9月28日(火)

タカシマヤ・パティスリー&ブーランジェリーコレクション2004も最終日とな
り、初日にアレだけ買いまくったにもかかわらず再び行ってきました。だって
kohiluさんからの収穫報告を聞いて、「あ〜あれも食べたいよ〜!」って思って
しまったから。

午後は代休にしてラパ子でタカシマヤに乗り込んだのは13時少し前。会場は
平日にもかかわらず昨年同様の賑わいです。特等席のデフェールには15人程
の行列。でも今日は他のスイーツを物色なのだ〜!

キャラメルパッションガトーフレーズジャルダンフリュイティエとミルリトン
先日デフェールのフレーズを食べて、やっぱりショートケーキって美味しいねぇ
ってつくづく思ったので他のお店のも挑戦しよう!と思いキョロキョロしている
と奈良のガトー・ド・ボアのガトーフレーズが目に入った!幸いスグに買えそう
だったので即購入(420円)決定、対照的に複雑な味わいが期待できそうな
キャラメルパッション(401円)も。
会計を済ませて包装を待っている間、向かいの東京のメゾン・ド・プティフール
をチェック。焼き菓子中心の品揃えは華が足りないのか今ひとつ客足が伸びな
いで苦戦してる様子。広告掲載品のジャルダン フリュイティエ(481円)と
オーソドックスな焼き菓子ミルリトン(399円)を。
エコール・クリオロも少し待てば大丈夫だったので今日も購入。秋の新作の栗
のケーキ・ベルヴェデールとショートケーキと表示のあったプランタン(合計で
850円)を。ココの販売スタッフの白いコットンキャップが可愛いなぁ。


ソナチネヴェルベデールと和栗モンブランタルト・アルザシエンヌ
先日も買った横浜のクール・オン・フルールをチェック。他にもコスパ高そうな
お菓子は無いかな〜と思っていたら栗のロールケーキ・ソナチネ(315円)が
良さげ。ここは1つのみ。
神戸のケーキ屋さんは行けそうな気がしたから先日はパスしたんだけど、いつ頃
行けるという明確な目標も無かったのでラ・ピエール・ブランシュで和栗モンブラン
(525円)を。真近で見ると結構大きめで一人で食べるのは無理な気が。
オーボンヴュータンの生ケーキは15:30の販売で行列必須なので今回はパス
と思いつつ売り場を覗くと、美味しそうな焼き菓子が色々と。プティフールが
可愛いと思いつつ隣を見ると、こっちの林檎のお菓子が美味しそう。しかも生
ケーキに比べるとかなりの高コストパフォーマンス。タルト・アルザシエンヌ
(2100円)の箱を持つとナカナカのスゴイ荷物持ちになっちゃった。

そうこうするうちにイベントタイムの2時になりつつありました。最後の今日は
デフェールの安食シェフの”お菓子についてQ&A”ってトークイベント。
安食シェフ 安食シェフ 
始まる前の聞き手の女性やスタッフ達と気軽に談笑する様子とは裏腹に、直後の
特設ステージの壇上では安食シェフは相当緊張を隠せない様子。お水も飲みまく
りで、途中でお代わり二度も。
華やかな人気シェフである彼の実直さをひしひしと感じる楽しい時間でした。
氏曰く「男はお菓子に例えるとプリン。単純そのものですよ。」と。いえいえ
ご謙遜を。お菓子作りに対する真摯な思いを熱く語っておられました。
後半の質問タイムでは丁寧に質問者の目を見て語ります。こんなイベントだと
最初のうちは司会者が「質問の有る方〜」って振ってもナカナカ手が挙がらない
でしょ。そんな会場の空気が澱むような状態は、折角一生懸命語ってくれている
安食シェフに気の毒なような気がしたので思わず手を挙げましたとも。
何を質問したかって?デフェールのお店で1日に一つだけ作られる品について
です。お店に行った事が有るんですよ〜とアピールしちゃおうって訳。
それから今一番こだわっているケーキはショートケーキである、という話が出て
先日のきさのセレクトが間違いじゃなかったんだ〜ってニヤニヤ。新作ニキータ、
定番ジバラ、拘りフレーズ、3つとも大正解っす。
楽しい1時間が終わって、再び戦場?へ戻るのでした。

まず喉を潤しに神戸のフルッタフルッタバーへ。残念ながらアマゾンフルーツ
のジュースは売り切れ。運良くお客は誰も居らず、ミキサーの前に立っていた
ら残っていた3種類(パイン、メロン、アセロラ)ちゃっかり全部試飲。それで
もう満足っす。
初日は大行列の白金台の金麦も空いてる!トングを手にした瞬間、1個だけ
残っていた白いカレーパンを素早くトレイへ。ラッキー♪でも小っちゃいねぇ。
残り少なくなっていましたが黒糖あんぱん、紅茶パン、マロンクロワッサンを
買って700円ほど。紅茶パン以外はどれもかなり小さめでした。

