城 山 (2001/3/11)

【日程】2000/03/11

【同行者】なし、単独

【交通】
行き:川越-(東武東上線)\570-寄居-(秩父鉄道)\780-白久
帰り:武州日野-(秩父鉄道)\3X0-御花畑-(徒歩)-西武秩父-(西武秩父線)-東飯能

【ルート】白久駅10:00-(車道歩き)-谷津川館-(車道歩き)-11:00峠・城山(熊倉城跡入り口)11:30-(尾根作業道)-13:10鳩ノ湯-(車道)-14:20武州日野駅

【装備】

ザック 35L,ザックカバー,ナイロンツェルト、
アクリルニットの帽子、ゴム付き軍手(綿)x2双、
半袖Tシャツ(ダクロン)、シャツ(ダクロン,ウール55%/45%)、フリース、ブリーフ(ダクロン)
ジャージ下、ナイロンウインドブレーカ、靴下(アクリル)、ナイロントレッキングシューズ、ストック、サングラス

ヘッドライト(ナショナル単三*4)、デジカメ(FUJI DS-7)
無線機(icom 144Mhz/430Mhzホイップアンテナ 単三X3),予備電池  単三X8
ラジオ(FM/AM単四*2)、イヤホン、高度計付き腕時計(casio PRO-TREK)

メモ帳、ボールペン、無印アーミーナイフ
地図(昭文社エアリアマップ 「奥武蔵・秩父」)、ちり紙、古新聞1日分、タオル、ライター

コンロ(ユニフレーム)、コッヘル、500mlペットボトルx2

インスタントラーメンX1、冷や飯一合、バナナX4、プリンX1、板チョコX1
コンビニおにぎりX3

*********************


今回は珍しく連れ(男)がいるというので、易しそうな城山(じょうやま)(645m)を選んでみました。
数日前に平野部でも降雪がありましたが、この日は暖かい日よりでした。

(今回から、画像を同時に表示することにしたけど、重すぎませんかね?
 イメージファイルを置いて有る場所も昼間つながりにくいトライポッドだし。)

 さて、その連れの乗っている秩父鉄道の電車に、寄居から乗り込みました。車内で合流するつもりだったのですが、ハイカーで込み合っていて見つかりません。まー、おんなじ電車に乗ってるんだからいいか、とたかをくくっていたら、皆野付近でエッヂが2,3度鳴りました。う〜ん、悪い予感。

 待ち合わせ場所の白久(しろく)駅に着きましたが、せまい駅前広場にも彼はいません。エッヂも圏外になってるし。連絡手段がない。

 駅前の公衆電話から彼の自宅に電話をかけようとしたら、電話番号を知らなかった。。。

秩父鉄道・白久(しろく)駅

 次の電車は50分後、ということで見捨てて出発することにしました。(翌日聞いたら、「その電車に乗っていたのだが、腹が痛くて皆野で途中下車した。そして、次に来た急行に乗ったら白久を通過して終点の三峯口まで行ってしまったので、ロープウエイで三峯山神社をお参りしてきた」のだとさ)

 駅前を横切る道も、1車線しかなく、西武秩父線よりもはるかに開けてない感じ。いいですね。

 熊倉山へ向かう道標に従って、すぐに登り始めます。鉱泉宿の「谷津川館」までは1kmもありません。 いきなり、ダートになったりして、山深さを感じさせますが、これは車道の拡幅工事で、すぐに狭い舗装の林道に戻りました。
別荘風のログハウスが林立しています。このくらいの静かさなら住むのにもいいですね。(買い物とかどうするんだろう?)
 谷津川館と道を挟んで斜面の下に「素泊まりの宿 秩父 山の家」
というのがありました。ハイカー客が出発する様子が上から見下ろせて、営業はしている様子。考えてみると、この宿使い道がありそう。
熊倉山へのアプローチあるいは、遅く降りてきた場合などに泊まってしまうのだ。風呂は谷津川館で借りられるし。

