1月2日(火)
今日の天気予報は曇り、でも行きたい場所を考えると自転車よりも丸腰
の方が都合が良さそう。昨夜に沖縄旅行から戻ったばかりのまめさんが
お付き合い下さることになっているので、朝食の場所で待ち合わせする
事にしました。
ガラガラの丸の内線で霞ヶ関まで向かい、日比谷公園を抜けた先の帝国
ホテルのユリーカでまめさんと合流。超一流ホテルで朝食だなんて豪華じ
ゃないの。ターンオーバーの目玉焼きにベーコン、温かいパンにグレープ
フルーツジュースのアメリカンブレックファストをまめさんはご注文。
う〜ん、美味しそう。でもきさ家のお目当は・・・
黄金色のバターミルクパンケーキ。パンケーキブレックファストにはこれま
た美しく焼かれたハムがサイドディッシュに鎮座します。パンケーキには
ホイップされたバター、メープルシロップ、蜂蜜が添えられています。
ユリーカプレートは色々な味が少しずつ楽しめるステキなメニュー。
プチサイズのパンケーキが2枚、初めてご対面するエッグベネディクト
(マフィン+ハム+ポーチドエッグ+オランデーズソース)はナイフを入れ
ると黄身がとろ〜り。ソースと共にマフィンに絡ませて食べるのは至福の
ひと時。ぽってりしたフライドポテトにカプレーゼ(モッツアレラチーズと
トマトのサラダ)、カッテージチーズのクレープ巻きにヨーグルト。あぁこれ
は手間が掛かってるプレートだ〜。紅茶を何杯も頂きながらパンケーキを
楽しみます。カロリーなんて気にせずに、バターやらメープルシロップを
た〜〜〜〜ぷり。あぁ美味しい。やっぱり来て良かったぁ。ずっと前から
こちらのパンケーキが気になっていたけれど、1月4日を以ってユリーカ
は閉店(改装して新しいカフェに生まれ変わるのでしょう)してしまいま
した。ぎりぎりセーフだったのですが、新しいお店でもきっとパンケーキ
は愛されていくのでしょうけれど、最後のユリーカの雰囲気も味わえて
良かった。
リッチな朝食の後はガルガンチュワを覗いてみました。格式高きホテイチ
であります。福袋に惹かれるも、ここでは思いとどまりました。お菓子も
様々な種類が揃っていましたが、買えそうな値段&量のモノは売り切れ
ばかりで残念。
ここからは3人でてくてく。宝塚劇場から数寄屋橋と進んで行くと、あちら
こちらで福袋目当てのお買い物行列に出くわしました。東京駅も通り越して
COREDO日本橋の前では賑やかだなぁと思ったら獅子舞が。生獅子舞って
お江戸でしか見た事がないかも。
日本橋までやってきたのは、期間限定のHAPPYローソンに行きたかった
から。30日にはお店の前を通っているのですが、今日はゆっくりと店内
を物色しました。ここでの発掘品はミニサイズの紙コップです。うがい用に
たっぷり数が入っていて、これは明日持って行くのに丁度良い、と。
日本橋からは地下鉄に乗って新宿三丁目まで移動します。地上に出ずに
そのまま伊勢丹の地下にやってきました。伊勢丹は初めてなのよね〜
まずは期間限定で出店していたアンリ・ルルーのC・B・S(塩バターキャラ
メル)は、昨今のキャラメルブームの火付け役ですね。10粒で1575円!
