1月1日(木)

東京で迎える3回目のお正月休み。なかでも元日には毎年どこへ行こうか悩みます。
けれど今日はそんな心配は無用です。だって強力な助っ人陣が付いているんだから。
”強力な助っ人さんたち”に置いていかれないように、ちゃ〜んと腹ごしらえを
しなくては。

 ジョエルロブションのパン
昨夜六本木ヒルズでゲットしたジョエルロブションのパン、それに仙川をポタって
見つけたパン屋さん”ヴォール”の焼きカレーパン。さすがにちょっと欲張り過ぎ
たみたいで、スペシャルバゲットは明日へ持ち越し。ヴィエノア ショコラが見た目
以上にボリュームがあって230円でも高くないかも(いや、半分の大きさで120
円にして欲しいかな)と思ったり。あ、杏のデニッシュは昨夜でお腹の中だっけ。

ノロノロ支度をしているうちに、もう約束の時間になろうとしています。ダーには
先に自転車の用意を任せて少し遅れてフロントに行くと、既にミキさん&まめさん
がお待ちかねです。「アケオメ・コトヨロ〜!(^^)」2004年最初ご挨拶です。
ここでミキさんから思いがけず嬉しいお年玉が!何とお手製のミニおせちなんで
すって。思わず「今、見ても良い?」と、可愛いお弁当箱の蓋を開けると・・・
見事に手の込んだ立派なおせちです!ホントに凄いの。想像以上のミキさんの
お料理名人ぶりに吃驚です。

今日はバーディの出番です。ウゴ・ベネ号と上手い具合に一日交代での登場です。
ミキさんの先導で裏道を走りながら新宿方面へ向います。お正月の朝、静かな街
をきこきこしつつ、ミキさんとの久しぶりのお喋りを楽しみます。すると前方に
賑やかそうな気配が・・・

 初詣 鐘を撞くきさ
「ねぇ、初詣!寄って行こう〜!」「きっとそう言うと思ったよ。」お見通しですネ。
並ぶ屋台の誘惑を絶ちながらお参りをします。ちゃんと神様にお願い事も済ませ
ると、鐘楼に並んでいる人が目に入りました。自分で撞かせて貰えるようなので、
折角なので列の後ろに並びます。順番が廻ってくると、鐘撞きで撞くのではなく、
手に渡されたのは”うちでの小槌”だったのでした。コレが思いのほか重たくて、
ゴ〜ンと撞くというよりは”ゴツッ”と当てただけって感じでした。写真できさが
撞いているのが判るかな?

新宿までやってきました。一昨日も眺めたビル群の中を進んで、都庁の駐輪場を
探します。でもなかなか見つからない〜。ようやく見つけたのは、なんとも寂しげ
な一角だったのでした。

 今日唯一の自転車の写真(笑)
ミキさんは今日はカワイイ籠付きの白いマウンテンバイク、まめさんはビーンさん
のブロンプトンです。ぐるぐるに鍵を掛けて、いざ都庁の中へ。生粋の都民である
筈のお二人も今日が初めてなんですって。

 都庁展望室より
エレベーターでヒュ〜ンと吊り上げられると、あっと言う間に展望室に到着しま
した。わぉ〜、スゴイ眺めです。どこまでも、どこまでも、ず〜〜っと街が続いて
います。それに高層ビルの並ぶ景色はSFチックで、この世のものとは思えない
くらいです。展望室のフロアーの一部には江戸時代の地図が描かれていて、これ
を眺めているだけでも楽しい。そう言えば大阪に遊びに行ったときにも、こんな
地図を見て楽しんだけど、名古屋で大きな古地図が有る施設なんてあったっけ??

再びヒュ〜ンとエレベーターに乗って、無事に地上の人となります。きこきこは
まだ始まったばかりなんだから。さぁ、次へ急がなくっちゃ。だって今日のメイン
が待っているんだもの。
大行列の国立競技場(そうか、今日はサッカー天皇杯だったんだ)の横を抜けて、
外苑で競歩の競技会(なぜ元旦に?)に出くわしながら、これまたお馴染みの銀杏
並木を今日は4人できこきこと。青山通りに出たところで今日は左に曲がります。

すると前方に大きな凧が掲げられたビルが視界に飛び込んできました。少し離れ
た所からの方が写真に上手く収まるかなぁ、とビルの手前の歩道橋を駆け上がり
ます。申と奴の凧が並んで空に上っているみたい。