素泊まりの宿「秩父 山の家」

谷津川館のほうは、たいそうな看板が立ってまして、この辺の老舗旅館みたいです。とうか、ここと秩父山の家以外に人家は見あたらないんだけど。 斜面の上のほうに横長に広がっています。

白久温泉「谷津川館」

谷津川館の風呂棟を道路側から見上げると、そんなに大きな風呂でもなさそうに見える。足下に雪が溶け残る今の陽気で、山行後の一浴をしたら、白久駅に着くまでに冷え切ってしまいそうです。
ぼくは、山行後の一浴って、あんまり関心ないんですよね。早く家に帰りたい気持ちのほうが先立つ。風呂からあがって、さらに電車に2時間ほど乗ってるとまた汗じみてきてしまうし。

谷津川館の風呂棟を道路の下から見上げる

 谷津川館をすぎると人家はありません。
熊倉山(142xm)への分岐があります。この山へのルートは3つあるんだけど、ひとつが杉の伐採のために閉鎖になっているという看板です。
 道なりに進むと、城山へむかいます。

熊倉山への谷津川林道コースは閉鎖されている

 「鹿の湯 徒歩0分」という看板が坂の途中にありました。
山地図(昭文社「秩父・奥武蔵」)に鹿の湯って載ってました。
 鄙び具合がいいなぁと思ってのぞきに行ったら、完全に廃墟でした。
 ガラスが割れて足の踏み場もないくらい。茶器やとっくりなどもそのまま残っていて、当時が想像されます。 谷津川館と比べたらちっぽけな山小屋風の宿だけれど、こっちのほうに魅力を感じるなぁ。
 営業は苦しかったんでしょうけどね。2階建てで、離れが風呂場になってる鉱泉宿です。ハイカーや湯治客でにぎわったこともあったんでしょうね。

鹿の湯山荘の廃墟

 さらに舗装の林道をとぼとぼ歩いていくと、一カ所分岐があってここからハイキング道が城山に通じてそうでしたが、かまわず車道を進んでしまったら、峠につきました。ここから熊倉山への「城山コース」というのが始まります。

(2001/3/19)ここまで書いて、いろんな人の山行記録を検索してたら
几帳面な人や文才のある人がたくさん見つかりましたんで、リンクのページに追加しました。
 ぼくはぼくで、勝手に駄文をアップし続けよう。とりあえず、仕事行ってきます。
20日はまた別の山に行くし、山行記録のバックログが貯まってしまうな。

舗装の林道をだらだら歩いていったら、峠に着いてしまいました。ここから右へ折れると、熊倉山へ向かう大肌尾根となります。熊倉山は雪のない時期にまたくるとして、
熊倉城」跡に行ってみます。峠の駐車場みたいなところの脇に看板があって、
階段がついています。 史跡として整備してあるみたい。
尾根上に、人工的な鞍部がある、と思ったら、「空堀」なんだって。
こんな、水のひきづらいところによく城を建てたもんだと思いました。
実際、籠城中に水がなくなって降参した、というんですけどね。
単独では成り立たない城だけど、防御用にはとても役だったことでしょう。
三峰や秩父の荒川沿いの街道が一望の下ですから。

熊倉城跡の看板


熊倉城跡 平面図

熊倉城跡 平面図

そんな城跡にも、無造作(?)に植林が進んでいました。

本丸跡

ちょっとへこんでるところが真ん中の空堀です。だいぶ埋まってしまったのかな、
なだらかになってしまって、高低差1mもないくらいになってます。

空堀跡

↓は、いちばん奥のほう。植林されてないので、明るい。

日当たりのいいところもある

群馬県境の山並みが見渡せますねぇ。ここは650mほどなのに、
さえぎるものがないんですね。

北側の峰峰

*********************

さて、城跡でお弁当を広げていたら、30人くらいの団体さんがハイキング道(城跡のいちばん奥に通じている)からぞろぞろ現れました。
こちらはそそくさと片づけて出発。 まだ昼前です。

