5月3日(土)
2年前に出逢った愛媛・今治の魅力的なお店たちに再訪するための連休。
前回の雪辱を晴らすための旅でもあります。もちろん、新たな出会いも。
前夜10時に名古屋を出発して、来島海峡PAに着いたのは午前4時ころ。
朝8時に今治港近くのホテルにデリカ号を停め、クルーソーで出発します。
まずは前回もお邪魔した”こがねパン”で朝ご飯を調達。そして港に向うと
大島行きのフェリーがすぐに出航するところ。急いで乗船券を買って乗り
来島海峡大橋を眺めながらサンドイッチをぱくぱく。補給食用に買った
はずのミルクパンまで食べちゃった。程なく下田水港に到着。
大島で見つけた立派な石垣はまるでお城のようです。宮窪漁港では鯉幟が
等間隔に並んでいました。どうやら漁師さんの御宅では港に飾るのが流儀
みたいです。どの鯉幟もとっても立派でした。
「村上水軍博物館」の標識を見つけたダーが行ってみようって。どんなんかな?
おお、なんだか大層な建物だ。300円だったので休憩がてら見学する事に。
展望潮流見学船が目の前を出発していくのを眺めてみたり。
お土産売り場でみかんジュース飲んだり。やっぱりストレートは美味っ!
大漁旗をた〜くさん見かけたり、可愛くされちゃった水軍ってどうよ?と
思ったり。でもまだ大島に居るんだっけ。
折角なんだからお隣の伯方島まで行こう。橋の途中の無人島にはキャンプ
をしている人が沢山見えました。
伯方・大島大橋橋を渡って道の駅で塩アイスじゃなくてみかんジュース。
11時を過ぎるとさすがに自転車が多くなってきました。お、そろそろ
引き返さないと、と今来た橋を戻ります。
大島から能島方向の潮の本当に早くて、あっと言う間に流されそう。
吉海までの途中、大きな石の鯛の前で一休み。さっきのみかんジュースの
残り半分を飲んで。サイクリングロードを離れると大きな醸造所を発見。
後で覗いたけれどお休みのようだったのが残念。
目印を見落として行き過ぎてしまったよ。造船所の脇のへんろ道の石標を
進んで、更に細い道を進んだ先に目指すお店はありました。
ペイザンは小さなパン屋さん。お店が開くのは土曜日だけで、小さなカフェ
でサンドイッチプレートやピザが食べられます。道に迷って遅れてしまった
のでお店売りのみの菓子パンは既に売り切れ。お腹ペコペコだったので
ピザ1枚とライ&クリチサンド2切れ+チキンのバゲットサンド1切れ+
ライ&バター&はっさくジャム1切れをペロリ。
自宅宛に2週間後の配送もお願いしたのは言うまでもありません。
食後はお店の裏山を進んでみると・・・こりゃプライベートビーチだわ。
潮干狩りする人々を眺めつつ吉海バラ公園に寄ってみたけれど、時期が
まだ早すぎたわ。ドルチェのアイスも売っていたけれど、ここは我慢。
長い長い来島海峡大橋を越えて、今治へと戻ります。きさ家的しまなみの
ゴールはアレに決まってるんだから!
登泉堂の氷!!これがもう一度食べたかったの!初めての時は人気
のいちごミルクにしましたが、今回はミルク抜き、だって苺が美味しいっ!
ダーは前回同様いよかん。これも相変らず美味なのよね。
御主人は2年前に訪れたきさ家を覚えていてくださったのでした。やはり
小径車は目立つのかな。わらび餅は売り切れだったので予約してお店を
後にしました。
続いて今治駅の向こうのフクスケベーカリーへ。前回はお休みと重なって
いたので初めての訪問です。さすがは70年以上も続くパン屋さんだけ
あって、店員さんも「私も子供の頃からココのパンを食べてました!」と
仰る。明日の朝用にクロワッサン、クリームパン、ピロシキをお買上げ。
そして店内を見回して、気になるパンたちの配送の手配も怠りませぬ。
最後に固焼きシュー・63円をその場でパクリ。コレはナイスなおやつ。
今治大丸のある「ドンドビ交差点」って名前が以前から気になっていたの。
”呑吐樋”というのは川を遡ってくる海水を調整する水門のことのようです。
海〜お城の堀〜川と今も繋がっているけれど、昔は川幅はもっと広かった
そうです。今は地名と橋の跡だけが残っているだけなのでした。
さて一度ホテルに戻って汗を流したら、今日の最後のお目当のお店へ!
2年前にも訪問した焼き鳥屋さん。ここでビールを飲む為に近所のホテル
を予約してきたんだから!!
5時半ころ入店したところ先客4組、という状況。待つのは構わないけ
れど、カウンターに座れるかどうかが気になるところ。待つ間にも次々
とお客さんが入ってくる&予約の電話が鳴り続けるけれど、7時以降は
地元のお客さんの予約が詰っているようで断りを入れていました。きさ家
も少し出遅れていたら危なかったということね。あぁ、助かった〜。
おっちゃんのパワフル具合は相変らずで、待っている時間も飽きる事は
ありません。今回の発見は少年サンデーは包丁収納になるんだ、って。
調理台下に沢山の包丁が並ぶ様は壮観でありました。
30分ほど待って無事にカウンター席に座る事が出来ました。ジョッキに
ビールを注ぐのはちゃんと機械がやってくれるんだね。
前回の教訓を踏まえて、流儀に従って注文。皮焼きは一人一人前。他の
モノは一人前ずつ。そして飲み物は生中ですとも。おっちゃんに2回目で
すから、と告げると「おぅ、じゃあ判ってるなぁ〜」と。
ドロっとした甘辛いタレを掛けた皮とキャベツが無くては今治焼き鳥は
始まらないのです。そしてセンザンキと呼ばれるから揚げ。
先日うっきー家さんから「肉詰めだったよ。」と教えてもらったので今回は
レンコンを止めてピーマン。チキンステーキ、トリニギリってなんだろう?
と思ったら鶏ご飯のおにぎりでした。コレも美味なのです。セセリと砂ズリ
(砂肝)まで食べたらお腹一杯。お会計は4000円ちょっとなの。本当に
良心的だよ〜。
「飲まんとやってられるかい!」と黄金の液体で水分補給しながらテキパキ
注文をこなす男前なおっちゃん。おっちゃんを支える女性スタッフさん達
と太陽のような女将さん(写真の方ではありません)がお店を盛りたてて
いました。
今治=いちご氷&焼き鳥、もうこの組み合わせは3度目、4度目も続くに
違いありません。嗚呼、また行きたいよ〜〜っ!
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