 とらやビル
ここが羊羹で有名な”とらや”の本店ですね。実は今日の一番の目的地だったりす
るんです。え?元旦からやってるの?と、思うでしょ。ええ、もちろん営業しています
とも。だってお年賀を買い求めるお客さんは大勢いるし、お向かいの豊川稲荷の
初詣帰りのお客さんだっているんだから。

 とらや
真っ白な暖簾に、黒く太い文字でキッパリ主張する”やらと”じゃなかった”とらや”
(う〜ん、ベタだ)の屋号。鍵は男性陣に任せて、地下の茶寮へとまっしぐらです。
タイミング良く席も確保できました。何を食べるのかは既に決まっていて、あとは
種類を何にするか、だけ。まめさん、ミキさんは白小倉、ダーは御膳、きさは小倉。
さてさて、ナンでしょうね?

 虎屋のお汁粉
”お雑煮よりもお汁粉を!”ってのが今年のお正月のテーマなのです。虎屋本店で
いただくお汁粉はきっと美味しいに違いない。但しお値段も1人前1000円と高級
志向だったりするんですが、まぁお正月くらいはリッチに行こうじゃないのよっ。
白小倉は珍しい白小豆を使っていて、控えめな甘さでとてもお上品な仕上がり。
御膳は滑らかなさらっとした甘さ。小倉はこれぞお汁粉の王道、ってお味です。
どれもとても美味しくいただきましたが、白小倉が特にお気に入り!で四人の意見
は一致したのでした。そして添えられた塩昆布が頗る美味しい事も忘れられない
なぁ。あまりの美味しさにチビリチビリと食べ、半分以上残してお持ち帰りした
(そして翌朝コンビニおにぎりを分解してお茶漬けにして食べたのでした)のです。
あ、でも虎屋饅頭を食べ損ねた(まだ蒸し上がる前だったの)事だけが心残り。
秋〜冬限定の酒饅頭・350円、是非とも今度は食べたいなぁ。

階段を上って1階の売り場を覗くと、やはり凄い人出です。お菓子の方にはなか
なか近づけないよ〜。で、とらやオリジナルグッズを眺めます。「おぉ、これが
噂のトートバッグ(羊羹がぴったり収まる)大・2500円、小・2000円かぁ。」
隣には”和菓子キャリーバッグ”が並べられています。小さな虎の刺繍入りです。

 虎屋グッズ
写真の左がトートバッグ、右側が和菓子バッグです。和菓子バッグは生菓子6個
箱にピッタリの大きさで、トートバッグよりもグ〜ンとしっかりした生地です。が、
値段を見て暫し悩む・・・だって5000円なんだもの。それからもう一つ探してい
た物が有ったので、女性店員さんに尋ねてみました。それはトラの絵葉書。とらや
のwebページで見つけて、そのトラの可愛さに是非とも欲しい〜、と思っていた
のですが、現在はもう取り扱っていない(きさが見つけたのはどうやら以前の事
だったらしい)にも拘わらず一生懸命調べてくれた事、それに流石は老舗だけあ
って教育が行き届いているようで、茶寮に居る時からとても気分が良かったの。
思わず「この和菓子バッグを頂くわ。それからこちらのお店だけで扱っていて、
日持ちのするお菓子って何かしら?」「それでしたら限定虎柄の羊羹”千里の風”
はいかがでしょう。」「じゃあそれもお願いね。」「毎度ありがとうございます〜。」
ではこちらでお会計を・・・8400円になります。マジっすか?と思う表情を出な
ないように堪えながら(少々震えつつ)福沢諭吉を差し出すきさなのでした。

一竿3000円の羊羹様は、それはそれはず〜っしりと重くてびっくり。和菓子
キャリーバッグは早速使ってみることにしました。お日様の下でバッグを出して
更に吃驚!だって内側には、小さな虎がいっぱいプリントされた裏布が使われて
いたんだから。うぉ〜なんて洒落ているんだ!買ってヨカったぁ〜!!

一昨日通った慶応大学病院の側を抜けて、新大久保へ向います。今日の二番目
の目的は”アジアン食材お買い物ツアー”なのです。ミキさん行きつけの食材屋
さんを巡ろう!って訳。一昨年にミャンマー料理のヤッタナーへ連れて行って貰
った事を思い出しながら細い道を進みます。

 亜洲食品館・日光食品
やって来たのは”亜洲食品館・日光食品”ってお店。小さな店内にはアジア各国の
食材がいっぱいです。今日は買い物があるから、と きさもリュックを背負ってき
ました。張り切ってお買い物しなくっちゃ!ミキさん布教の豆鼓のラー油漬けと
1ヶ月前から切らしたまま(勿論今日買うつもりで)だったオイスターソース、激安
のピーナッツバター(何故売っていたのかは?)、いつもは小瓶を買うのが精一杯
の李錦記のXO醤(干し貝柱入りの高級調味料)の大瓶を小瓶並のお値段でゲット。
そしてトドメは味覇(ペーストタイプの中華ダシ)の1キロ缶・1300円!安い!

