1月3日(日)

すっかり放置してしまいましたが、2008年お江戸詣での後半編はまとめて
写真だけで堪忍してください。


3日の朝ごパン。左下は表参道デュヌラルテのラルテ。この形でもちゃんと
クロワッサン。丸いブリオは卵未使用のブリオッシュですが、青山の角型
と違うのは蜂蜜も入っていないあっさりタイプ。
そしてブーランジェピシエのサクリスタンを立て縦笛のようにサクサクと。
どっちも最初は高いなぁ、と思うパン屋さんだったはずなのに・・・


荻窪〜四谷で南北線に乗り換え武蔵小杉行きで奥沢へ。haiさんに教えて
いただいたこの輪行ルートは自由が丘遠征の最適コースに決定。今日も
haiさんがお迎えに来てくれました。


開店時間に合わせて本日お付き合い下さる方々が集まって下さいました。


ここ数年、邪険にしていた訳ではないけれどサロンでちゃんと頂いてなか
ったので今回は朝イチでしっかり味わいました。





やはり茶色系が多い。メレンゲシャンティは食べている途中で金子シェフ
自ら品出しをされていたので、速攻追加。そしてコレに降参。本当に美味。
出来立てが食べられる開店時はゴールデンタイムかも。youさんは今日も
絶好調に飛ばして注文してくれるので頼もしい♪
持ち帰りの焼き菓子もパンもコンフィチュール相変らず全てが素敵。中でも
ヌガティーヌフリュイセックは買った自分を褒めたいと思ったくらい。
しかしまぁ、アレですね。東京に住んでない自分でホントに良かったよ。
気が付くと1時間半が経過。早いっす。


次にきこきこと向うは当然ながら2軒目。ハッピーロードは石畳風なので
自転車にはチョッと不向き。



お店に伺うのは実に5年ぶり2度目。お菓子そのものは毎年のアタックで
食べるチャンスがあるので、ついついお江戸遠征時には訪問店から外れて
しまうのです。しかし2007年秋のアタックで河田シェフの凄さを改めて
思い知らされたので今回は訪問。鍾乳洞のように奥が深い店内には、どこ
までも魅惑的なお菓子が並び続けて何時間でも彷徨えそうな空間でした。


等々力渓谷でランチタイム。松屋のお弁当で塩分+米+肉を補給。勿論
ケーキ1個よりも牛めしの方が安いのだ。財布もメリハリ付けなきゃね。


お昼ご飯の後が肝心。haiさんも珈琲を用意してきてくれたので十分♪


どれも素晴らしかったけれど、逸品はパリゴーだと思う。とても小さいけ
れど食べ応えがある。河田シェフのイメージと間逆の可愛らしいピンクの
デリス・オー・フランボワーズとホワイトチョコの繊細な飾りのパラディは
Rayさんが選んで下さったお蔭で意外な魅力も知ることができました。


二箱目はタルトタタン。もっと明るいところで写せばよかった〜。初めて
アタックで河田シェフのホールタルトを買った時(今はもう大型焼き菓子
は催事に出していない)以来。今日の中で一番悩んだ時間が長かったな。
かなり大きくて2500円なので良心的なお値段だと思います。
ベンチでお弁当やケーキを広げていると、どこからともなく猫が集まっ
てきました。タルトタタンの粉々になった生地を差し出すうっきーさん。
猫の口にはちょっと合わなかったみたい。贅沢なコだわ〜。


最後(と言っても3軒目だけど)のケーキ屋さんに向けて千歳烏山へきこきこ。
まだ冬至から二週間ほどと思えば影が長くなるのも仕方が無いか。


昨年秋にオープンした木村シェフのお店。あのフレジエとマカロンに再会
したくて。博多で知った美味しさに千歳烏山で再び、とは不思議な感じ。
立派なマロングラッセが360円で並んでいるのにびっくりしたら「高いっ!」
ってまきさん。「あれを600円で売ってるところもあるんだから良心的なん
だよ〜。」「そうか、自転車でも同じような会話があるもんなぁ。」そうそう、
値段じゃないのよ〜っと思えるところまで嵌まると何でも危険ですね。


外に1つだけあるテーブルで最後のケーキタイム。控えめに4つ。一番奥の
ピエモンテを見て思わず「リクセンの・・・」って言葉が出ちゃうのが折りたたみ
自転車仲間です。2年ぶりのフレジエ、断面の美しさはフレの時の方が感動
だったけど、一番底のビターチョコが相変らずナイス。
お土産に迷わず選んだマカロンの10個・2100円。Rayさんも「うぁ〜
綺麗!」って。まるでコスメパレットみたいです。そしてお値段も控えめ。


ラ・ヴェイユ・フランスで川崎方面の皆様とは一旦お別れです。荻窪までは
まきさんに先導してもらったお蔭で日没前にホテルに帰ることが出来ました。

少しゆっくり休んでから最後の夜のお楽しみ♪駅前の居酒屋に繰り出すと
とんでもなく賑やかで楽しい夜が待っていました。
気付くともう深夜という時間帯、明日はもう丸腰でいいわ。それに時間も
遅らせてもらうことにしました。



明けて1月4日。
お江戸の最終日は寺井シェフのお菓子で決まり!目白駅に11時に集まる
haiさん、youさん、こばさん。
今回も悩みに悩んでケーキと焼き菓子を選んでいると、はなさんも到着。

いつもの場所に移動して至福のひと時。

シャルロットフランボワーズ、ディジョネ、ミルフィーユ、トルシュオーマロン
レガルカフェ、シューアラクレーム。嗚呼、もっと買えば良かった。
でも、このお菓子たちはあくまでも前菜?


今回の初チャレンジ!!シャンティーのホール買い!
どうせだったらプレートを付けてもらえば良かったかも。


・・・あっと言う間に完食。もう1種類ホール買いしても良かったかな。
シャンティーを口一杯に頬張るの贅沢。遠慮なしね、って言ったらホント
に一気に消えうせた(笑)


今回はスリムなケークではなく、丸型タルトの集中買いにしました。丸腰
だからね。
丸いタルトの4兄弟。
タルトポアールヴァンルージュ、タルトオーポンム、ガトーバスク、そして
ガレットショコラフランボワーズ。


今回のお江戸のお菓子写真で一番のお気に入り♪


仲良く四等分。ご協賛感謝です。



寺井シェフのマロン競演。蒸し焼きっぽいマロンプレッセは今回の初モノ。
ロワ・ドゥ・マロンとアルデッシュは絶対外せないし、クッキーも勿論。


youさんから頂いた松川の薯用と奥に小判が詰っていそうな最中。そして
前夜に盛り上がった泥団子。早起きして作って来てくださってありがとう。

目白で皆様とお別れしてホテルに戻り、おやつ満載のデリカ号が最後に
向うのは・・・


やっぱりココのパンの香りを車内に積んで帰るのがシアワセ。先回りして
待ち構えていた方が1名おられました。最初から最後まで、ホントに色々
ありがとう>haiさん。
2ヶ月熟成のシュトーレンを頂きました。スゴイいことになっていたので、
自分用に買ったシュトーレンも2ヶ月かけて食べたのでした。シュトーレン
の周りのお砂糖、まさか捨てたりしてないよね?砕いてバターと一緒に
プラタヌやカンパーニュに挟んだり、トーストにして焦がしても美味♪


富士山を眺めつつ、クロワッサンを齧りつつ、翌日から始まる日常へと
東から西へと引き戻されるのでありました。


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