7月24日(土)
急展開で久々にダーが土日とも休みとなったので、どこへ行こうかあたふた。
morioさんから教えてもらった滋賀県立近代美術館の展覧会が気になっていた
ので、青春18きっぷを使って行ってみようと思い立ったの。でも思いつきで出掛
たので、事前の下調べは殆ど無し。行き当たりバッタリの一日です。
せっかく琵琶湖まで行くんだから、一日を有効に使いたいと思うのは当然でしょ。
早起きできる限界の「6:55発の快速・米原行き」に乗るべく5時起床、地下鉄を
乗り継いで6:43JR金山駅に到着。乗換は12分もあるんだから、18切符を買って
も余裕のはずが・・・・みどりの窓口には既に5人が並んでる。いや、まだ大丈夫
大丈夫、と思ううちにドンドン時計の針は進むけれど列は進まない。さすがに7時
前だから窓口係りは一人だけ。係りのお兄さんはテキパキやってるんだけど、要領
を得ないおっさん!おっさん!あと一人、と最後のおっさんが目の前から消えた
時、時計の針は6:55を指していた・・・・・あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜
京都方面に乗り継ぎの良い便は1時間に1本だけなのにぃ。あ〜ぁ、もう行くの
止めちゃおうかな、と思うも、それも何だかシャクなので次発の普通電車を待つ
べく東海道線のホームへ。もぉ〜次の電車まで20分もあるぢゃん。あ〜ぁ、と
ため息をつくきさにホームの隅に行ってしまったダーが手招きをしているよ。
何?ボトルにアイスティーを作ってきたのに、何で缶コーヒーなんて買ってる訳?
と思いながら近づくと、17アイスの自販機にコインが投入されたところだった
の。あ〜懐かしいかも。久しぶりかも。食べたいかも。気分が晴れてきたかも♪
どんどん溶けるミルクアイス&ワッフルコーンをカリカリと食べ終わる頃には
すっかり機嫌も直ったのでありました。ダーに感謝しなくてはいけませんな。
大垣では乗り継ぎが悪くてかなり待たされてます。う〜ん、お腹が空いてきたぁ。
こりゃあ米原で何か買わなくっちゃ。
残念ながら米原での待ち時間が短かったので、目の前のキオスクに有ったのは
ミニサイズの鱒寿司だけでした。ちょっと摘まむには丁度良いかな。相変わらず
美味しい〜♪もちろん姫路行きの新快速の車内で食べちゃいましたよん。
最初の下車駅・瀬田駅に到着したのは10時前でした。ウゴ・ベネを取り出して
いると、駅前に”バオバブの木”の看板発見!これは一応覘いておかないと。
店名がナイスです。魅惑的なお惣菜パンが並んでおりました。ケーキケースも
有りましたが、まだ出来上がっていないようで空っぽ。キーマ焼きカレーパン
3色パン、それにチョコっとメロンをお買い上げ。駅前なんだから帰りでもイイ
かな〜って思ったんだけど、別の駅から輪行しちゃう可能性もあるので。
滋賀県立近代美術館へは駅前からま〜〜っすぐ走って、名神高速を越えたら左
に曲がってちょっとらしい。駅を出てすぐに国道1号線を横切ると、予想通りの
長いダラダラ上りが目に入ります。う〜ん、大丈夫か?
1号線を越えてすぐ、カワイイお店が目に飛び込んできました。この店は絶対に
素通りなんて出来ませんぞ。”咲楽”は小さな小さなお店でした。帰ってから
webで探してみたけれど情報が無かったので、まだ出来たばかりなのかも。
カッコイイ若いシェフが一人で始めたお店のようです。またしてもキーマ焼カレー
それにオススメと書かれたカスタードクリームを入れて焼いたクロワッサン生地
+ナッツトッピングのパン(名前失念)を購入。バオバブの木に寄らなかったら
もっとい〜っぱい買ったはず。近所に有って欲しい度120%のお店です。
そしてひたすらダラダラの上り坂。汗もダラダラ。陽射しはジリジリ。名神高速
を越えたらもう少しのはず。美術館の入り口はどこだろう?
琵琶湖文化公園の並木道を進んだ一番奥に美術館がありました。屋根付き固定物
無しの駐輪場にウゴ・ベネを置いて涼しい館中へ。でもすぐに展示室に入るのは
無理だぁ。運良く開館20周年記念で2階のカフェの飲み物が半額の200円。
出てきたアイスティーとアイスコーヒーは半分以上が氷って代物だったけれど、
グラスに残った氷はサーモスに全部入ったおかげで、200円の価値は別の意味
で有ったのでした。
で、「コピーの時代」の企画展は、行ってよかった!わざわざ行っても損は無い
ですな。morioさんに感謝です。不便な場所にもかかわらず結構な盛況ぶりで、
楽しめる限界の範囲の賑わいでした。無学なんでムツカシイ話は無理です(苦笑)
特に印象的だったのは、決して身に纏う事は出来ない美術品となってしまた着物
を着た自分を想像して等身大の自画像に表現した福田美蘭さんの作品。オリジナル
も一緒に展示してあるってナルホド。
ゆっくりしていたら時計はもう12時。お昼ご飯は何がイイかな?ってダーに
尋ねたら「近江牛!」そうか、そうか。やっぱり近江牛。近江八幡の毛利志満
ってお店に行ってみようか?モチロン輪行でね。それにしたってご飯にありつけ
るまでにお腹が空っぽになってしまう事は間違い無さそうなので、美術館を出て
すぐに公園の木陰のベンチでさっき買った焼きクリームナッツクロワッサン?
