9月8日(日) 〜ぽた家とモクモクへ〜

いつも仲良くして頂いている大阪のぽた家と一緒に 「モクモク手作りファーム」
行ってきました。きさ家はここがオープンした頃から年に何回かは遊びに行って
います。手作りハム&ソーセージと地ビールから始まって、今では海産物以外は
何でもアリの農場のテーマパークなのです。地ビール大好きのぽた家のお二人
に是非ここの出来立てビールを味わってもらいたい!そんな訳で18きっぷを
使って大阪から遠路遥々お越しいただいたのでした。

大阪方面からの最寄り駅は草津線の甲賀(こうか・こうが、じゃないの。今回初め
て知った)なので駅で待ち合わせ。2週間ぶりに、またまた今日も食べ食べしま
しょう。但し今回は自転車はナシ。思う存分飲んじゃってください(^^)

 


駅からモクモクまでは8キロほどの距離。でもモクモクは山の中、自転車で来る
のは大変でしょう、と きさ家は思っていたのですが、ぽた郎さんは「バイキーでも
来られそうだよ」と仰る。すご〜い!
デリカ号車内では昨日買ってきた「すや」のくりきんとんを”おめざ”としてご賞味
していただく。お二人ともかなりお気に召した御様子です。ぽた家からは”おみや”
として美味しいお味噌を頂戴しました。香りが良くて、ほわ〜んとする気分のお味。
ごちそうさまでした。

到着して、まずは入り口ゲートのファーマーズマーケットで野菜を物色。ここでは
近所の農家の方が色々な野菜・果物を格安の値段で提供してくれるのです。ここは
朝9時から開いているので(他の施設は10時開園)きさ家はぽた家をお迎えに行く
前に一度ここで野菜を買い占めてあります。お昼過ぎには殆んど売切れてしまうの
で、いつも朝一番で買うのです。試食用に出された葡萄を抓みながら、ぽた家も
野菜を求めました。


写真では大きさが良く解らないかもしれませんが、これは直径15センチくらい有る
ジャンボしいたけ。ジャンボマッシュルームの続編にイイね、と4人で大ウケ。
しかしこのジャンボしいたけは、残念な事に心無い人に盗られてしまった(買った
野菜を帰りまで置いておける棚が用意されているのですが、ぽた家の買った袋だけ
無くなってしまっていたのです。この事だけが唯一この日残念だった事でした)の
で、食べる事ができなかったのでした。

でもここの野菜はホントに安くて美味しいの。この日買ったもの。
しし唐(ちっちゃいけど2パック分位)30円、ピーマン(小15個位)60円
なす(小ぶりのが10個位)100円、しいたけ(小さめの12個位)100円
青ネギ(1把分)80円、かぼちゃ(小1個)60円、大葉(20枚)50円
オクラ(小20本)100円、きゅうり(小4本)60円、皮の赤いジャガイモ
(6個位)120円、皮の青いなす(4個)100円。あと生みたて卵・228円。
あまりの激安に、いつも買いすぎてしまうのです。(^^;

次は焼豚専門館で秘伝焼豚&七味焼豚を買い、モクモクショップでブロックベーコン
の端(値引きシールが貼られて売られているのはここだけなので)とレバーペースト
もお買い上げ。その間、ぽた子さんは試食のわらびもちを食べていたみたい。ぽた家
は藁に包まれた納豆をお求め。欲しい物は先に買っておかないと、帰りと思って
いると売り切れていることもしばしばなのです。

どんどんお客さんが増えてきたので、予定を繰り上げて早めにお昼にする事にし
ました。園内の一番奥に有るPaPaビアレストランまで、てくてくと歩きます。

  

ここでの食事は1800円で食べ放題(ビールは別料金)なにせメニューが半端
じゃなく種類が多いので、毎回いつも食べ過ぎます。ぽた家はブルワリーで飲む
地ビールにご満悦の御様子です。瓶に詰められたものと、出来立てを飲むのとで
は、やはり美味しさが違うんですって。ビールも農産物と考えれば当然の話だね
って納得してしまう。工業製品みたいに皆一緒の味、ってのと対極を行く訳か。

バイキングで楽しめるメニューは行く度に少しずつ変わりますが・・・
地麦で作った天然酵母のパン・5〜6種類
オリジナルのお米・白飯と混ぜご飯、おかゆ
地麦の生パスタ・ピザ、各2〜3種類
ハム・ソーセージ、7〜8種類
野菜を中心にしたサラダ・お惣菜、10種類以上
伊賀豚製の餃子などお肉のおかず・5〜6種類
地の大豆を使った手作りの豆腐
スープ&お味噌汁・3種類
季節の果物、手作り焼き菓子&デザート、有機栽培コーヒー

全部食べるのは至難の業です。葡萄の棚の下で、のんびりとお食事です。いつも
は通信販売で買うパンも、出来たてはやっぱり格段に美味しい(添加物を使って
いないから味が落ちるのが早いのか?)のです。「コレ食べて」「こっちも美味しい
よ!」そんな事を言いながらわいわいと食べるのは本当に楽しい時間です。

食後は隣の小麦館で焼きたてのパンと生パスタをお買い上げ。ついでに新作の
タルト3種類(リンゴ、紫芋、かぼちゃ)と夏みかんのシフォンケーキもつまむ
のでした。だって別腹なんだも〜ん!

