7月1日(土)
3月に出かけた"日曜休みのパン屋特集・再び”の続編企画。今週もダーは
シゴトなのですが、someさんがご一緒して下さることになりました。
当日の朝になっても怪しい予報だったので、車でランチに気分は半分以上
傾きかけていたのですが”雨ならsomeさんダンナさまがお迎え”の助け舟が
差し出されて一気に形勢逆転。当初の予定通り、赤池駅傍のル・ショコラへ
クルーソーで向うと、お店の前にはすでにsomeさんとお初のヘリオス号が
お待ちでした。でもなんだか様子が・・・
せっせと走ってきた二人に対する仕打ちは”本日講習のため臨時休業”の
貼り紙でした。久しぶりに来ることが出来たというのに・・・ショック。
仕方が無いので、次に予定していた名古屋市農業センターへ向います。
美味しい牛乳とジェラートが食べられる穴場なのですが、ジェラートは
まだ販売時間前でした。ホントはル・ショコラでパンを買ってココで食べ
ようと思っていたので、もうお腹はペコペコ。someさんがお土産に買って
来てくれた某所の美味しいパン屋さんのラスクをさっそく頂きました。
someさんの名古屋コーチン卵アイス(カップアイスは朝から販売)を乗せ
ながら、お供には濃〜い牛乳を。あまりにも美味しくてバリバリと食べて
満足♪美味しいお土産に感謝です。
そうこうするうちにジェラートの販売開始時間の10時になったので、当然
のように再び売店へ。シンプルなミルクとアーモンド(アーモンドを使った
お菓子のようなクランチ入り)を急いでぱくぱく。天気予報もなんのその
青空も見えてきたりして、溶けないうちに食べなきゃ〜
ジェラートを食べた後は、牛さんを表敬訪問したりして(笑)
園内には乳牛だけじゃなく名古屋コーチンや小動物もいて、家族連れには
結構人気です。また畑もあって、玉蜀黍や南瓜などの夏野菜が実を大きく
育てている様子も見られました。小さな林では可愛い松ぼっくりを見つけ
たりして。枝垂れ梅の季節以外は静かな公園です。
農業センターから東郷町〜三好町と平針街道を進みます。坂もなく距離も
そんなにはないのですが、道幅は狭いし路面はガタガタだし・・・でも他に
適当なエスケープルートもないので我慢我慢。
境川を越えて三好町に入ってすぐの街道沿いにある”美好餅”さんへ到着
しました。大福がとっても有名なお店です。店内には常に多くのお客さん
であふれています。午前中に行かないと買えない事も珍しくないと聞いて
いたので、11時前に到着して無事に購入。
境川まで戻って、川原でさっそく食べてみました。ずっしりと重い大福は
1つ105円。半分でも普通のお店の1個分のボリュームです。やわやわ
のお餅に甘さ控えめの餡がた〜〜っぷり入っています。2つはお土産に
しましたが、帰宅したらお餅の柔らかさに餡の重さが持ち堪えられなかっ
たみたいで、1つはお餅が破れ餡が飛び出してました(^^;
さっきは青空だったはずなのに、なんだか黒い雲が立ち込めてきました。
ちょっと心配になりながらも、ぽた続行です。
できるだけ車の少なそうな道がイイね、と地図で選んだ旧道らしき道を
豊明方面に向けてきこきこ。
すると途中でアンテナの反応するお店が・・・「ここでいきなりうどん食べ
よう!なんて言ったら賛成?」「賛成!」
予定外に立ち寄った”さぬきうどん・泉七八”は当たり!のうどん屋さん
でした。ころのツユの味も、味噌ころがメニューにあるのも、それに加え
てセルフの”おでん”があるのも讃岐の基本を押さえていて全部オッケー!
肝心のうどんも美味しくて、お客さんは90%地元民だし。中京競馬場や
境川サンヘルスにも支店があるそうです。
やっぱり旧街道で永く続いていそうなお店にハズレはないねぇ。
思いがけず立ち寄ったうどん屋さんのお蔭で少し心配な事が出来ました。
この後に寄るつもりの小さなパン屋さんのパンが無くなってしまうんじゃ
ないか?って。しかし、また次の誘惑が・・・レネット?何屋さんかな?