ねぇねぇ、そんなに買って大丈夫??大丈夫ですとも。だって”強力な助っ人さん”
がついているんだもの。この重い荷物(2キロは有ったはず)を、全部ミキさんの
マウンテンバイクの籠に押し込みます。ガイドをお願いして、更に荷物持ちまで
させちゃうなんて酷すぎるよ、と方々からお叱りが飛んできそうですが、すっかり
甘えてしまうのでした。

色々な国旗やら、ハングルの看板や韓国のお菓子(カラフルな伝統餅菓子ね)店
を眺めながら高田馬場へ。神田川に沿って走っていると、何だか凄いオーラを放
つ暖簾を発見。思わず声を上げると、ミキさんはそれを予想していたかのように
「食べて行く?」「うん、うん、食べたい!」じゃあ決まり。川沿いに自転車を並べ
て止めて・・・と思ったその時、とんでもないハプニングが!!

ミキさんの前籠に入っていた買ったばかりの食材が、ゴロッとこぼれてしまったの
です。そして1つの容器が宙に舞い、十メートルくらい下を流れる神田川へダイブ!
ガ〜ン、下を覗くと、転落したのはプラスチック容器に入ったピーナッツバターで
した。川の中には落ちずに、端のコンクリート部分に転がっています。でも遙か
下なので(それに一番打撃の少ない調味料だったし)諦めても構わない、と思った
のだけど・・・。

 神田川のミキさん
ミキさんは直に、ヒラリひらりと護岸コンクリートの壁の降り口から下まで降りて
ピーナッツバターを救出して下さったのでした。蓋が割れてしまったけれど、中
は全然支障無しで本当に良かった。これがXO醤だったら粉々に瓶が割れて、大
惨事になっていた筈です。大事にピーナッツバターを使わなくっちゃ。

ではお店に入りましょう。もう暖簾からしてスゴ過ぎます。ビリビリのずたずた。
しかもそれがグルグルと結んであって、玉暖簾みたいになっている。誰の仕業?

 中華そば・べんてん ラーメン・ワンタンメン・ねぎラーメン
学生さんが多い高田馬場近くの中華そば屋さん”べんてん”は日曜休み。でも元日
も営業していました。いつもは行列のお店で、夕方には売り切れご免も珍しくない
人気のお店なのだそう。タイミング良くカウンターの端から並んで腰掛ける事が
出来ました。(後日調べたところによると、数年前に改装して現在では普通になった
とされる)店内の雰囲気も表の暖簾同様、きさにとっては十二分なインパクトです。

”つけ麺”(コレも有名らしい・後日判明)にしようか迷いつつ、”ワンタンメン"を
注文。ミキさんとダーはラーメン、まめさんはねぎラーメンです。お店の方が
「ウチは量が多いからね。少なくしたほうがイイかな?」と聞いてくれたので(ミキ
さんからも「量がハンパじゃない」と伺っていたし)きさとまめさんは少なめで。

しかし出てきた丼は、小でも普通のラーメンよりも多いよ!という大きさだったの。
普通サイズに至っては、超大盛りってカンジ。チャーシューも大きい〜!。そして
驚いたのはワンタン!2つ浮いています。え?たったの2つ??って思うでしょ。
2つも有ったら十分です。だって1つが”らんちゅう”くらい大きいんだから(笑)

美味しいよ〜♪でも、食べても食べても麺が無くならないんじゃないかと思うの。
らんちゅうを一匹ダーの丼に移して、一生懸命に箸を口に運びます。暫くすると
ミキさんは見事なスピードで完食されて一足先に店外へ。外に待っているお客さ
んがいるのです。遅れちゃならぬ、と、らんちゅう、じゃないワンタンを口にすると
それは餃子の味だった(苦笑)まぁそんな事はここを訪れたお客さんにとっては
些細な事に過ぎないよ。だって安くて(ラーメンは650円だったかな)ボリューム
満点なんだから。

ラーメンとらんちゅう(だからクドイ?)で胃袋はもう満タン。とても今のままでは
3番目の目的地には行けそうも有りません。そこで食材屋さんツアーが続行され
る事になって、池袋方面を目指します。一昨日も走った(でもこの時は日没後で
時間も無かったので景色を楽しむ余裕なんか無かった)明治通りに出ると、都電
荒川線と併走している区間がある事に気付きます。ミキさんが気を効かせてくれ
て学習院下駅前で止まってくれました。ちょうど目の前の歩道橋に上がると、線路
が先まで見渡せます。早く電車が来ないかな〜。

