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はじめに
当頁のメインコンテンツの一角を担う「競馬場を巡る頁」。実は2002年夏の全場制覇を目指しているのだが、そのためには今のうちに行っておかなければならない競馬場があった。門別と帯広。この時期にしか開催してない競馬場だ。基本的に冬が嫌いな私だが、競馬となると話は別だ。
3日の日程を組むという、私にとっては少々大掛かりな計画だ。せっかく北海道に行くのなら、やはり牧場にも行き往年の名馬、活躍種牡馬にも会わなければならない。3日ではとても足らないが行ける所はいってみよう。そう思いこの旅行を決行するに至った。
航空券、レンタカー、ホテルはインターネットで予約を完了させ、「一応万全」の体勢で北の大地に挑んだ。
1日目(11月21日)
1.はるか、大地へ。
午前4時起床。遠出をする際には基本的な起床時間だ。バッグにはすでに地図やカメラなど大量の荷物が詰め込まれている。最後まで悩んだのが防寒具。この時期の最低気温は道東で5度程度、内陸では0度近くなるとのこと。厚手の服もバッグに入れた。
午前4時30分家を出発。駅まで自転車で重い荷物を抱えてペダルをこぐ。早くも肩、腰に痛みが生じる。こんな早くから体が痛くなって大丈夫だろうか?
午前5時、快速電車に乗車。5時30分に京急に乗り換え羽田空港へ。6時に到着。搭乗手続きを済ませ荷物チェックをされる。テロ事件の影響でチェックが厳しいかと思いきや、意外とあっさり。こんなあっさりで大丈夫だろうか、と思いつつ出発時間までうろうろする。時間になり搭乗開始と共に機内へ。この便は2階席があるということで2階を予約しておいた。2階に上がってみると・・・別に変わりなかった。
午前7時羽田発。客席はがらがらの状態で離陸した。私はよくサービスのコーヒーをもらおうと頑張って起きているのだが、いつも寝てしまいもらいそびれる。今回も頑張って起きていたのだが一瞬寝てしまった時にサービスは終わっていた。機内にはコーヒーのいい香りのみが立ち込めていた。
2.着きました。
この日は晴天で、しばらくすると彼方に雪の山々が見えてきた。北海道だ。午前8時30分、定刻どおり新千歳空港に到着。レンタカーカウンターを目指す。これがなかなか見つからない。分かりづらいという話は聞いていたが、本当に分かりづらい。
変なところに出たりしながらもなんとか到着。予約の確認を行う。しばらく待つと送迎車が来て車があるところまで連れて行ってもらえる。やはり広い北海道では自動車が必要不可欠。手続きを行いいよいよ乗車。今回はトヨタのヴィッツを借りて出発だ。
ここで、気になるのがこの日の気温。実は「こんなに寒いんだよ、北海道は!」ということを物語ろうと、こっそり温度計を帯同、逐次気温を図ることにしていた。しかしなんと気温は10度前後。東京と殆ど同じではないか!確かに暖かい。(ような気になった。本当は普通に寒いのだが・・・。)
3.活動開始・・・社台スタリオンステーションから門別競馬場へ。
まず千歳の隣町、早来(はやきた)町にある社台スタリオンステーション(以下社台SS)に向かう。快晴の中ひたすらまっすぐな道が続く。午前10時、社台SSに到着。この日は平日にも拘わらず数人の見物客が来ていた。さて、何がいるのかと楽しみにしていたら、いましたいました!名馬!非常に有名な馬たちがそれぞれのパドックでのんびりしてました!
一番手前いたのがトウカイテイオー('91年皐月賞、日本ダービー、'92年ジャパンカップ、'93年有馬記念など)。その隣はメジロマックイーン('90年菊花賞、'91年天皇賞・春など)。その奥にはアグネスタキオン('01皐月賞など)。あとはスペシャルウィーク('98日本ダービー、'99天皇賞・春、秋、ジャパンカップ、有馬記念など)、アドマイヤベガ('99日本ダービーなど)、グラスワンダー('97朝日杯3歳S、'98、'99有馬記念、'99宝塚記念など)である。(写真はないがバブルガムフェローもいた)。うーん、素晴らしい顔ぶれだ。多くの種牡馬が砂浴び(横になって地面に体を擦り付ける仕草)をしているのが印象的であった。私は夢中でシャッターを切った。(しかし逆光できれいに撮れなかった。)<社台サラブレッドクラブのHPはこちら。>
約1時間社台SSで見学し、いよいよ門別競馬場へ。国道235号線を南下する。この235号線沿いには馬産で有名な門別(もんべつ)、新冠(にいかっぷ)、静内(しずない)、三石(みついし)、浦河(うらかわ)といった町がある。
途中でローソンに立ち寄りコーヒー(ジョージアオリジナル)を買ったのだが、その缶に注目!「北海道No.1コーヒー」の文字が缶の下のほうにデカデカと躍っていた。これは北海道限定のデザインだ。
ちょっとした発見をしたあと、海沿いを南に行くと午前11時30分、門別競馬場に到着。最終レースまでゆっくりと競馬を見てきた。(門別競馬場の詳細はこちら)
午後3時40分、門別競馬場を後にして一路北へ車を走らせる。しばらく行くと平取(びらとり)町に入る。散々迷った挙句ようやく稲原牧場に到着。ここはあのサイレンススズカ('98宝塚記念など)が眠る場所であり、生まれ故郷だ。すでに見学時間は過ぎていたため(午後4時まで)場所だけ確認したかったのだが、かなりの時間を費やしてしまった。この時期の北海道は午後4時30分には真っ暗となる。すでに稲原牧場に着いたときには暗くなっていた。
4.静内にて1泊。
国道235号線に復帰し、この日の宿泊地である静内町に向かう。静内町は結構大きな町で、大型ショッピングセンターなどがあり、道南の要所というところを窺わせる。ダイエーで夕食を買ってホテルへ。この日は「静内ウエリントンホテル」に宿泊。チェックインは午後6時頃であったが、夜がいつもより早くやってくるため8時か9時くらいの感覚でいた。
ここのホテルは(というか北海道のホテルは)夏と正月は料金が高い。しかし静内の特徴は、これに加えて「セリ市」の日も割増料金になるところだ。こんなところにも馬産の中枢であるということが分かる。(他にもホテルのフロントに馬の銅像が当然のようにあり、部屋にも馬の絵が掛けてあった。)
部屋でテレビをつけるとSTV(日本テレビ系)で「どさんこワイド212」をやっていた。(この「212」ってのが分からない。)山口で言うところの「井上雪彦の熱血テレビ」的な夕方のローカル情報番組だ。(山口県民しか分からないネタだ。)ちなみにこの日は予定を変更して「北海道で狂牛病の牛発見」のニュースが大々的に取り上げられていた。
朝からずっと集中しっぱなしであった私は、食事、風呂を済ますとあっさり寝てしまった。次の日は朝7時起きだ。
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