまいました。
舗装の道に出ないようにしつけられてるんでしょうか?
 これで、今晩中に家にたどり着くことはできないでしょう? 飢えないのかな?
餓死させたりすると夢見が悪い、と思いながら独りで下りを急ぎました。


ようやく林道に出ました

大鳩園でピンク電話を発見。家に自分の無事を伝え、犬の飼い主にも電話しました。
すると、「名栗までいっちゃいましたか。あの犬には発信器がついてるので大丈夫です。夜になったら探しに行きますんで」とあっさり言われてしまいました。

犬にとっては、この山域全体が庭なんですね。一週間くらい喰わないでも死なないということかしら?
こっちはばてばてで、名郷に着いたのが五時二〇分。 ちょうど三五分にバスがありました。終バスの一本前。終バスは一八時四〇分でしたか。 コーラで水分と糖分を補給。
風が暖かく感じられ、バス停でほっとしていました。

お疲れさまでした。名郷バス停

バスに乗ったら爆睡。東飯能ー名郷間はなんども乗っているんで、ほとんど時間を感じないくらいになってきました。 さわらびの湯からハイカーがけっこう乗ってきてにぎやかになりました。
あー、今日はよく歩いた。 今後はこれよりも行程が長くなるんだなぁ。先が思いやられる。
最初に言ってたこととは違ってきてしまった。

参考ページ:

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