6月14日(土)

5月の終わりに急遽決めた京都行き。予算の都合で一番安上がりで済む
ラパ子(ETC通勤割引)で日帰りにしました。義理を欠いては、とお菓子な
オトモダチに伝えると、新幹線1泊で上洛されるという。それならばブロを
貸し出しすることに。朝8時過ぎに京都駅近くのホテルで合流する約束に
なりました。当日のお天気は薄曇という絶好のコンディション。
まずラパ子は名神京都東インターではなく、京滋バイパス宇治東インターを
目指しました。




宇治市の黄檗(おうばく)駅の近くの”たま木亭”は朝7時から。すぐに
お向かいの自衛隊駐屯地の方と思われる男性一人客がわらわらと。
気になるモノがいっぱいですが、控えめにコレだけ。こげぱんを買う
ことが出来たのは嬉しかったけど、クローネのクリームがまだという
ことで、山積みのクローネは見るだけで残念。


京都駅から少し離れたコインパーキング・1日800円はありがたい!
お買物仕様のクルーソーはキャリアにリクセンのワイヤーバスケットを
タイラップで固定。やっぱり籠は役に立つ!
haiさんと合流して、今回もブロ貸し出し。レンタサイクルよりも沢山
積めるもんね。たま木亭のフルーツサンドをつまんで、朝ごパンへ。



黒メックでは激ミニバーガーがお出迎え。コレはオープン当初は無かった
な。逆にプラケース入りのアミューズ各種が無くなっていました。居並ぶ
数々のミニバンズの中から2種+もろもろ、南瓜冷スープとジュースを
ミニナイフを活用しながらさくっと食べて、次はおめざへ。


芳光の修行先である老舗の塩芳軒へ。今回は親子(兄弟)対決?なのです。
お菓子を崩さないように気をつけつつ、すぐに御所へ向かいます。


御所の中は自転車乗り入れOKですが、砂利部分のみなので注意が必要。


簡易の包みなのですが、これはなかなか洒落てます。青梅と葛まんじゅうを
ぱくぱく。聚楽はそれぞれお土産にしました。



梨木神社で京都の天然水を給水。境内のわんこの肉球を触って遊ぶ。
11時に近づいたので、いそいそと荒神口へ移動します。



11時ギリギリにボンボランテに到着すると、前日の食パンは目の前で
先に待っていた方の元へ。1ヶ月前の予約が必要なので、今回は無理。
この缶入りカステラも、何もかもを薪釜で焼いているそうな。見たところ
スタッフは女性ばかりだったっけ。


続いてhohoemiへ。こちらも11時開店で、店内はすし詰め状態(^^;
目の前でどんどん無くなると、ついついトレイは山盛になってしまうの。


すぐ近くの小さな公園でご開帳。左はボンボランテ、右はhohoemiです。
ふっわふわのカステラ、特筆すべきはデニ系のセンスの良さです。フランス
っぽい、というよりは日本の女のコが作りました的な和むお味です。
hohoemiのヒットはクリームパン(すいません、全部きさ家が頂いて帰ってしまい
ました・右上中央)と2種のチーズのバランスが素敵なチーズパンかな。


鴨川を越えて、京都大学周辺のボリューム満点そうなお店をチラ見しつつ更に北へ
う〜ん、1本道間違えた?とUターンしたら、目指すお店はターンしたすぐ先だった。



噂には聞いていたけれど、初めて訪問できたのは金平糖のお店・緑寿庵清水です。
お店の周辺には甘い香りと、奥からかすかに釜のグルグル回る音がします。店内で
梅紫蘇とヨーグルトの試食を頂きつつ物色、どうしようかと思っていると一番奥に
飾っているガラス瓶入りの金平糖は40年前のものだと(1日に1ミリも大きくなら
ないほどゆっくり時間を掛けて結晶化するのだそう)聞かされ、非常用のおやつに
本来は夏の贈答用であるらしい”涼竹糖”を。5種の味が2つずつ入っているのも
丁度分けやすくて良いということで。定番のサイダー・巨峰、是非食べてみたかった
限定のスイーティー・ラズベリー・ヨーグルトと全部が好みのモノばかり。


更に北へ、どこを走っても和菓子屋さんに遭遇する京都。いちいち寄っては何日掛か
っても目的地に辿り着け無さそう。この辺りまで来ると観光地っぽさは殆ど無い感じ。


昼食を調達するためにお持ち帰りと宅配専門の”やよい寿し”へ。注文だけして後で
引取りにするつもりだったけれど、すぐ作ってもらえたので結果的に大正解だったの。。


静かな住宅地の中に、今回の京都行きの目的である”ベックルージュ”にやって来ました。


開店時間だとかなり待たないといけない状況と、シェフのお母様から予約時に言われ
1時間後ならそんなには、という事で12時半に予約しました。先客が3組ほどおられ
たので、厨房(売り場じゃないよ)で6つのケーキと対面できたのは約30分後でした。
奥様と二人で噂どおりの厳重包装をこなしつつ、ケーキの説明をシェフがされます。

そろり、そろりと近所の公園に移動。まずは先に買ったお寿司をいただいます。


活はもの棒すしと細巻き、それに中とろ鉄火をぱくぱく。想像通りに美味しくて満足。
でもメインはこの後なので控えめにしなくては。時間も予算も場所も限られた中で
選んだ昼食としては、京都らしさも味わえてナイスだったんじゃないかな〜
さくっとお寿司を平らげて、いざ!ベックルージュの箱を御開帳!!