 都電荒川線
するとガタゴトと可愛らしい電車がやってきました。早稲田から巣鴨、王子を経て
南千住の方へ続く都電荒川線は、まだ一度も乗ったことがありません。いつか雨
に降られてきこきこ出来ない日があったら、是非沿線散歩をしてみたいものです。

池袋パルコの駐輪場に4台をお留守番させて、西口側へ抜ける通路を歩きます。
西口の”とある一角”だけが日本のお正月とは無関係な雰囲気です。ここがミキさん
御用達その2なのね。

 陽光城
狭い店内には商品がギュ〜ギュ〜で、地下売り場もあるんです。周りの会話はどう
耳をそばだててみても日本語じゃない。やっぱりきさ家だけだったら入るのを躊躇
しちゃいそう。とりあえず品定めをすることにして(ただでさえ安い店内で、極め
て安い投売りがあったとしたら賞味期限が2003年4月だった、とか)底値調べ
をしてみます。この店の向かいのビルには、かなり広いスーパーの様なお店(でも
経営元は一緒らしい)が有って、そっちも見てみましょ、と行ってみると・・・

 スゴイお魚 スッポンだぁ 夜店か?!
こちらは生鮮食品も充実しているようで、す〜んごい歯の大きなお魚やらスッポン
も。それだけならまだしも、普通の?カメさんがヒョコヒョコと動いているのには、
もう吃驚。奥の冷凍ストッカーには狗肉だってありました。ひょえ〜!美味しい
と聞いても、さすがに躊躇うなぁ。

結局激安価格で春雨2種類、貝柱風味の細乾麺、トック(韓国のお餅)を買い求め
ました。レジのおばちゃんも当然のように中国語。レジの近くの自動販売機には
見たことない飲み物や青島ビールも入っていました。

一時間ほどのお買い物タイムの後、次に四人が向ったのはサンシャインのナムコ
ナンジャタウン・元祖食べ物系テーマパークに突撃です。現在は中華まん博覧会
餃子スタジアム、それにアイスクリームシティの3種が開催中です。入口でチケット
を買ったら、重たい荷物をコインロッカーに押し込み、身軽になって探索開始!

 アイスクリームシティ
まずはアイスクリームシティにやってきました。全国各地のご当地アイスクリーム
380種類がズラ〜っと大きな冷凍ストッカーに並んでいます。「うわぁ〜凄い!」
「きっと喜んでくれると思ったよ(^^)」さすが何でもお見通しね。

これじゃあ何を食べようか迷っちゃうよね。でも入り口で貰ったフロアガイドを
見た瞬間、もう何を食べるかは決まったの。その名前は”しろくま”・・・え?白熊??

 しろくま製作中
鹿児島の”天文館むじゃき”というお店が元祖で、ミルク氷にフルーツやお豆などを
クマさんの顔を模してトッピングしたキュートなものです。厳密にはアイスクリーム
では無い(あくまでかき氷がベースなので)けれど、甘い物好きには超有名店なの
で出店が決まったのでしょうか。カップ入りならば通信販売でも購入できますが、
やっぱり出来たてのふわふわ氷が食べてみたいもの。それにふんわり丸く作るか
ら、可愛いクマさん顔に出来る訳だし。

1〜2人向きの”ミニしろくま”も有りますが、折角4人で来ているんだからね。
是非オリジナルサイズで食べた〜い!プリンの帽子を乗っけた”プリンしろくま”
にしましょ。店員さんがミルクを掛ける手元を見ると、けっこうな大きさだという
事がわかりますよね。この氷にちょん、ちょん、ちょん、とトッピングすると・・・

 プリンしろくま
食べちゃうのが可哀想なほどキュートなクマさんが出来上がりました。あまりの
大きさにミキさん絶句。写真を撮ったら「いただきま〜す!」と一斉にスプーンを
突き刺します。あぁ、クマちゃんよ、サヨウナラ・・・。
フワフワの氷に特製ミルクがたっぷり染みて、いくら食べても飽きないの。まさか
コレを味わえるとは思っていなかったので、もう大満足なのでした。でもね、いく
ら美味しいからって、あんまり急いで食べちゃうとこんな事になっちゃうよ。(^^)
 スクープ!自転車のスゴイ人の弱点発見?!