文化会館北の交差点手前で思わず立ち止まり「someさん、ココ知ってる?」
「ううん。」近づいてみると、新しいケーキ屋さんです。このまま通過なんて
出来る訳がありません。中に入ると厨房スペースが広いのか?テイクアウト
のみでカフェはありませんでした。焼き菓子だけ買おうか?と思ったので
すが、涼しげなデザートが誘惑します。「ゼリー系だったら半分っこなら
食べれるよね〜。」グレープフルーツゼリーも候補だったのですが、色気の
あるオレンジショコラブランに軍配が上がりました。品を包んでもらっている
最中にもガラスケースの中身を眺めながら寸評もろもろ。「この中で興味が
あるケーキは?」・・・二人の意見は見事に一致「すいません、チーズタルト
も入れて下さい!」
お向かいのサークルKで濃〜いミルクティを買って、文化会館のベンチで
早速ぱくぱく。フルフルのオレンジゼリーの中にホワイトチョコムースと
スポンジが入っています。もうチョッとゼリーの酸味が有るのが好みかな。
チーズタルトは少し塩味のクリームチーズに馴染んだタルトがイイ感じ。
チーズケーキって見た目の華やかさに欠けるけど、コレは可愛い仕上げ
(チョコはあっという間に柔らかくなってしまう季節ですが・笑)で、選んだ
のは間違い無かったみたい。
さて、今度こそ豊明まで来た目的のお店に行かなきゃ。今日はすぐに見つ
ける事が出来ました。何で以前は通過しちゃったんだろう??
大橋さんが全部お一人で作るパン屋さん・手ごねパン屋大橋に到着した
のは1時少し前でした。レトロなガラスケースには、どうにか選ぶ余地あり
と言える品揃え。1つしか無いパンも多くて、二人してどうする??って
相談しながら5つくらいずつ買いました。お値段もと〜ってもリーズナブル
で(全部一人で作っておられる事と立地の成せる業でしょう)写真のパン
にミニサイズの食パンも買って500円台でした。二人で10個ほど買ったら
ガラスケースの中はヒジョ〜に寂しい状態(下の写真)に。
近所の小学生がお小遣いでおやつパンを買いに来ていたりして、地元密着
のパン屋さんです。お洒落ではないけれど、飽きのこない美味しいパンを
提供してくれる貴重なお店です。また行こう。
豊明に来たら外す事の出来ないお店に今日も向かうのですが、予定外に
うどんやケーキを食べちゃったので、少し休憩が欲しいなぁ。そこで以前
気になった”二村山”へ登ってみよう!という事で・・・
住宅街の行き止まりから更に脇道を進んでいくと、竹林の中へと続く階段
が見えました。朝の雨で濡れたままなので自転車たちはここに残して、歩
いて登山?に挑戦します。道が開けた先にはお地蔵様を祭ったお堂と立派
な松が現れました。まだ奥に道が続いているので先に進むと・・・
今度は大きなお地蔵様さん。でもなんだかヘン??上半身と下半身が別々
なんです。その昔、旅人が盗賊に襲われた時に身代わりとなって切られた
伝説があるそうです。その奥には小さな展望台の階段をえっちらおっちら
と上ってみると、想像以上の景色が広がっていました。昔は伊勢湾を行き
交う船も見えたそうです。今は逆方向にタワーズとトヨタの新しいビルが
見えます。アゲハチョウやツバメや、はたまた蜂にカマキリの幼虫までも
が展望台で二人を待ち構えていたのでありました。海抜72mじゃ大した
景色じゃないでしょ?と思っていたのに、ちょっと歩けば素晴らしい眺め
で嬉しくなってしまいます。
展望台を下りてお堂のお地蔵様にもご挨拶をして、周辺をウロウロしてい
ると、奥に続く獣道?のような道の入口に”鎌倉街道”の道標を見つけまし
た。そういえば、旧東海道の笠寺付近でも鎌倉街道と交差する道標を見た
事があったっけ。江戸時代に東海道が制定されるまでは、京都から鎌倉を
結ぶ主要街道だったんだ。しかし今は(当時もだったのか?)うっそうとした
林道で、お散歩のつもりで歩くのは無理みたいです。鳴海〜沓掛(豊明)〜
八橋(知立・かきつばたを見に行ったっけ)と続くそうです。梅雨時の所為
か、いたるところにキノコが生えています。もちろん毒キノコでしょうが(^^;