そしてぽた家は食後の運動、ってことで竹馬(木で出来たので木馬かな)に挑戦
していました。きさ家はベンチで荷物の番(単に出来ないだけなのだ)をしなが
らお二人の見事な竹馬に見入っていました。


次は地ビール工房のブルワリー見学です。ガラス越しですが、グルリと1周して
見る事が出来ます。勿論最後にはミニグラスに1杯の出来立てビール付きです。
ビール酵母がそのままだから(大手のには入ってないんですって)濁ったビール
です。同じビールでもタンクの上か下かによってもかなり味が違うんだそうです。
またその時の気象条件にも左右されるものらしい。パンでも耳と中央では同じ
パンでも全然ちがうもんね。野菜だって気象条件によって全然違うし。それと
同じ理屈なんだ〜。

モクモクではウインナー、パン、生パスタ、その他季節変わりで色々なメニュー
の手作り体験教室も行なっていて、その様子も覗いたりしました。特にパンの窯
にはお二人も興味をそそられたご様子で、次回はパン教室も予定に入れてもいい
ね、って話で盛り上がります。


コレがパン焼き窯。天然酵母を使ったカンパーニュ(田舎パン)を作るのです。
2人よりも4人のほうが参加費も安いし、何より楽しそうなので冬には是非是非
また来たいなぁ。

 

園内には十数頭のペットぶたが放し飼い?されています。いろんな所でウロウロ
してます。目が殆んど見えない代わりに鼻がよく効き、ちょっと臆病なんだけど
クルンとした尻尾をフリフリして歩く姿は可愛いものです。
右のぶたさんは体が痒いらしく、木のベンチに体をこすりつけていたのですが、
ぽた郎さんが掻いてあげたら気持ち良さそうにじ〜っとしていました。(^^)




そして今度は人間が気持ち良くお昼寝タイム。園内の森には幾つかに分かれ
てハンモックが設置されているのです。ハンモックって実際に体験できる所は
そうそう無いと思うんですが。ビミョ〜に揺れて(決して静止しないの)なんとも
楽しいものなのです。熟睡してるお父さん達の姿が多数見られます。みんな疲れ
ているんですね。あまり時間も無くなってきたので、4人は熟睡は出来なかった
のが勿体無かったかな〜。

モクモクの最後は温泉で締めくくりです。山の斜面には男女各3つの露天風呂が
あって、石段を登って順番に入るのです。冬は寒いけれど、この時期ならば大丈
夫。美味しい物を食べて、さっぱり温泉。サイコ〜です。


はやりお風呂上りにはソフトクリームがイイですね。右のボトルはモクモク園内
で100円で売られているエコボトル。これで飲み物を買うと50円安くなるの
です。きさ家もぽた家も1本ずつお買い上げ。この日、食べ物以外でお金を使っ
たのはコレだけ。嗚呼エンゲル係数どんどん跳ね上がる〜!

早めにモクモクを後にして、一路名古屋へと向かいます。名古屋までは約1時間
半程の道程です。夕食を名古屋で食べて帰っていただこうという算段です。
名古屋名物という手もありますが、ここはやはり蕎麦好き好きぽた家のお二人に
以前から是非ご案内してみたい!と思っていたお店へ。

いつものきさ家はお蕎麦2品を食べるだけですが、今日は蕎麦通のぽた家に倣っ
て色々なものを食べました。

 
 

そばがき(ぷにぷにして甘いの、そのままでも美味しかった)、ホタルイカの沖漬け
(日本酒にピッタリの肴)、葉山葵漬け(程よい辛みで食欲が余計に増しちゃいます)
究極の冷奴(名前負けしない出来のお豆腐でした)をつまみながら「神亀」というお酒
を美味しそうに飲まれるお二人のお顔は、甚くご満悦の御様子。

そしてお蕎麦は、ぽた郎さんはざる2枚(写真撮らなかったなぁ)、ぽた子さんは
穴子天ざる(穴子ふわふわで美味しかった)、ダーは鴨ざる(きさ家の定番です)
きさは辛みおろし蕎麦(今まで食べた中でも特に辛かった!でも美味しかった!)
いろいろ交換しながら食べられるので、やっぱり楽しいものですね。

お腹が一杯になった所で、もうそろそろ大阪へとお帰りの時間です。ホントに楽
しい1日でした。名古屋駅で来月の再会を約束してお別れです。
自転車は無しだったけど、それでもいっぱい食べてしまったのでした。また絶対
御一緒して下さいね。次回はぽた家は自転車で登場かな?

モクモクに行ってみたい!そう思った方は、是非きさ家に声を掛けて下さいね。
都合が許す限り、いつでも喜んでご案内いたします。(^^)


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