まぁショコラの事を思えば許容範囲かな。それにお正月だしね(意味不明)
さすがにフルーツ系にまでは手が出ませんでした。魅惑のキャラメリエ
(キャラメル職人)のキャラメルは、甘くて絶妙にしょっぱくナッツの風味も
豊かで・・・庶民は1粒全部を口に入れたりはせず、半分に切ってちまちま
味わいました(爆)
お向かいのジャンポールエヴァンはサロンの前には長蛇の列。30日に
表参道ヒルズのショップは覗いたので、お隣のアラン・デュカス氏のbe-
ブーランジェピシエに。いずれも広島が本拠地のアンデルセン傘下です
が、名古屋に登場するにはまだ時間が掛かりそう。
pocoさんのblogで見て気になっていた”リヴレ”は本を開いたような姿に
セモリナ粉を使ったもっちりした生地。翌朝に2ページずつ剥がしながら
間にバターをたっぷり挟んでいただきました。楽しくって美味しい〜
のこぎり形の歯を模したスィーを二分の一本と、と〜っても大きくて長い
(持ち帰る途中で折れてしまった)サクリスタンは口どけさくさく&バター
の香り+キャラメリゼされたお砂糖の甘さが絡んで止まらない美味しさ。
それに新年限定のbeのロゴ入りのboxには焼き菓子がわんさか入ってい
ます。クッキー3種類、フィナンシェ2種、マドレーヌにフルーツケーキ。
割安ではない(箱がタダだってことだけ)けれど、さすがにどれも美味で
高かったけど悔いは無し。むしろ色々な味を楽しめて良かったな。
調子に乗ってお隣のピエール・エルメでも福袋に手を出してしまいまし
た。ヴァニラのパウンドケーキ、5色マドレーヌセット、ミックスベリーの
コンフィチュール、クッキー、紅茶にマカロンのフォトフレームが入って
5000円でした。マカロン写真の代わりにTシャツが入ったものも有った
ようです。これにエルメ氏のサイン本が付いて1万円ってのも。さすがに
そこまでは(いや、五千円でも充分お高いと思いますが)手が出ず。
お店の方はエルメ氏の似顔絵缶バッヂをつけていましたが、このキャラ
は・・・う〜ん、どうなんでしょう。親しみやすさを狙ったのかもしれないけ
れど、高級感が損なわれるような気がしてならないのですが(^^;
伊勢丹で買い物を済ませて外に出てみると、やっぱり新宿が静かだった
のは元日だけだったんだなぁ、と。そのまま歩いて中村屋に向い、お昼
ゴハンはカレーライス。海老野菜カレーにしたらココナッツ入りだった(欧
風だから大丈夫かなぁと思ったのに!)ので、急遽まめさんにオムライス
と交換してもらったのでした。ありがとうございました。
お腹もいっぱいになった3人は京王線で少しお昼寝しながらガタゴト。
初詣で賑わう高幡不動の駅の目の前にあるフジウに到着。名古屋で催事
のお菓子は沢山、沢山買ったことはあったのですがリアル店舗の訪問は
今回が初めてです。近年コンフィズリーがブームですが、藤生シェフはその
草分け的存在であります。更になんとフジウは年中無休!残念ながらカフェ
はクリスマス〜お正月期間はクローズですが、お正月から開いているのは
ホントに嬉しい。
店内のコンフィズリーは何度も食べたものもあれば、初めて見るものも
沢山あります。今日は丸腰だから持てるだけ買っちゃってもイイよね、と
目に付く物を手当たり次第のように買い込んだら・・・え、17,864円!!
箱入り菓子が値段を釣り上げた要因のようでした。シュトーレン2625円、
トゥーロネス(切り分けて頂く塊形のチョコ)1260円、パートドフリュイ12個
入り1050円、夏から気になっていたフリュイ・オ・ザマンド1470円とか。でも
1個63円だからってキャラメル20個以上も買ったり、キャンディの全部の
フレーバーを籠に入れたりしたら・・・ねぇ(爆)
しかしこの日記を書きながらレシートをじっくり見て初めて気が付いた。
生ケーキ3つが計算に入っていないよ〜!いやはや、あまりにも長〜い
レシートだったので、金額に驚き&笑った後は確認なんてしてないんだ
もの。決して悪気は無かったのよ。今シーズンなんと3回目のタルトタタン
2回目のサンマルク、そして初めてのトランシュノワゼット。藤生シェフの
ケーキは茶色の地味系が外れなくしみじみ美味しい、が勝手な持論なの。
3人で分けるのに丁度良い大きさなので、早速温かい珈琲と共にぱくぱく。
しかし2ヶ月のうちに3度も同じケーキを食べられるとは(^^)
お店が開けるほどに買い込んだので、新兵器のカートも大活躍です。でも
高幡不動まで来たのに、お参りもせず駅に引き返すのでありました・・・