これが一組10分かかる鉄壁のケーキ梱包。酷暑だったら公園で食べるのは
止めよう(せっかくここまでやってあるんだからね)と思っていたのですが、
薄曇だったので1つずつ食べれば大丈夫と判断して、外に全部ならべる事はぜず
食べる順を決めて、残りは保冷バッグの中に残しつつ食べ進めることにしました。




写真は食べた順番通り。特にプロフィットロール(このスタイルはイル・プルー流
らしいと後で知る)とファンテジィ・エキゾティック、この2つで京都に来た目的は
達成だと思うのでした。厳選された素材、確かな技術、そして出来立て感が溢れる
ベック・ルージュ最初で最後のお菓子。次はどんな状況で山口シェフの作品と対面
することができるのか楽しみです。


一乗寺の有名パン屋も有名本屋もスルーして、


大好きな”黒みつだんご”もスルーして(だって名古屋でも毎週月曜に買えるもの!)


でもココはスルー出来ませんでした。ベーグルに再び逢えて嬉しい。食パンもストライク。


そしてお約束のお茶葉屋さんでお買物&美味しいお茶をボトルに淹れて貰って



もう京都に行って嘯月に寄らないなんて考えられない!麗しのきんとん、瑞々しい葛
品良い練りきり(で、イイのかしら?)、そして絶句の道明寺!!!やっぱり凄い、凄い!
期待は裏切られない、そしてこんな贅沢な宝石を数百円で味わえるって、幸せだよ〜
しかしその感動から数分後、この日一番の衝撃が・・・


クッキーの三光堂が閉店している!大ショック!!御主人は仏門に専念されるそうです。


大打撃を受けた後にお邪魔した聚洸で予約しておいた”わらび””青梅”(羽二重)を。
ここで一足先に入店していた和菓子の達人・Kさんから荒業を伝授してもらう幸運が
舞い降りる。京都はまだまだ奥が深いっす。


夕方の赤メック。午後に焼きあがるルヴァンをゲット。バゲットも当然。あ、石臼リュスも。
そろそろ品捌きをしないといけないなぁ〜


スルーしちゃったお菓子屋さん・その3。ココはいつ行けるんだか・・・



駐輪場とベンチと出来れば屋根の有る場所、で思いついた新風館。先ずは聚洸のお菓子を。
わらびは芳光に軍配(食べなれているからかも)、青梅は塩芳さんよりも好みのものでした。
結婚式が行われる中、ひたすらパンやらお菓子を仕分けするのでありました。


一度車に戻ってお菓子を置いて、日が暮れた都をきこきこ。お腹が減ってきた〜
ココへ再訪するからには、是非ともペコペコで!と思っていたの。


平安神宮の近くにある”グリル小宝”へ到着したのは20時過ぎでした。
タイミング良く席に座る事が出来て、お腹の準備も万全ですっ!



ハムサラダ、ヤキメシ、チキンライス、ハヤシライス、どれも大盛りサイズが標準。
ずっと前にnassanに連れてきて頂いてから、あの時のヤキメシがもう一度食べたくて!
でも半端ない量なので、おやつ集中して食べたいと思うとなかなか足が向かなかったの。
久々のヤキメシは、それはそれは旨ウマ美味でした。何か危険な薬でも入ってるんじゃ
ないかと思うほど!オムライスが名物の洋食屋さんですが、ヤキメシは隠れた名物!
チキンライスはしつこくないし、ハヤシライスは玉ねぎの甘さ十分でやはり満足。そして
美味マヨネーズのハムサラダと、こばさん似のお兄さんのお水を注ぐパフォーマンスも
もう、何もかもがお気に入り♪ダーが残したのをきさが平らげる、と言う普段ならばあり
えない状態。あ゛〜〜大満足!


燃料満タンで夜の都をスイスイ。あ!四つ葉だ!!と走り去るタクシーを追っかけてパシャ!
夜の街なら自転車でも簡単に追跡できたの。ホントは危ないから良い子は真似しないように。
祇園のお座敷風景をチラ見したりしつつ、約14時間の京都ツアーは無事終了したのでした。


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