金麦のパンキュリオゲアキルとプランタン

2時から販売が始まったロールケーキ専門店・京都のキュリオを見ると、ナンと
小さなロールケーキ!プチサイズの専門店らしい。よし、今日のお昼ゴハンは
コレに決定じゃ♪プレーンのキュリオとショコラのゲアキル(各180円)を。
そして上飯田・カフェタナカのボンナカフェへ。ここで飲み物を注文すれば
用意された皿やカトラリーを使って会場内で買ったケーキを食べられるって訳。
アイスティーを注文して、エコール・クリオロのプランタンとロールケーキを
お皿に盛り付け。アイスティーはまぁまぁだけど氷が多すぎでっせ。
このテーブルを利用してケーキの箱の整理整頓。1個だけの箱同士を寄せ集
めて持ち運びしやすいようにするのです。傍から見たならかなりヤバい光景で
ある事は間違いないけど、この際そんな事を言っている場合じゃないのだ。

プランタンはイチゴのソースとクリームチーズが組み合わさって美味。店頭に
はチーズが入っているとは書いてなかったのだけど、ナンか嫌な予感がして家
に持って帰ることは止めて大正解。
ロールケーキはプチサイズでホント〜に可愛いんだけど食べ難いっす。周りの
セロファンも剥がしにくいし、手で掴みたくなる大きさなのにクリームが緩い
から手で触れると崩れちゃう。でも美味しかっし一人でも2種類食べられて◎

ラストスパート!って事で吉祥寺のリンデのパン(3種類詰め合わせ525円)
ずっしりと重いなり。最終日とあって投売りモードになっていてラッキー!
田園調布のビゴの店にも寄ってバタール(180円)とハーフサイズの山食パン
(180円)も買いました。
それから初日に買わずに帰って少し後悔していたメープルシロップのショート
ブレッド(630円)もしっかり買いましたとも。うん、もう満足かな。

しかし最後に・・・
マリオットの松島シェフと焼き立てワッフル
会場入り口に陣取るマリオットホテルの売り場に、めちゃノッポの帽子をかぶ
った髭のおっちゃんが。ああ、松島シェフじゃん!自ら焼き立てのワッフルを
売り込んでおりました。面白いので1つ買って目の前で食べちゃった。
次回のクープ・ド・モンドにマリオットの若手シェフが日本代表の3名のうちの
2席を獲得したとあって(氏ご自身も優勝経験があるフランスのお菓子大会)
そのネタを振ると松島シェフはとても嬉しそう。厨房にはその中のお一人が。
「彼が行くんですよ〜。僕も行くんだけど。」「監督?」「応援にね。」とニコニコ。
焼き立て熱々のワッフルは、とってもモッチリしていて一寸ビックリしたけれど
できたてはウマウマです。シェフも「焼き立てが一番ウマイでしょ(^^)」と。
ああ、今度は15階に買いに行かなきゃね。

時計を見ると14:45。あともう少しで駐車時間が3時間を越えてしまうので
お開きにする事に。ああ、今日も満足しました。2日行けると悔いが無いね。
果たして来年はどうなっちゃうんでしょう??

*帰宅後のメモ
催事最大の問題点は持ち帰り運搬のこと。梱包についてはガトー・ド・ボアが
完璧(且つ時間も許容範囲内)の仕事。やっぱりお菓子を愛するなら梱包にも
気を使って欲しいもの。

食感モロモロ

ガトードボアのガトーフレーズはイチゴまで含めて素晴らしいショートケーキ
でした。仏蘭西菓子職人が作るショートケーキって感じ。キャラメルパッション
も二つの味がちゃんと手を取り合っていて美味しい。

メゾン・ド・プティフールのジャルダンフリュイティエはドライフルーツの焼き
具合が素晴らしい。ドライフルーツのはずなのに瑞々しさを感じる。ただ期待
していた周りのパイ生地はもっとたっぷりサクサクしていて欲しかった。

クール・オン・フルールのソナチネはマロンロールの中央にオレンジピールの
みじん切りが入っていて、これはチョッと邪魔かなって印象。マロングラッセ
もロール生地も美味しかっただけに残念。

ラ・ピエール・ブランシュの和栗モンブランは和栗ペーストは美味しいんだけど、
下のショコラロールの存在意味が不明なのよ。

エコール・クリオロのベルヴェデールはマロンムースが素晴らしく美味しい〜
ココのケーキは合計4種食べましたが、お気に入り店決定!


ぱくぱくへ

ホームへ
Ads by TOK2