6月21日(水)
一年で一番昼間が長い一日は、梅雨の合間の晴れ間も今日までの予報
に加えて、ダーは忙しくて連日遅くまでシゴトなので夕方から夜の時間を
持て余し気味だったりして。丁度タイミング良く仕事も早めに切り上げて
も支障がなさそうだったので、今朝ダーに「クルーソーに空気入れておい
てね。」と頼んでおいたのだ。12時で帰るつもりが、結局家に戻れたのは
14時半過ぎ。念入りに日焼け止めを塗って、昼食代わりにバウムクーヘン
を牛乳で流し込んで出発。最小限の装備だけで、偶には運動してみようか
な?と日没までの4時間で出来るだけ頑張ってみちゃおうかな〜なんて。
予定より出発時間が遅くなった事もあって、当初目標にしていた場所へは
とても辿り着けないなぁ、じゃあどうしよう??まぁ適当に行きましょ。
時々気になるお店があっても、見ないフリ見ないフリ。信号で止まる以外
ずっときこきこ。ゆっくり自分のペースで・・・どんどん緑の山が近くなって
きます。矢田川を遡上していくと、愛知万博瀬戸会場近くの海上の森の
入口が見えてきます。夜だったら蛍が見られたかもしれません。
以前、くいくいさんと参加したMAGロードサイクリングのスタート地点の
赤津ICに抜ける南山学園の裏道を走ります。ちょっと大変だけど今日の
テーマには合っているよね?と思ったんだけど大失敗。あの日は日曜日
なので気付かなかったけれど、平日はダンプカーが引っ切りなしなのだ。
顔が排気ガスで真っ黒になるのを感じつつ、赤津IC前まで。途中で少し
ずつ”おしどりミルクケーキ”(山形のローカルおやつ・不二家ミルキーを
大きめの板ガム状にカチカチに固めたみたいなお菓子)を4枚と、”バンビ
生チョコ入りキャラメル”(北海道ローカルもの・普通に美味しいチョコ味)
いかにも補給食みたいなおやつだけできこきこ。いつもだったら有りえな
いでしょ。
さすがに藤岡までは行けないなぁ、と気になっていた赤津の窯元の街並み
をふらり、ふらり。週末だけオープンのギャラリーも多いみたいです。
赤津にも小さな窯元があって、煙突が至る所に。織部や黄瀬戸などは誰も
が目にしたことがある有名な焼き物でしょう。その故郷はここ、赤津なの。
昔の街道そのまんま、でもダンプカーの往来は激しくて日曜以外は自転車
での散策はオススメできないかな。車から見るだけだったこの道標を廻っ
てみたいと思っていたので、パチリパチリ。なかなか味があるでしょ。
以前くいくいさんと訪れた”セブングレイズ”で一休みしようかと思っていたの
ですが、定休日のようで残念。潰れたんじゃなくて良かったね。それよりも
気になったのは、その奥に見つけた五平餅定食のお店。こちらも水曜休み。
大きな梟の焼き物が目印です。その奥には赤津焼き会館があります。平日
に訪れる人もいないようで、なんだか寂しい感じ。入口の陶板に懐かしい
モリコロを見つけたのでパチリ。
古瀬戸街道をひゅ〜んと下って、古瀬戸交差点で暫しどっちに行こうか?
更に頑張って品野〜水野、と思ったけれど、そのコースは週末にした方が
身のためのような気がした(ダンプが多いのは目に見えていたし、何かあ
ったて自力で帰れないで日没になるのは避けたかった)ので大人しく街へと
更に更に下っていきました。
気になっていたハムカツも、商店街の珈琲屋さんも今日は止めておきます。
記念橋の交番も新しくなっていたなんて・・・先週は車で通ったはずなのに
全然気付いていなかったよ。ここでまた一つ迷う。素直に瀬戸電に沿って
帰るべきか??それとも・・・国道155号もダンプが多い事は判っていた
けれど、万博に併せて道が広くなったのでもう少し走る事にしました。
南に一山(丘くらいかな?)越えると、八草駅が見えました。万博期間中も
終了後も一度も見ることは無かった駅。そのまま万博会場跡地に向けて
のろのろ上がって行きます。
元東ゲート口の陶磁資料館の南にはリニモの車庫がありました。そういえ
ば一度も乗れなかった”9番リニモ”はどうなったんだろうねぇ・・・万博終了
後は大方の予想通り乗客は見込めないし、いつかは廃線になるのか?
一度も終了後訪れていなかった万博会場跡地。見たら寂しくなるかなぁ、と
避けていたんです。すっかり更地になりつつある長久手会場ですが、グロー
バルハウスはそのままの状態でした。北ゲート前には”モリコロパーク”の
オープンに向けての工事中で、他に建物で残っていたのは迎賓館くらい。
しかし西ゲート・公園西駅付近はもっと凄かった・・・
観覧車が無かったら、1年前ここが万博会場だったなんて全然判らない〜
動く歩道はもちろん、観光バス駐車場も駐輪場も、見事に以前の田んぼに
戻っていました。あの半年は夢だったんじゃないかと思えてくるよ。何度か
お世話になった”たぬき駐車場”(最初は500円、最後は4000円・爆)
も、元通りの食堂として営業していました。
長久手温泉・ござらっせ(未だに一度も行ってないなぁ)で右に曲がった先
でスゴイもの見つけた〜!
なぜこんなところにダチョウが??よく判らないけれど、とにかく駝鳥だ。
しかもデカっ!ここでダチョウを飼育して、一体どうしようと言うのだろ
うねぇ(笑)
その先に和菓子屋さんが有る事は以前から知っていたし、万博開催中には
何度も近くを通ったのに、まだ一度も入った事のない”卯月堂”さんへ。
実は行きにお店の前を通って、氷の旗が揺れているのが気になって気にな
って。でも和菓子屋さんだから帰り時じゃもう閉まっているかも、その場合は
諦めよう、そう思っていたの。お、まだ開いてるぞ、と喜んだのも束の間
営業時間は18時まで、今は17時59分。う〜ん・・・「まだ良いですか?」
「ええ、どうぞ。」「あの〜、氷をいただきたいのですが。」「えっ・・・。
氷ですか?(そりゃあもう片付けてるよね・でもダメもと)でも、どうぞ。」
悪いなぁ、と思いながらも、ありがたいお言葉に甘えてしまいました。
やがて氷を削る音が聞えてきました。宇治金時は400円、氷のメニューは
金時モノのみです。和菓子は100円〜150円と非常に良心的な価格です。
”豆乳水まんじゅう”なるお菓子が気になったけれど、コレを持ち帰るのは
キケンなので追加で注文。確かに豆乳の味がする水まんじゅうです。その
ままよりも宇治金時に乗せて食べるのがお気に入り。勿論氷も美味しくて、
非常に満足。もっと早く来ていれば良かったなぁ。
きな粉おはぎと麩まんじゅうをお土産に買って、お会計は〆て700円。
まだ若いご主人ご夫妻の優しいお人柄が表れているようなお菓子でした。
あとは万博通いの帰りコースを走って、帰宅したのは19時少し前でした。
用意したライトも輪行袋も使う事は無く、走行距離は35キロ(気分値で)
くらいだったんじゃないかしらん。あぁ、短い時間だったけれど満足♪
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