車道の峠をただ下れば武州日野の駅に1時前にはついてしまうでしょう。
そこで、城跡から続く尾根をたどってみることにしました。(これが失敗の始まり)
とてもはっきりした作業道みたいなのが数百m続いていて、車道よりも早く駅にたどり着いてしまうんじゃないかと思ってしまいました。

 ところが、切り立った岩のところでいきなり道はとぎれてしまいました。
(こういうところで写真を撮っておけばいいんですが、たいてい焦っているので撮ってない)。 まわりに何にもないので景色は最高。 さて、引き返して車道に戻れば単なる回り道の散歩で済んだのですが、 時間が早いこともあって、岩を無理やり下ってしまいました。 そうしたら、背の低いバラの木が生えた、雪の斜面をトラバースするしかなくなってしまいました。 雪に乗ったら膝下までずぽっとはまりこむし。

 軍手でバラの枝を避けながら、ふつうに杉の生えている斜面までたどりつきます。
もう作業道もなく、勾配がとても急。木につかまらないとずるずる滑り落ちそうです。

 立ち木をブレーキにしながら、厚く積もった杉の葉の上を滑り落ちていきます。
バランスを失ったら数十m滑落しそう。 岩場ではないのでそんなに恐怖感はないのですが、どこで停まるかわかりません。

 ストックもあまり効きませんが、気休め程度に使いながらすべりおり、
尾根状のところで一息。 呼吸を整えて、雑木林につかまりながら沢筋に降りていきます。今いるところは、城山を周回する車道と秩父鉄道とに囲まれて、閉じている空間のはずなので、沢筋に降りても道に迷うことはないと考えたのです。

杉の伐採後

伐採跡で、足の踏み場もない、という感じの作業道ですが、さっきまでのバランスの悪い斜面に比べればとても歩きやすいです。ここを下れば確実に人里に出られますし。

ようやく林道に出た

勾配がだんだんゆるくなり、沢の流れもはっきりしてきたころ、ようやく林道に出ました。
余裕が出てきたので、足下で岩をナメている水の流れを撮ってみました。

なめ沢

杉林がとぎれると、露天風呂が見下ろせました。
この道は「鳩ノ湯」に続いていたんですね。
まだ駅まで数キロあるので、湯冷めしてもナンだと思い、通過。
もっと駅に近いほうに「白雲荘」という立ち寄り湯があります。
両方とも真新しい建物で、けっこうお客が来てました。みんな車ですけど。

鳩の湯

こっちが、畑の真ん中に建ってる「白雲荘」。木立がないので風が通り抜けて寒い。
まわりはぶどうや梨などの果樹園。シーズンには果物狩りができますね。
武州日野の駅から徒歩15分くらいです。

白雲荘

秩父鉄道沿いの、大滝村営住宅。駅まで5分。秩父へ15分。
池袋までレッドアロー利用で90分くらい? 通勤圏??

こぎれいな建物でいいですね。 まわりは自然がいっぱい。

こぎれいな村営住宅

村営住宅を囲む山々。

秩父鉄道・武州日野駅付近

電車が走ってきました。これは下り線。1時間に1本くらいはある。

秩父鉄道の普通電車

お疲れさまでした。ゴールの武州日野駅です。結局2時前に着きました。
鉄道に沿っている国道140号沿いに、ファミリーマートがあったので、あたたかいものを買って、うちに電話をかけて無事を告げました。(エッジは駅前でも圏外)

秩父鉄道・武州日野駅

お花畑駅で西武線に乗り換え、寄り道しないで帰りました。西武秩父駅が都会に思えてしまう最近の感覚。 徐々に奥地に慣れてきています。

参考ページ:熊倉城
        熊倉山の検索結果(google
        熊倉山山行記録

戻  る

専門学校情報が満載♪ 低金利でお得なローン探し 独自ドメインの取得をするなら