で、やってきたのは30日の朝に見つけた下北沢のカフェ・ミケネコ舎。
正月休み無しで営業、と書いてあったのを覚えていたので確かめたい事
があり行ってみる事にしました。骨董屋さんの脇に2階へと通じる階段が
あります。この先は撮影禁止の標示が有ったので写真は無しね。
昭和レトロな小さなカフェではスペシャリテコーヒー&おやつを頂く事が
できるのですが、珈琲の品書きを見てほぼ確信を得たのでお店のマダム
に尋ねると、やはり軽井沢丸山珈琲の豆で(ご主人は丸山さんで修行して
おられたのだそう)当然プレスで淹れてもらえます。雨は降らないものの
フジウを出た辺りから気温は下がってきていたので、たっぷり飲めるの
が嬉しい。まめさんはマダムお手製と思われる白胡麻のチーズケーキを
注文されたので、横から一口頂いて更にシアワセ。
下北沢から井の頭線で吉祥寺に移動して、ここで一旦まめさんとはお別れ。
夕食の時間まで少し間があるので、一旦ホテルに戻ることにしました。
荻窪駅の片隅に見つけた小さなパン屋さんが気になったので覗いてみま
した。夕方だったので殆ど売り切れだったのですが、レーズンパンだけを
買い求めました。少しだけですがイートインスペースがあって、ケーキの
ケースもありました。小さいけれど洒落たお店だなぁ、と思ったので後か
ら調べたところ、ル・クール・ピューの支店と判って納得。今回は本店に
お邪魔することが出来そうにないと思っていただけに嬉しい。
部屋に戻って大量のお菓子の写真を撮って、これで今夜はバタンキュー
できると一安心。でもすぐに出かけなくっちゃ。阿佐ヶ谷まで早足で歩くと
いい感じにお腹が空いてきました。
お久しぶりの山永さん&レチェママさん、Cocoさん、なぎのさん、まきさん
まめさんが中杉通沿いの”とむす”に集まって下さいました。何度もお店の
前は通っているのですが、入ってみるのは初めてです。例によってきさの
食べたい物を勝手に注文しちゃいました。お料理はすべて小盆と中盆が
あるのですが、全部中盆を1つずつ頼みました。
前菜盛り合せ、海老の塩炒め、イカとセロリ炒め、と続いた所で美味しい
んだけど、薄味のお料理ばかりが先に出されるのが少々不満。だって後
は辛いお料理が残っちゃうじゃない。それとも薄味〜濃い味に出すのが
お店の方針なのかしら?
回鍋肉が出たところでご飯が食べたくなってくるけれどまだまだ我慢。
辛い牛肉の細切り炒めはクレープみたいな皮に包んでいただきます。
これは香菜のニガテなきさは玉砕(香菜がたっぷり過ぎだった)のですが
大丈夫な皆様にはとても評判も良かったようです。
鴨の燻製チャーハンはすこぶる美味しくて、ほっとできる味。見た目も
彩り良く、思い出してももう一度食べたい〜。チャーハンに夢中になって
いたら麻婆豆腐の写真を撮り忘れちゃうところでした。見た目には辛そう
じゃないのですが、とってもパンチのある山椒の辛さです。もちろん旨み
もたっぷりで、ここで白ご飯を頼まない訳にはいきません。トロ〜リと
掛けて口に運べば、辛ウマウマです。この麻婆豆腐はランチでも頂ける
のですが、ランチは辛さが控えめなのだそうです。あぁ、お腹もだいぶ
苦しくなって来たなぁ、と思ったところで最後のお料理登場。
最後の海鮮サラダ冷麺は千切り野菜とイカ&海老がたっぷり。ひんやり
さっぱり、するする〜と食べられます。かなりお腹一杯だったはずなん
だけどなぁ。こんな冷麺が近所で食べられたらなぁ。通うのになぁ。。
もちろんデザートは別腹なので、メニューに乗っているスイーツ全部、と
思ったらマンゴープリンは売りきれ。あぁ最初に頼んでおけば良かった
と思っても既に遅し。四角い杏仁豆腐とココナッツプリン、それに黒ごま
のアイスクリームを女性中心でいただきました。さんざし?のソースが
掛かっている以外ココナツプリンと杏仁豆腐の見た目は良く似ています。
最近はふわとろ系の杏仁のお店が多いので、久々に自立した杏仁を
食べました。こんなスタイルだと”豆腐”って呼びたくなるよね。ちゃん
と杏仁の香りが楽しめるお豆腐です。ココナッツプリン(おやつだったら
ココナッツは好きなのだ)も良い感じ。黒胡麻のアイスはゴマの感触が
たっぷり楽しめて満足、満足。
今夜の宴は期待通りの楽しい展開となってめちゃくちゃ面白かった〜
お付き合い下さった皆様、そして一日荷物持ちをして下さったまめさん、
ホントにありがとうございました。
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