更に他のアイスクリームショップを見て廻ります。沖縄のブルーシールは有名で
すが、名古屋の”オリエンタルの青い月”が出店していたのはビックリ。お餅の様
にのび〜〜るトルコアイスが食べられます。それに日本各地のソフトクリームが
並ぶソフトクリームバーもあります。
さらにカップアイスコーナーには名古屋のきしめん、手羽先、八丁味噌なんかの
郷土アイス(北区の茶っきり娘・一度ココへ食べに行ったけれど、普通のメニュー
を食べました。まぁ、ふつうかな。名古屋名物アイスは地元民は食べないと思う)
それに昨夏に尾道で食べた”たまごアイスもなか”にも再会しました。見ただけね。

中華まん博覧会はチラリと覗いた(三崎のとろまんもあったっけ)だけでした。
ここで肉まんなんて食べたら、餃子が食べられなくなっちゃうもの。ラーメンは
なかなかお腹から撤退してはくれないのです。
餃子スタジアムへ移動して、どこがイイかなぁ〜とウロウロします。選んだお店
は静岡県浜北市の石松と言うお店でした。雑誌の紹介記事?を切り取ったものが
貼られています。それは具材を合わせている写真だったのだけど、中心なのは緑
のキャベツ。お肉よりもう〜んと存在感があります。

 餃子スタジアム 石松の餃子
細かく刻んだキャベツたっぷりの餃子はあっさりしていて美味しい〜。ニンニク
控えめなのも嬉しいところ。餃子はガッツりしたボリュームものよりも、あっさり
の方がきさの好みなのです。何故か焼きモヤシが添えられていて(おこのみ家を
思い出すなぁ〜)これが口直しになってグッド。機会を作って浜北に行きたいな。
*後日調べてみると、浜松方面ではモヤシ添えは結構有るそうです。

それからお祭りの夜店にあるようなゲームで遊んだりしました。見てるのとやる
のでは大違い。簡単そうなゲームでも全然思い通りにはなりません。太鼓の達人
(実物は初めて見たの)でメチャメチャ上手い女の子を見て感心したり。一曲終わ
った時には思わず拍手しちゃったよ。

 地蔵ソフト
そして最後にもう一度アイスクリームシティのソフトクリームバーへ。まめさん
が選んだ”地蔵ソフト”を突っつきました。地蔵ってスゴイ名前だけど、黒胡麻
が入っているから、確かにクリームがグレイで粒々もある。写真じゃ解り難いね。
小豆も入った和風テイストのソフトで美味しかった〜。

たっぷり遊んだら、自転車たちの元に戻る頃には暗くなりかけていました。ライト
を点けて、ゆっくり帰りましょう。夕暮れの中をきこきこ、きこきこ。
「夕ご飯、どうする〜?」「う〜ん、まだお腹空かないねぇ。でも寝るまで何に
も食べない、って事は無いんだよね。」「じゃあ何か買って帰った方がイイね。」
「そうしようかな。・・・・そうだ!今夜は特製おせちを頂かなくっちゃ(^^)」

阿佐ヶ谷駅のスーパーで即席お味噌汁とおむすびを調達して、今日のきこきこは
無事に終了です。本当に楽しい元日でした。お正月の雰囲気も、異国の雰囲気も
(小なのに)大盛りのラーメンも、大きなしろくまも。そして今夜のスペシャルは・・・

 特製おせち
ミキさん特製のおせち料理!紅白なます、お煮〆、飾り切りの紅白蒲鉾、それに
豚の角煮&煮卵。どれも大変よろしい出来栄えで、毎年お願いしたいほどです。
結婚して数年はおせち料理を頑張って作っていたけれど、スキー場で過ごすよう
になった頃から全然ご無沙汰だったのです。
お節、と書いておせち、つまり一年の節目を祝うためのお料理なのですが、きさ家
には元日さえ冬休みの中の一日って位置づけになってしまっていて、新年を祝う
行事らしき事は何もしていないのよね・・・。これって忌々しき事かしら?

数年ぶりのおせち料理、しかもミキさんお手製。なんとも幸せな元日を過ごす事が
出来ました。本当にごちそうさま!(^^)
でもレースのミキさんしか知らない人が知ったら、さぞや驚く事でしょうね〜。
来年も期待しちゃおうかしら・・・それとも先輩主婦の面子にかけて、何か秘策を
考えようかな>無理無理。きさ家は食べる専門なのデス。

2004年もきっと楽しい一年になる事は間違いなし!と最初の一日で確信しま
した。今年も一年”きこきこ+ぱくぱく=笑顔”で元気に過ごせるはずです。

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