そろそろ自転車たちのところに戻ろうか、と歩いているとビックリする程
大きなキノコ!これが椎茸だったらねぇ、なんて話ながら写真を撮ってい
たら、お堂の方から歩いてきたおっちゃんが近づいて来ました。
おそらく二村山にやってくる女子2人組なんて滅多にいないんでしょう。
おっちゃんは観光協会発行の観光チラシと二村山の云われが記された
紙を手渡して、鳥笛?をや色々な話を聞かせてくれました。そして最後に
手作りのキーホルダーまで。「しっかりココこ事を宣伝してや〜。ココまで
来てくれたら、誰でもあげるから。」ですって。近くの方は是非訪ねてみて
下さい。雪の積もった朝か、蝉時雨の夕暮れにもう一度行ってみたいな。
そして再び自転車きこきこ。次のお店は美味しい鯛焼きと氷の”むらさきや”
さん。以前見つけた抜け道を通ってお店に着くと・・・
あれ?ナゼに氷が3人分?ここで車で登場のsomeさんの旦那様と合流
です。まだリタリアした訳じゃありませぬ。ちょうど近くへお出掛けの道
すがら、という事だったの。タイミング良く焼き立ての鯛焼きを頬張り
つつ、氷を待ちます。お二人は宇治金時を注文されたので、チョッと冒険
してブルーベリーを注文しました。が、コレはお子ちゃま味で失敗〜。どう
やらココでは宇治金時が基本みたいです。鯛焼きは相変らず美味しくて
コレのためだったら豊明まで走るのもヘーキって思えるくらい。
この日何度目かのおやつを食べながら、最後のおやつポイントへのルート
をアレコレ相談。でも結局は最初は考えていなかった道を進み、someさんの
記憶が頼りでした。
途中で”今日何度目かの予定外の寄り道”でチーズケーキを買って(だって
ダーと一緒の時じゃ食べられないしね)更に西へときこきこ。
初めての愛知池を半周します。どうにか天気も持ってくれて良かった〜
最後の目的地・愛知牧場に到着したのは3時半でした。
二人とも愛知牧場を訪れるのはかなり久しぶりで、色々な施設が増えてい
てびっくり。先ずは売店でレモン風味の飲むヨーグルト、氷珈琲フロート
チーズケーキをお買い上げ。日陰のテーブルでさっき買ったチーズケーキ
も広げてぱくぱく。
氷コーヒーフロートはソフトクリームがたっぷりで310円、飲むヨーグルト
は一回り小さいカップで210円、よく見かけるタイプのミニチーズケーキ
は110円といずれもリーズナブル。ソフトの濃さに満足しつつ、ケーキを
頂きます。
チーズケーキ専門店(というわりには他のケーキも多かった)のケーキは
正直ちょっと拍子抜けで、一番美味しかったのは110円の愛知牧場のだ
ったりして(^^; いや、そんな予感はさっきのケーキ屋のケースを見た時
から二人ともうすうす感じていたんだけれど。
最後のおやつの後は、厩舎で乗馬の馬を眺めたり。名前を順に見てみる
と、フィナンシェ、カヌレ、コンポートにガレット・・・え?!おやつの名前
ばっかりじゃない(笑)なんともスイーツな馬たちなのね。
他にもカワイイ仔牛を眺めたり(ちょっと大きくなると声が野太くなってし
まうのだ)タイミング良く搾乳場を見学(1日2回・時間が決まってます)し
たり。お母さん牛たちは、自ら進んで搾乳場にゲートインしていきます。
誰に言われる訳もなく、奥からちゃんと詰めて入っていくのです。一日に
約27リットルのミルクを出すそうですが、毎週のように飲んでいる愛知
牧場の牛乳の生産現場を見られて良かったよ。感謝して飲まなくちゃね。
気が付くと1時間半も経っていました。17時に愛知牧場からそれぞれの
家路につきました。・・・が、きさ家の方向には暗雲が。信号と地図確認
以外は走りづめ。帰りに寄ろうと思っていたお店も泣く泣く全部素通りし
て走ると、最寄り駅近くの路面はしっかり濡れていました。でも運良く家
まで降られる事は無く無事帰宅する事ができました。
スイーツは余り得意じゃないはずなに、丸一日お付き合い下さって感謝
です。今度は美味しいお蕎麦のお店に御案内しますね♪>someさん
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