9月29日(日)

今週末は雨の予報、日曜日しか休めないのにど〜しよう?急遽この春オープン
した「ラグーナ蒲郡(がまごおり)」に行ってみる事に決定しました。ココは今時の
お約束の”遊園地&ショッピングモール&グルメ・お土産”が一緒になった蒲郡
の新しい観光名所です。GWには大渋滞を巻き起こしたそうですが、もう今なら
秋風が吹いているだろう、って。

名古屋から車を東へ走らせていくと、次第に空が明るくなってきました。雨なら
ば園内の有料駐車場に、と思っていたのですが、どうやら自転車でも大丈夫そう
なので少し離れた三河港臨海公園の駐車場に向かいました。駐車場代をケチっ
た訳じゃないんですが。(笑)では自転車を取り出して行ってみる事にしましょ。



 

すぐ近くに「日本列島公園」なる所がありました。どんなトコ?と思って寄って
みましたが、コメントに困る・・・一体何処の誰がこんなの作ろうなんて考えたの?
って不思議になります。
左の写真、小さく見える山が当然富士山。遠くから見るとそれらしいですが、近
くからだと・・・右の写真は関門海峡大橋のつもりらしいです。(苦笑)

ラグーナ蒲郡までの6キロほどの道程は国道23号に沿って走りましたが、余り
の路面の悪さにビックリ。こんな事なら海が見えなくても、大回りになっても内陸
側の道を探していけば良かったかも。しかしラグーナの敷地に入れば、整備の
行き届いた路面に早変わりです。さて、バーディたちはどこでお留守番・・・?

駐輪場のスペースは無し。「自動二輪用となっているスペースに止めるように」と
交通整理のおじさん。当然の様に固定する物も無い。厳重に施錠して、まずは
朝8時半から営業している「お魚市場」へ。

中はとにかく試食のオンパレード。海産物はモチロン、お菓子や果物なんかも。
三河湾一帯は海老せんべいや烏賊の姿焼き(半生でまだ温かいのにマヨ付け
て食べる)が有名で、焼きたての半生イカせんべいは特にお薦め。但し日持ち
はしないのが残念。あくまで買った”その日に食べるおせんべい”なのです。

試食の海老せんべいを頬張りながら振り返ると、豊橋で有名な「ヤマサのちくわ」
がこんなファーストフードショップを開いていたので、面白そうなので買ってみま
した。

 

ちょうどお天気が良くなってきたので、目の前に海が見渡せるテラスに出て食べ
ることにしました。ヨットのセイルのポール(何て言うのかな?)が写っていますが
ここ蒲郡はヨットの有名な大会「アメリカズカップ」での日本チームの基地港なの
で、ヨット好きな方には有名なマリーナなのです。三河湾内をクルーズする事も
できますが”1人3000円”高い!半額なら乗ってみたかったんだけどなぁ。

では温かいうちに「いただきま〜す!」ハンバーグ代わりになるネリモノは、注文
の都度その場で揚げてくれます。ダーはカニ、きさはイカキムチを注文しました。
で、お味はパンとの相性を考えるとカニの方が美味しかったです。イカキムチは
パンに挟まない方が美味しいかも・・・セットにすると、揚げたミニ竹輪とポテト
(コレは既に揚げて置いてあるもの)が付いてきます。でもポテトばかりで、折角
なんだから練り物メインにして欲しかったかな。まぁ値段もほどほどなので仕方
の無いところかなぁ。今度食べる機会が有る時にはセットはやめて”シャカシャカ
ちくわ”(揚げたてにゴマ・一味・青海苔などの中から、好みの味の調味料をまぶし
て食べる)にしてみよう。

 

左の写真の中央に写っているのが、日本チームのヨットです。ヨットっても〜っと
小さいと思っていたんだけど、意外にも大きい。そりゃぁ何人もの男の人が必死
になって操るんだから、ボート並みの大きさな訳は無いんだろうけど。(笑)
右の写真はレストラン街が並ぶ一角。結構お店が沢山入っているので、次に来
る機会が有ったとしても迷いそうです。ブルーシールアイス、食べたいなぁ・・・