を半分ずつパクパク。ん〜〜想像どおりの美味しさだわん♪
瀬田駅までの下りを楽しんで、近江八幡駅に到着したのは13時過ぎでした。
そう言えば近江八幡には”たねや”の食事処が有ったなぁ、と思い出したので
日牟礼神社に向かいます。きさは3月にも一度この界隈を訪れているので記憶
を頼りにしていたら、案の定道に迷って結局地図を見直す始末。
前にぽた子さんたちと訪れたときは年に一度のお祭りの日で、神社の境内は凄い
騒ぎだったのですが、今日は今日で店内は大賑わいの様子です。少しだけ待って
席に座ることが出来ました。古い商家を改築した建物のようで風情た〜っぷりの
店内です。蔵の離れもあるみたいで、そっちも良さそうな感じでした。
で、近江牛膳とバーム豚生姜焼き膳を注文。熱々の鉄板にお肉と野菜がたっぷり
で食べ応えがあります。近江牛はモチロンの事、バーム豚もウマウマ♪ところで
バーム豚って何なのさ?と思ったら、クラブハリエのバームクーヘンの切れ端を
食べて大きくなった豚さんなんだって。そうだったのか!
そして食後には当然うれしい季節の和菓子。とろとろり〜んの水羊羹♪コレは
持って帰るのは無理な柔らかさで、甘さもほ〜んとに控えめです。量が多いかな?
と思ったけれど、スルリと口に溶けていきました。あ、それとココでの食事には
最初にそば茶と共に末広饅頭(生姜焼きの上に1つ残ってる)が出てくるのよん♪
食後はせっかく近江八幡に来たんだから、テキト〜にぽたぽた。
あちらこちらに古い商家や民家を利用したカフェや雑貨屋さんが有りました。
とても暑かったんだけど柳が揺れるお堀を眺めていると、なんだか少し涼しい
気がしてきます。近江商人の繁栄ぶりの面影を残す古い街並みも残っていて、
小さいけれどお散歩するにはちょうど良い街なのです。
さて、再び近江八幡駅に戻って次はどこまで行こうかな?こんな暑い日の〆は
やっぱりアレでしょ!って事で長浜へ。
まずは絶品のカスタードクリームを誇るパン屋さん・グッテンマーマへ。ミニ
シュークリームとクリームパン、それに小人の腰掛け(シュガーデニッシュ)を
ゲット。そしてそのままゴールのお店へ、でも良かったんだけれど折角ここまで
来たのだから少しはきこきこしなくっちゃ。
観光客で賑わう北国街道・黒壁スクエア通りを抜けて、やっぱりテキト〜に散策。
静かなお寺に、普通のお宅っぽいケーキ屋さん(ココは次回長浜に行けたらね)
レトロな看板が残る八百屋さん、お祭の山車が仕舞われている大きな蔵。歩いて
行ける範囲以外が面白いね、と思っていた矢先、黒い雲が頭上をあっと言う間に
覆い、すぐに土砂降りの雨!とてもアーケード通りまで逃げる余裕は無く、目の
前の酒屋さんの軒下で雨宿り。でもお日様はキラキラしていて、20分ほどで
雨は上がりました。そしてあ〜っと言う間に路面は乾いていきました。
じゃあ行こうか〜って目指した先は・・・長浜地ビールでしょ!夏だしね。
あれ?何か様子がおかしいぞ?と思ったら、この日はお昼にイベントがあって
夕方5時まで片付けの為お休み中なんだそうで。
仕方が無いので開店までもう少しウロウロ。
すぐ近くの踏切脇には旧長浜駅舎、そして一応琵琶湖も見ていかなきゃね。
もうそろそろ戻ろうか、と思ったら少し迷走。こんなギリギリのガードを発見!
迷走しつつも何度目かの長浜、地図を取り出す事無くちゃんと戻る事に成功。
そしたらなんと”17:00開店”だったはずの黒板が”18:00”に書き換え
られているじゃないのさ!なんちゅ〜〜〜こっちゃ!納得イカンぞ!と、思わず
店の外に出てきた店員に詰め寄る(あくまでマイルドにね)きさ家の食オーラ?に
恐れをなしたのか、結局すぐに入店する事が出来ました。ヤレヤレ。
長浜エール&淡海ピルスナーで乾杯!近江牛のたたき(少なかったなぁ)と大根&
ささみサラダ、それに伊吹ハム工房のソーセージ盛り合わせ。う〜ん、どんどん
ビールが進んじゃうよ〜。もう1杯飲んじゃう?え〜い!飲んじゃえ〜って事で、
伊吹バイツェンと再び淡海ピルスナーを。あとピリ辛から揚げとはんぺんのマヨ
焼き(明太子味)も、って散々飲み食いしたら、レジで「はっせんよんひゃく・・・」
え?!と、思いつつ一旦お金を支払いレシートを見てみると、チャージが4人分
になっていた(怒)酔っ払ってるから判らないだろうと思ったのか?(^^;
でも結局は7600円の支払いでした。ちょっと高いが満足じゃ!
帰りは乗り継ぎもバッチリで、安眠&シュークリームを楽しみ帰宅。あ〜〜満腹!
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