しかし「生チョコソフト」の文字に惹かれてコッチにしちゃいました。高級生チョコ
が中に入っているらしい。どれどれ・・・チョコパウダーとソフトとの組合せは食べ
難い事を考えなければ美味しい。でも中に入っていた生チョコはイマイチ。400円
にしては満足度低かった〜ガックリ。中のショッピングモールは何も買わずに我慢
して(アウトドアブランドが入っていないのにはガックリ)自転車に戻ります。

 

海の目の前に整備されたタイル敷きの道に下りてみましたが、整備されたばかり
なのか浮き砂もデコボコも無く頗る快適です。陽も少し射してきて、なかなかの
景色です。右の写真、奥に小さく望めるのがラグーナの観覧車です。



お昼ご飯は蒲郡中心部の和食屋さんに行くつもりでバーディを走らせていると
ちょっとレトロな店構えと”穴子天丼700円・味噌汁、デミコーヒー付き”の文字
に思わずストップ。偶には通りすがりのお店に入ってもイイかなぁ。

 

700円でこのボリュームには参った!ダーはお刺身定食・1200円を注文した
のですが、盛り付けは如何かと思われますがこっちもボリューム満点。特にシャコ
は地のもので美味しい。穴子の天麩羅は3本も乗っかってお腹一杯。こちらのお店
本来は居酒屋さん「山車蔵」の店内は、毎年10月に行なわれる三谷(みや)祭りの
山車のオブジェやお祭りの写真が所狭しと飾ってあって、料理を待つ間も飽きる
事無く、久々にレトロな壁掛け時計のボ〜ンって音を聞く事も出来て、そして食後
のコーヒーも美味しく”アタリ!”なお店でした。(^^)



満腹のお腹を抱えて暫し走ると、見えてきてのは江ノ島、じゃなくって竹島です。
江ノ島よりもずっと小さな島で、島内には神社と1周20〜30分で回れる遊歩道
が有るだけで人は住んでいないはずです。橋を渡ろうかと思いましたが、運悪く
観光バスの団体さんがやって来て、対岸から眺めるだけでした。


 

ふと後ろを見ると、島が丁度見渡せる所に「海辺の文学記念館」というレトロな
建物がありました。入場料は無料だったので入ってみる事にしました。ここ蒲郡
は、風光明媚な場所がら古くから多くの文人が訪れていたのだそうです。もしも
こんな書斎があったら、名作が書けるかも?しれません。




竹島の傍には小さな水族館もあって(今回割愛)その目の前には「エリカ号」という
ヨットが展示されています。このヨットに乗って長江さんは英国人の奥様、そし
て当時4歳だった一人娘のエリカちゃんと3人で世界一周されたのです。東海
地方ではその昔、結構大きなニュースとして取り上げられていたのです。因みに
キャビンは水族館の中に展示されています。(以前見たのです)

この後は蒲郡駅近くのアピタでプラプラして過ごしました。ちょっと欲しいなぁ
と思っても、自転車だと慎重に判断できるから車の時ほど衝動買いが無くて
少しはいいかも。(笑)



さて、お約束のおやつの時間。どうやら蒲郡で一番の有名店らしく、店に近づ
くと手提げ袋を下げた女性たちとすれ違いました。「スズキ・プランタン」にて。
和栗のモンブラン・380円・和栗はこの時期ならではの味ですね。まったり。
シュークリーム・100円・コストパフォーマンス高い!皮がなかなかナイス。
飲み物(紅茶・アイス・ホットとも350円〜)とのセット値引きが無い代わりに
ミルクアイスがおまけについてきます。100円のシュークリームにも付いてくる
のだから嬉しい限り。
食べている間にもひっきりなしにお客さんが訪れていました。それに応対する
アルバイトの女の子たちもキチンとしていて(もちろん喫茶での応対も)店主の
心意気を感じたお店でした。


ケーキに満足して、いざ出発!パラリと雨、でも頭上の雲は勢い良く流れて行き
ます。どうやら一瞬みたいです。雨が降り出さないうちに一路デリカ号へ。
そう思って走り出したものの、ラグーナ蒲郡の辺りで急に大きな雨粒が・・・
仕方なく運良く目の前にあったコンビニで雨宿り。幸いな事に程なく雨は上がり
路面もすぐに乾いてきたので再び走り出します。行きと殆んど同じ道を走って
無事帰還。思いがけす30キロ強のちょうど良いきこきこが楽しめました。



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